コラム第5回目


梅雨明けしてジメジメさんも一段落と思ったら、ナンナンデスカこの日差し!?!
夏って、こんなに暑かったでしたっけ?!?ハンパねぇ...パねぇ...パねぇ...(ディレイです。)
完全防水のノートパソコンがあれば、海で浮き輪で浮かびながら作業できるのになぁ...
と、夢見るHATAですが、皆様いかがおすごしですか???

さてさて今回も引き続き「PICnome(ピクノーム)」のお話です。
前回は「PICnome(ピクノーム)」の紹介でしたが、今回はお客様も招いてで、ポップにハッチャけていこうと思います!!!
対談の様子や雰囲気を楽しんで頂こうと動画も使いながらいこうと思います。
若干、会話が聞き取りづらいかもだけど、ご了承下さい。
今回は『ミスターパ~ティ~HATA』の名に恥じないようにブっとばして行こうっと!!!

んでは、まず、お客様の紹介です。

お一人目は磯貝サイモンさん

この人の音楽力はスゲーんッス!!!
メインでやってる ことはボーカルで、ポップ&爽やかな歌が素敵なんですけど、Drからギター、鍵盤と一通り楽器ができちゃって、なんでも十代後半には、一人で楽器を全部やって、大人なAOR的なデモを創ちゃったりな噂話も聞いてますよぉ~!!!
前回も触れましたが、HATAは初めてPICnomeの実機を見たのが、磯貝サイモンさんのLiveです。
YOU TUBEに、その時の映像もあがってますが、その時の衝撃ったら、こりゃもおぉぉぉ!!!
弾き語りをしたり、楽曲提供や歌詞提供など大活躍中。
その他の楽曲もポップな中に実験的要素多彩で、HATAの中では、磯貝サイモンさんは現代の一人リアルBEATLESなんです!!!

そして、EKOUNE SOUNDからNumbさんとSaidrumさん

HATAも使ってるKORG「ZERO8
そのデモンストレーション演奏の映像もカッコイイ!!!
ちなみにこの日は、この映像を撮って編集していた、Kiyasuさんも遊びに来てくれました。
サンクス~!!!
ipad 持ってたなぁ~いいなぁ...

Numbさんは「ZERO8」の開発にも携わっていたので、あんな話やこんな話も聞けちゃいました。
「ZERO8」はスゲーいろいろな機能が詰め込みまくってるんですが、その苦労話や、実はあんな改造ができることとか聞けちゃったり。
おっと、いきなり「PICnome」から話が脱線してく危険信号?!?
話が脱線してちゃって、何の話してたのか、わかんなくなっちゃうことはよくあるんですが...
ここはシメてシメて!?!
そんなテクノな先輩パイセン達です!!!

そして、そして、PICnome開発者の山本 俊一さん

磯貝サイモンさんのLiveの時にお会いして、その後、PICnomeの事では、だいぶお世話になってまして、感謝感激アメあられな存在なんです。

そして、そして、そして、集まった場所は三軒茶屋にある『RIPPLE』というお店
ここは、Vestaxのお隣にあるHATAも非常にお世話になってる憩いの場
ステキな店内で料理もおいC~!!!
以前、AOHATA JAMというイベントもやらせてもらいました。
楽しかったなぁ~ またやりたいなぁ~!!!
みなさんも是非飲みに行ってみて!!!

皆さんにお店に集まってもらい秘密会議の為、オーディエンスはいませんが、ステージ上にそれぞれのPICnomeを並べてもらいました。



みんなのPICnomeが並ぶとさすがにスゴイなぁ~!!!



磯貝サイモンさんとHATAが使ってるのはタイプが一緒だけど、微妙に少しづつ所々違ってたり。
さすが一個一個手作り!!!
磯貝サイモンさんのは白くLEDが光って、HATAが使ってるのはブルーに光ってる。

NumbさんとSaidrumさんは、パッドが64個の倍あるPICnome128の新しいバージョンを使ってます。
単色ではなく色分けされたLEDが並んでるぞ、それはまるでギターのポジションマークのようだぞ。
確かにいっぱいパッドがあるから半分(センター)の場所とか、位置関係をつかみやすいんで便利そう。
何より光ってる配色がキレ~だなぁ。



山本さんはpicnome64の新しいバージョンをもってきてます。

今までのPICnomeよりコンパクトになってるぞ。
パッド部分の感触もバージョンアップ!!!
「楽器としてのパッド」として使い心地をより追求しているんですってぇ。
そして、このシリコンにこだわりが感じられますねぇ~!!!
「演奏家が触れる部分は国産にすべき」という信念から、国内ラバースイッチメーカーに製作を依頼し、情報共有しながら作り上げた高品質のパッドなんですってぇ。
洋服を創っている先輩も生地に関して同じようなこと言ってた。
安い外国製のを使っていると、日本国内で一から何かを創るってことができなくなっちゃうんじゃないかってことに危惧してたなぁ。





この新しいシリーズは、8月上旬から完成品と組み立てキットの販売がスタートです。
楽しみですねぇ~!!!

さてさて、対談もはじまりました。
いろんな雑談から、ラップトップミュージシャンもいろんなタイプが出てきて面白い時代になってるなぁと。
PICnome128の新しいバージョンの話へと続いていき。
そんな話から対談スタート!!!



