コラム第14回目


clubberiaをご覧の皆々様、少々(だいぶ???)遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!!!
2012年もスタート
皆様いかがおすごしでしょうか???

2011年は、世の中的にもあんなことや、こんなことなど激動であったかと思います。
そんな中、さっそく2011年をHATA的にか~るく振り返ってみますと

まずは『HERBESTA FESTIVAL '11』
2011年はDachambo結成10周年の年でした。
そのアニバーサリー的な感じでDachambo主催のフェスをやったんです。
しかも無料開催!!!
のべ1万人越えの大パ~リ~、いろいろありながらも奇跡の連続でした。
来てくれたお客さん、アーティスト、スタッフ、みんなスゲーって言ってくれました!!!
10年以上パーティーにふれてきて、こんなの初めてでした。
みんなのパワーが集まると奇跡は起こると確信したのです!!!

そして、このコラムでもおなじみ、HATA & SINSUKE FUJIEDA ユニット『Polar Chalors』の結成から、アルバム「a day」リリースも2011年でした。
DachamboのHATAとは、また違う一面を出せたかと思います。

そんなPolar Chalorsより、お年玉的プレゼント
「a day」リリースパーティーの映像をちょこっとYOU TUBEにアップしました。
DEEPでDOPEでカッコイイですよ~!!!



2011年は、Dachambo、Polar Chalors、DJ、合計100本以上のパーティーに出演させてもらいました。
いろいろな思い出がありますが、2011年フジロックには、DachamboでField of Hevenと、Polar ChalorsでDay Dreamingと、2日間出演させて頂きました。
今年も、もっともっといろいろなパーティーに出演したいですね~!!!

DJに関しては、Flora & FaunaSUPER LIGHTと、remix 2タイトルのリリースもありました。

おっとっと、あくまでココは音楽機材コラムということを忘れてしまいそうな勢いで、オレオレな話に走ってしまいそうなので、音楽機材的なこともHATA視点で2011年を振り返ってみましょう。

さまざまなDAWが乱立する中、やはりまだまだスタジオ標準の位置にあるPro Tools
2010年末に発表されたPro Tools 9から、2011年末にはPro Tools 10へとハイピッチでバージョンアップしましたね。
Pro Tools 9になり、今までは専用のオーディオインターフェースしか使えなかったものが、いろんなオーディオインターフェースで使えるようになった事は衝撃的でした。
これをきっかけに2011年にPro Toolsを使いはじめた人も多いのでは?!?

そのオーディオインターフェースですが、2011年は低価格の物が多く発売されたのかなぁという気がします。
それだけ手軽にパソコンで音楽制作ができるようになったのではないかと思います。
2011年からパソコンで音楽を創るようになった人はどれくらいいるのでしょうか?!?

iPhoneやiPodで使えるオーディオインターフェースも今年は目立ちました。
音楽アプリもいっぱい増えましたね。
iOSで使える音楽アプリのこんな2011年トップ10もあります。
iKaossilatorはHATA的ランキングNo.1でした!!!
(音楽アプリのことは、今度このコラムでとりあげてみようかなぁ~)

DJ業界では2011年、PCでDJをする人の人口がさらに増えた気がします。
かくいうワタクシもDJをする時にはCD HATAを名乗っていますが、PCを使っています。
(ねぜゆえCD???という疑問にはお会いした人に直接お話したり、しなかったり?!?)
PCDJに関しては、このコラムでもとりあげていますね。
あっ、でも、2012年に入って何回かDJをやらせて頂いていますが、レコード使ったり、CDでやったりしてるなぁ。
音質の面での話もいろいろありますが、あるパイセンが「レコードが一番、MIXの時に自分が予想してなかったけどオッ!コレキタ!って瞬間がある。CDもまだ若干あるけど、PCでやってるとそれがあんまり無くて自分で飽きるんだよね。」と、お話してくれたことがありました。
確かに!と、うなずくところもあり、でもまだまだ面白い使い方もあるんじゃないかなぁ?と、いろんな遊びをしてみたりもあり、USBメモリーだけ(しかも1個だけ!)持ってくれば出来ちゃう環境のハコも増えてくると、それもアリだよなぁと、ちょっと思ってみたりです。
まぁでも結局のところは道具なんで、要は出てきてる音がカッコイイか!!!ってことにつきると思います。

と、カッコよくまとめたところで?!?またオレオレ話に戻らせて頂きますと、2011年末年始はDachamboWoodford Folk Festivalに出演するべく、 オーストラリアに行ってきたんです!!!



なんでもこのフェスは、会場の敷地をフェス自体で購入していて、利益で毎年植樹をしているんだそうです。
そして300年後に土地を森にして返すという計画で進めているのだそうです。
ステキなイベントですね!!!

Dachamboで、オーストラリアに行くのは3回目
今回のフェスティバルもグレートでした!!!
12/26前夜祭から、1/2のボランティアスタッフ達との(ちゅーても1000人以上)アフターパーティー含め、8回のライブと2回のDJをやってきました。
オーストラリアは日本とは反対の季節の為、チョー真夏
日焼け&蚊にさされながらも、素敵な体験多数!!!

写真をアップしてますので良かったら見てみて下さい。
Woodford Folk Festival」の様子
フェス以降の拠点になった街「Mullumbimby
初サーフィンもやりました「Byron Bay
バイロンベイ近くでやってた「channon market
帰りにちょこっと「Gold Coast

海外に来ると毎回感じるのですが、音の通りが日本とは違うように思うんです。
電圧の差(日本は100Vでオーストラリアは240V、コンセントの形も違います)かな?!?
湿度の差(オーストラリアの夏は日本と違ってカラっとしてました)かな?!?
建物の差(石で作られた建物、コンクリートで作られた建物、木で作られた建物で、響きが全然違ってきます。特に日本には石で作られた建物って少ないんじゃないかな)かな?!?
あとは雰囲気!?!
アメリカに行った時にハイウェイをブッ飛ばしてみて「あ~アメリカンロックってこういうことなのかぁ~!!!」って思ったこともありました。
意外と、コノ雰囲気ってのが一番大きいのかぁ?!?

