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ARIA11

毎回良質なアーティストを迎えながら、音に一切の妥協を許さないパーティとしてクラウドの絶大な支持を獲得してきた“ARIA”。今回フィーチュアされたメインゲストは、前回登場時に素晴らしいプレイを見せてくれたFUMIYA TANAKAだ。ミニマルをベースに濃密なグルーヴを生み出す独特のプレイスタイルでシーンに大きな存在感を発揮し続ける彼と、パーティ不動のレジデントDJ SODEYAMAの刺激的な競演が、久々にAIRのフロアで実現する。さらには、それに華を添えるかたちでO.N.O(THA BLUE HERB)がスリリングな「MACHINE LIVE」を披露。先鋭のクリエイティビティが充満する空間が、そこにある。


 


 


■FUMIYA TANAKA (op.disc / Sundance)


自らのセルフレーベルであるTOREMA RECORDS、半野喜弘と共同で主宰するop.disc、


そして東京・大阪で10年以上に渡りオーガナイズしているレギュラーパーティCHAOSを活動の


基盤とし、独創的な音楽表現の拡張を実践し続けるテクノDJ/アーティスト。とりわけミニマルな指向を持ったテクノを媒体としながら、サウンドそのものから導かれる自発的な空気と濃密なグ


ルーヴの厚みを生み出すそのプレイスタイルはキャリア15年以上を経た現在もなお傑出した存在感を示す。op.discでは半野喜弘(aka RADIQ / Cirque)とのユニットDARTRIIX


としても意欲的なリリースを展開中。2008年に秋に新レーベルSundanceを始動し7年ぶりとなる3rdアルバム[Unknown 3]をリリース、2009年には12”のリリースも本格的にスタート。


 


■O.N.O


道無き道を切り開くが如く突進する猛獣のようなドラム達を世に放ち、他の追随を全く寄せ付けない完全オリジナルなビート職人。THA BLUE HERB結成以来、作品の全てのビートを創造。並行して立ち上げたO.N.O名義のソロ・プロジェクトにおいてもこれまで3枚のアルバムを発表。Nike Sport Music などのコンセプト・アルバムや多数のコンピレーションへの参加、国内外アーティストのリミックスなどを手掛け独自の世界を表現し続けている。同時に自ら「MACHINE LIVE」と名付けたライヴ活動も活発化させ、産み出されるフリーフォームな楽曲達はリアルタイムで刻々と変化し続けていく。積み上げたマシンを体で縦横 無尽に操り、走らせ、あらゆる音楽と現場から彼の嗅覚によって選び取られたインスピレーションは、その感性とマシンを経て”O.N.O ビーツ”へと昇華される。ミニマリズム、ポリリズムの進化から生み出されたその強力なグルーヴは真夜中のダンスフロアーに絶叫と熱狂を巻き起こす