NumbさんとSaidrumさんのお二人は、Native InsturmentsREAKTOR」を使ってます。
OCSというMIDIの進化したやつで二人のPCをLANでつないで2台をシンクさせてます。
1時間くらい一緒に走らせても同期が狂わないってぇ~!!!
確かにMIDIって30年近く前に開発された規格だし、精度はOCSの方が格段にいいんだろうなぁ。
MOTUDigital PerformerもOSCに対応したみたいだし。
ハードウェアのシンセとかもOSC使ってLANで結線できてだったらなぁ。
MIDIが広まってみんなわかってる規格だし(HATAはちょことしかわかってないけど...)あと、コストの問題なんじゃないって。
レコードやカセット、CDやMD、ダウンロードやMP3の移り変わりは早かった気がするんだけどなぁ。

そんなOSCの話を聞いてみました。



Numbさん達が「REAKTOR」とPICnome128をどのように使っているのか聞いてみました。
やっぱりみなさんは、PICnomeの原型の「monome」から入ってらっしゃる。
「monome」って、海外でもすぐ売り切れちゃったりで日本じゃなかなか手に入れずらかったり、手に入れて面白いけど、PADの感触に満足いかなかったりの中、山本さんの存在を知り、山本さんの創ったPICnomeのクオリティーの高さにビックリ!!!
そして一緒にブラッシュアップをしていったんだって。
一緒に刺激を交換しながらステップアップしてけるのは素敵なことですよね!!!

そんな話の流れをどうぞ。



この日も、みんなが使いながら「これがこうなったら便利かも?」って話に、山本さんが「あっできますよ!」って答えたあとに頭の中で具体的に、ああしてこうしてを考えるうちに『できるって言ったはいいけど結構めんどくさいかも...』って表情になりつつも「時間ください...」って答えて、できちゃう山本さんにリスペクトの眼差し!!!


磯貝サイモンさんは「mlr」を割と使ってるみたい。
前回紹介した「ループセットモード」のことなんかは、磯貝サイモンさんは自分で見つけて普通にそういうものだと思って使ってたんだって。
それを聞いた山本さんがプログラムの中身を見てみたらホントにそういうふうに動くようになっててビックリ!?!みたいな?!?

磯貝サイモンさんがソフトシンセを鳴らす「PressCafe」をいじってる時、いっぺんにいろんな場所のPADを押さえなくちゃならないからって手をツリそうになりながら押さえてる様子が面白かったり!!!

山本さんはAbleton Liveに「Max for Live」を入れて使ってました。
Ableton Liveのプラグイン的にPICnomeの「mlr」や「polygome」「boiingg」などなど使える様子。
しかもこれだと、各トラックに割り当ててるから、いっぺんにいくつものPICnomeソフトウェアをコントロールできるし、メチャクチャ便利じゃん!!!
PADを叩いた時のレスポンスもグ~!!!
磯貝サイモンさんは「CUBASE」使ってるから「VSTプラグインで、これできないかなぁ...」とつぶやきつつも、Ableton Liveの導入を検討してたり、してなかったり?!?

近年のPCのCPUパワーが上がってきたり、安定してきたりの恩恵もあるよなぁ。
どうしてもトラブルはつきものなんだけど。
昔、NumbさんとSaidrumさんでのLiveの時、急に止まった時にSaidrumさんがステージ上で「ゴメンナサイ!!!」って叫んだことがあるエピソードには一同爆笑。

そんな話をしつつ、音を出してたら、なんと自然にセッションになってるじゃありませんか!!!
しかもノンストップで30分以上!!!
同期もとらず、なんの打ち合わせもなく、この展開。
誰が予測していたでしょうか???
まぁみんなミュージシャンなんで、音で会話するのが一番楽しいってコトっすかな!!!

イヤ、マジで楽しかった!!!
その中の一コマですがお楽しみ下さい。



セッションが、終わった後はみんなで飲んだり食べたり。
その間、みんなの愛機PICnomeがLED全開で「おつかれさま」と
キレ~!!!オブジェ的?!?



感謝の気持ちに感謝です。

 CD HATA

夏も本番楽しんでいきましょう!!!
我らがDachamboも引き続き、ニューアルバム「イロハナ」をひっさげ、ツアーで各地をまわっています。
8月に入ったら、サマーソニックがあったり、野外や海やその他諸々、各地の皆さん遊んで下さい!!!
『Machine de Music』Q&A コーナー
“clubberia features”でおなじみのコラム『Machine de Music』ではじまる Q&A
そうそれは質問コーナー、執筆者のHATA氏が質問にお答えします!!!
sotec社「Logic Studio テクニカルマスター」を執筆など、DAWにも精通
また、フジロックや朝霧JAM、ライジングサン、サマーソニックなど日本のフェスを総なめにしているフェス番長Dachamboの「Machine and Motivation」を担当しているHATA氏
音楽機材に関しての質問はもちろん、年間100本近くフェスやLive等のパーティーを体験しているHATA氏だからこそ答えられるパー ティーに関してのこと、はたまた恋に関しての相談などなど何でも?!?質問に答えちゃいます!!!
下記メールアドレスまで、どしどしご質問下さい!!!

hata_machine@clubberia.com

archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
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tumblr
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beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



INFOMATION
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RIPPLE

CI2+

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