さて、今回のフェスティバルはオーストラリアでも大きなフェスでして、舞台監督やPAさんもトップクラスのプロフェッショナルな方々でした。
サウンドチェックの時に、横卓のPAオペレーターさん(ステージ上の音のバランスを調整する人)が、ノートパソコンを持ってやってきて「バランスはどうか?」と聞いてきました。
「ギターを上げてくれ」というと、「OK!」と行ってノートパソコンをカタカタ。
てっきり、ノートパソコンのテキストでメモでもしてるのかと思い、それくらい覚えられないのかなぁ???と思っていると、ギターの音が上がってくるではございませんか!!!
にっこりしながらノートパソコンを持ったPAさんが「これくらいでいいか?」と聞いてきたので、こちらもにっこり「OK」と答えました。
おそらく、ノートパソコンからWi-Fiかな?無線でPA卓をコントロールしていたんだと思います。
もしかしたらサウンドチェックの最中にフロアをうろうろしながら、ノートパソコンをカタカタやってた人も、フロアのどの場所でもいい音になるように微調整をしてたのかな。
これはまだHATAが日本のフェスでも見た事のない光景でしたので、ビックリしました。
でも最近あるみたいですねぇ~!!!
iPadでコントロールできるのもあるようです。
そんなパワフルなスタッフに囲まれ、ライブもご機嫌でブチカマしてきたのでした!!!

そんなこんなでオーストラリアで遊び倒してきたDachamboさんの様子はコチラもご覧になってみて下さい!!!

そして今回の旅には、さらに強力な助っ人が2人、いや、2個にお供してもらったのです。
その助さん、格さんを紹介します!!!
手のひらサイズのアナログ・シンセサイザー、monotron DUOとmonotron DELAYです!!!



年末にゲットし、DJでも使っていたのですが、なんといってもポケットにも入るコンパクトさ!!!
一緒にオーストラリアにもついてきてもらいました!!!



この写真でわかるようにみんな好奇心の眼差し、アレ?!?ちょっとまわりにいる人から不思議そうな目で見られてる?!?
そんなことは気にせずに、かる~く、どんなものかを紹介すると、この小さなまるでゲームウォッチ懐かしいなぁ、知ってる人は歳がバレますよぉ~)の中には、リボンコントローラー鍵盤と5つのツマミ
monotron DUOは、2つのオシレーターでシンセ的にメロディーを奏でることもできます!!!
monotron DELAYは、アナログエコーマシーンのようにビョンビョンなディレイサウンド!!!
2つとも電池駆動でスピーカーも搭載されているのでどこででも使えます。
アナログな音なんで、ヘッドフォン端子からつなげるとブットい音がしますよ~!!!

操作もシンプルなんで誰にでもすぐ遊べちゃいます。
お友達になった外国人さんに貸してみたら、こんなご機嫌に!!!



我らがDachamboさんのメンバーにも遊んでもらいました。







と、まぁこんな感じで、いつでもどこでも遊べちゃう!!!

YOU TUBEでも、monotron DUO/monotron DELAYの動画がいっぱいアップされていますが、コレなんか説明がわかりやすいと思いました。
英語ですが英会話のお勉強も含めて!?!



さてさて、そんなこんなで2012年もスタートしています。

今年はどんなことがあるんでしょうか???

ココ東京も雪が降り始め、2月に入りると本格的雪の季節ですね。
Dachamboは新潟県十日町で行われる豪雪jamと長野県白馬で行われるSnow Splash 2012 in Hakubaという雪の中で行われるイベントに出演します。
真夏から真冬へのこの寒暖差!!!



冬に気をつけなくてはならないことといったら機材の結露
寒い中、機材の運搬をし、暖房の効いた会場でウッカリすぐにケースから出してしまうと、気付いたらビッショリになってしまって...ということはありませんか?!?
対策としては、すぐにケースから出さず、少し時間を置いてから出すということぐらいしかないと思います。
ビショビショの状態で電源を入れるのは止めましょう!!!

その辺さえ気をつければ、雪の中もまたまたいろんな遊びにあふれています。

今年もいろいろ遊び倒していこうと思います。
このコラム共々よろしくお願いします!!!

新しい年に感謝です!!!

 CD HATA


『Machine de Music』Q&A コーナー
“clubberia features”でおなじみのコラム『Machine de Music』ではじまる Q&A
そうそれは質問コーナー、執筆者のHATA氏が質問にお答えします!!!
sotec社「Logic Studio テクニカルマスター」を執筆など、DAWにも精通
また、フジロックや朝霧JAM、ライジングサン、サマーソニックなど日本のフェスを総なめにしているフェス番長Dachamboの「Machine and Motivation」を担当しているHATA氏
音楽機材に関しての質問はもちろん、年間100本近くフェスやLive等のパーティーを体験しているHATA氏だからこそ答えられるパー ティーに関してのこと、はたまた恋に関しての相談などなど何でも?!?質問に答えちゃいます!!!
下記メールアドレスまで、どしどしご質問下さい!!!

hata_machine@clubberia.com

archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
http://twitter.com/DJHATA_Dachambo
tumblr
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beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



INFOMATION
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