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UBIK feat. Troy Pierce

●Troy Pierce (minus)
シカゴやデトロイトから車で約4時間ほどのインディアナ州マンシー出身。Derrick Carter, Jeff Mills, Richie Hawtin等を立役者としたハウス~テクノの聖地から発せられるムーヴメントに、とっぷりと浸かってパーティー三昧の日々を過ごす。1994年、写真の勉強の為にニューヨークへ移ってから状況は一変する。2台のターンテーブルとDJミキサーを入手した彼はレコード中毒を患う事になる。2001年のデトロイト・ミュージック・フェスティバル以来、Magdaとコラボレートする様になり、彼女を介してMark Houleと出会う。3人の間には直ぐにケミストリーが生まれ、Magdaはベルリン、Mark Houleはウィンザー、Troy Pierceはニューヨークに居ながらネット上でミュージック・ファイルを交換、Run Stop Restoreとして"Geometry"をMinusからリリースする。ベルリン移住後も前述のRun Stop Restore, Louderbach, Slacknoise等の名義を使い分けながら良質なトラックを次々とリリース、数多くのヒット・チューンを生み出し多くのDJやアーティストから圧倒的な支持を獲得する。2005年、Minusのコンピレーション・アルバム"Minimise to Maximise"のリリース、それに伴う大規模なツアーで世界各地でプレイ、DJとしての知名度を確固たるものとした。Richie HawtinやMagdaとは一味違うMinusのサウンドを、体現する立体的な音像を作り出して見せた。2006年、ヘヴィーなベースと軽快なパーカッションにダークなヴォイス・サンプリングが絡む"25 Bitches"がリリース、その年を代表するアンセムとなった。同年、Run Stop Restoreの面々でMinus傘下にレーベル、Items & Thingsを設立。ジャンルに拘らずプレイしてきた彼等のDJセンスを生かして、Minusとは違ったスタイルの作品をリリースしている。リミキサーとしてもEllen Allien, Tiga, Lawrence, Donnacha Costello, Depeche Mode, Heartthrob, Ambivalent等、多数のプロダクションを手掛けている。2009年、Louderbach名義のアルバム"Autumn"をリリースしている。Richie Hawtin率いるMinusクルーの中でも最も多忙なアーティストの一人である。