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Haunted Dancehall stage18 feat FUMIYA TANAKA

Fumiya Tanaka
今年の春から拠点をベルリンに移して活動を行っている田中フミヤ。これまですべての年の<WIRE>に出演を果たしているのは石野卓球を除くと彼だけであり、今回が13回目の登場となる。この事実だけでも、いかに彼が<WIRE>においてスペシャルな存在であるか理解できるであろう。自身によるTorema Recordsからデビュー以来、一貫してきたクールで硬派な彼の姿勢は、現在でも全く変わることなく進化し続けている。特にここ最近の活動には目を見張るものがあり、半野喜弘との共同レーベルop.discでのリリース、第一弾がリカルド・ヴィラロボスとのコラボレーションで話題を呼んだ新レーベルSundanceの設立、DJから絶大な支持を得るPerlonレーベルのコンピレーション・アルバム『Superlongevityfive』への参加、「Strings Of Life」のカバーでも知られるピアニストのフランチェスコ・トリスターノによるシングル「Idiosynkrasia EP」でのリミックスワーク、さらには日本が誇る世界的レーベルMule Electronicのアンビエント・コンピレーション・アルバム『Enjoy The Silence Vol. 2』で久しぶりにIndividual Orchestra名義での楽曲提供を行うなど、非常にアグレッシヴな活動が続いている。そしてなにより彼の才能の進化をまざまざと感じさせられたのは、Sundanceレーベルの最新作シングル「Für Elodie」のクオリティの高さだ。日本のテクノ・シーンを飛び出してベルリンに居を構えた彼が、これから先どのような活躍を見せてくれるのか非常に楽しみである。