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TAKKYU ISHINO (TOKYO) ああなんとか間に合った~とstaffの彼女に 電話して彼らの居るところに走って行く 2013.07.16UP

開催まで約2週間となりましたね。そろそろ本格的にタイムテーブルとにらめっこしながら、どう過ごすか考え出す時期かもしれません。このコラムでもアーティストの代表曲をご紹介してきましたが、なかなか全部を全部紹介しきれるわけではありません。そこでちょっとチェックしてほしいのが、WIREと「Music Unlimited」のコラボ企画です。以前、クラベリアでも、「Music Unlimited(ミュージックアンリミテッド)」の特集をしたことがあります。

■WIRE ×「Music Unlimited」
http://www.wireweb.jp/13/musicunlimited/

■clubberia / 「Music Unlimited」特集
http://www.clubberia.com/ja/features/feature-105-music_unlimited/

この「Music Unlimited」は、定額制聴き放題の音楽サービス。今年は、いろんなところで「Music Unlimited」という名前をよく目にした印象があります。とくに夏フェス時期には、いろいろなフェスとコラボして「夏フェスは予習がすべて」というキャッチコピーのもと、そのフェスのプレイリストを作成していました。(いいキャッチコピーだな~と思いつつポスターをまじまじ見てました)

現在、WIRE出演アーティストと有識者のプレイリストが公開されていて、自分の知らないおもしろい曲や、名前は知らないけど聴いたことのある曲が発見できます。それぞれが各テーマのもと選曲しているので、その角度もおもしろいですね。今の段階で公開されているのは、

●DJ Sunseaker
テーマ:「GIORGIO MORODER予習編!」
偉大なるディスコの父、GIORGIO MORODERをDJ Sunseakerによるベスト選曲。

●YAPAN a.k.a. Yosuke Hiroyama(RYUKYUDISKO)
テーマ:「聴いても踊ってもハマる。心地の良いリスニング重視なテクノ」
フロアだったら深い時間。家だったら深夜2時くらいに聴くとちょうど良いテクノ。自身のDJでよくプレイする曲ばかりだそうです。

●Tetsushi Hiroyama (RYUKYUDISKO)
テーマ:「青春のソニテク(SONY TECHNO)」。
彼が高校生の頃、近所にあった唯一のCDショップがTSUTAYAで、当時テクノのコーナーは小さく、そのほとんどを買い占めたそうです。その中からの懐メロ。

●BEROSHIMA
テーマ:「Beroshima Summer Charts」
新旧さまざまなトラックがセレクトされています。Todd TerjeのGlittertindは、夏の夕焼けに聴いたら最高ですね。

●渡辺 健吾(音楽ライター)
テーマ:「The Sound of Cocoon」。
COCOONが、これまで多数放ってきたフロアヒットの代表作がピックされています。

●TAKAAKI ITOH
テーマ:「バックトゥーオールドスクール」。
多くの歳月が経った今でも古さを感じさせない10曲をセレクト。

●星川慶子(ミュージックバイヤー)
テーマ:「WIREでのライヴパフォーマンスで感動した曲」
Orbitalや808 State、Hardfloor、D.A.Fなどの名曲がずらり。


あと、WIREではないのですが、「Music Unlimited」は、過去にSTERNEともコラボしていてこのページで卓球さんとdOP、Dusty Kidのプレイリストが公開されています。ご覧頂くと分かると思うのですが、けっこうマニアックな曲もあるんですよね。

■STERNE ×「Music Unlimited」
http://www.womb.co.jp/#!/voice/2013/01/16/sterne-music-unlimited.html


と、せっかくなので勝手に個人的プレイリストを作ってみました。テーマは、WIRE歴代出演アーティストの曲であまりのすごさに膝から崩れ落ちた10曲です。


Derrick May - Strings Of Life

Soul Centralのバージョンのほうが一般的だと思いますが、オリジナルの前衛性がすごい。




Ken Ishii - Iceblink

映画「ホワイトアウト」のテーマ曲。Inner Cityをフィーチャーした初の歌物。




Len Faki - Rainbow Delta

2週続けての紹介ですが、浮遊感のあるメロディーラインと疾走感のあるビートが気持ちいい曲。




Josh Wink - Higher State Of Consciousness Original

こちらも2週連続での紹介。音の増幅感がすごいです。ビックビート的なビートもかっこいい。




Carl Craig - At les

ホーン系の音像が素敵です。冷たいビートも知的ですね。




Kagami - Disco Filter

新宿にあったVirgin Recordsの試聴機で稲妻に打たれました。




Rex the Dog - Frequency

エレクトロブームの時にリリースされた曲ですが、エレクトロでもあるしテクノでもあるしバランス感がすごいです。




Joris Voorn - Incident

超疾走トラック。トライバルだけど土臭くなく洗礼されています。




Renato Cohen - Pontape

intec大好きでした。Renato Cohen vs Tim Deluxe - Just kick (Carl cox remix) という反則トラックもありました。




Plastikman - Spastik (Dubfire Rework)

ミニマルミュージックといったらこれ。テクノフリーク発狂の名曲。



とてもじゃないですが、10曲では足りませんでした。。。ふと、昔カセットテープに俺ベストを作るのが楽しかったのを思いました。

Text:yanma (clubberia)

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PROFILE

TAKKYU ISHINO (TOKYO)

TAKKYU ISHINO (TOKYO)

1983年7月16日生まれ。島根県出身。現29歳。服飾の専門学校を卒業後、アパレル会社に入社するが音楽の仕事に携わりたくなり退社。そしてclubberiaに就職。現在は編集長を務める。