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波 紋

《波紋 - hamon - 》

DJ/オーガナイザーのRyoichi Komagomeが主催する「破壊と慈悲の混沌」をテーマにした深遠系アンダーグラウンドパーティー《波紋-hamon-》。BREAKBEAT、 ELECTRONICA、HIPHOP、TECHNO、DUB、JAZZ、HOUSE、FUNK、EXPERIMENTALなどジャンルを横断しながら一貫した世界観とダンディズムで東京のクラブシーンの中でも異彩を放つ。

アクトには「Berghain」や「Toresor」などの海外名門クラブでもプレイし、今年4月のアルバム「I Am Goodbye」のリリースにより世界的な評価が一層高まっているテクノDJ/プロデューサーのGo Hiyamaと、類い稀なMIXセンスとスクラッチを織り交ぜたビートサウンドにより多くののHIPHOPファンから支持されているDJ FUNNELの2人が1月の波紋@静岡dazzbarでの好評を受け再び登場。またブレイクビーツレーベル「Insector labo」の代表として2000年代に唯一無二の鋼鉄サウンドで日本のBREAKBEAT/ELECTRONICAシーンに変革をもたらしたビートクリエイター・CHAOSが待望の現場復帰。さらに、膨大な音楽的引き出しと物語性のあるMIX展開を特徴に音楽ストリーミングサイトmixcloudでは5000人を超えるフォロワーを持つJyunya Hiraga、90年代中期よりDJ/オーガナイザーとして自身の「Forte」などのクラブイベントや野外パーティーなどを開催し近年では茶澤音楽館@orbitなどで活躍しているDai、硬質なビートをクラシックのバックボーンを持つ彼女ならではの詩情が覆う独特のTECHNO/HOUSEの表現で都内クラブシーンで評価が急上昇しているMISA、という波紋らしい実力者揃いのラインナップとなっている。

メインフロアではWomb、ageha、Sankeys TYOといったビッグクラブや自身がオーガナイズに関わるテクノパーティー「messing」などでプレイし、近年ではアートイベントや野外でのプロジェクションマッピングなど活動の幅を広げているAstronomicalとanemonerecordsの二組のVJ陣が、左右正面の壁三面を使い幻想的な映像によりオーディエンスから現実感を奪い去る。

Venueは六本木交差点から東京タワーに向かって徒歩7分の「CUBE Roppongi』。東京クラブシーンにおいては辺境の地である六本木の、渋谷とは異質の妖しくディープな街の雰囲気の中で良質な音と映像と酒を存分に楽しむ中秋の一夜としたい。