特別なバンド名を付けようといろいろと考えていましたが、とても大変でした。Micro Jackson(後に曲名として使いました)や、Triangle Pantie (意味不明) (※三角形のパンティ)など、たくさんおもしろい名前を考えたのですが、どれもいまいちで満足できずにいました。ある時、DjustとKrisの友達がルールが1つだけあるパーティーを開いて、そのルールは「参加者は誰にも面識がない友達を連れてくること」というものだったのですが、すごくクールなバーティーでした。実はそのパーティーの後で、ある2人がカップルにもなったんですよ。そんな事から、"Unfamiliar Friends Party"(面識のない友達のパーティー)という名前にしようとメンバーで決めました。
- メンバーの紹介、出会った経緯を教えてください。UFPを始める前はメンバーそれぞれ別のバンドに在籍していました。私(Lily)はドラム、Xiaozen(シャオゼン)がギター、Kris(クリス)はベースを演奏し ていました。その3人が"VARO"というエレクトロニックバンドで一緒に活動してました。しばらくして3人ともバンドから抜けたのですが、その後にまた一緒にエレクトロダンスバンドを新しく始めることになりました。Djustは、もともといくつもの台湾のバンドでギタリストをしていたので、お互いのことは昔から知っていました。彼はすごく良い感性を持っていると思うし、私の良い友人だったこともあって、一緒にやらないかと誘ってみたのです。そして今のUFPになりました。
- 本作でのレコーディングのエピソードや、裏話などがあればおしえてください。
私たちのサウンドエンジニアはポストロックバンドでドラムをやっている人ですが、私達の印象では彼はそこまでエレクトロニックミュージックが好みと言うわけではありませんでした。でも、今回のプロジェクトの最中に、彼がテープルの下で小刻みにフットダンスをしているのを見ました。それがとても可愛かったし、またそれを見たことで自分たちの曲への自信にも繋がりました。
- サウンドもそうですが、アートワークや、アーティスト写真もファッショナブルですね 。メンバーで相談されて決めているのですが
ははは、本当ですか？普段はスタイルについては、ほとんど話し合ったりしないのですが、どこかユニークで面白いことがしたいと思っています。
- 台湾の音楽シーンについて教えてください。日本と違いますか？
日本の音楽シーンは台湾よりも良いと思います。同時に、音楽は世界中を大きな家族にしてくれるとも思います。日本でアルバムをリリース出来ることがとても嬉しいです。 今とても興味があることは、日本の人たちが私たちの曲を気に入ってくれるかどうかと言うことです。
- UFPはライヴバフォーマンスが素晴らしいとお聞きしました。日本や、台湾でのライプやツアーなどはありますか？今まで台湾をはじめ、中国、イギリス、アメリカ、カナダなどでツアーをして来ました。 様々な国でツアーをするごとに、本当に違った気分になります。日本ではまだ演奏したことがないですが、演奏できるのをとても楽しみにしてます！
- UFPの今後の予定を教えて下さい。
日本のファンの方々に私たちと恋に落ちてもらうことです(笑)。いろいろとあって、メンバーそれぞれとても忙しいのですが、もっと時間を作って新しい曲を制作して行きたいと思っています。
- 最後にクラべリアの読者の方、日本のファンにメッセージをお願いします。
UFPの音楽は皆さんを楽しい気分にしてあげられるはずです！まずはどんな形でもいいので、私たちの音楽を聴いてみて下さい！そして、もし私たちのライプを観るチャンスがあったなら、私達と一緒に踊りに来て下さい。
- Release Information -
タイトル：
Silence Is Ghost
アーティスト：
Unfamiliar Friends Party
発売日：
8月7日
価格：
1980円
●トラックリスト
01．WELCOME TO U.F.P.
02．SWALLOW
03．DISCO CO CO
04．YOUNG TO DIE
05．SPEED DATING
06．BAMBOO RUN
07．ZONE 2
08．AIR GUITAR
09．DON'T ASK
10．TONIGHT
11．DISCO Co Co (RUDEJACK Remix)
12．DISCO Co Co (tangerine. Remix)
13．DISCO Co Co (JABBERLOOP Remix)
