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Monolakeがニューアルバムをリリース

9月に開催されたTAICOCLUB’09 KAWASAKIにも出演したMonolakeが、12月にニューアルバム「Silence」をリリースする。

今作はDTMソフト「Live」で知られるAbelton社の開発者である、Monolake唯一のオリジナルメンバーRobert Henkeが制作。広範囲のBPM展開で、ジャンルにカテゴリ分けするのはむずかしいが、根底にアンビエントの要素が含まれた作品となっている。

特筆すべき、約1年を費やしたというフィールドレコーディングは、空港内のアナウンス、ケーブル工場”Kabelwerk Oberspree”での金属音、ラジオアンテナドーム”Teufelsberg”内のさまざまな音、Botanical Garden Florence庭園の水滴音、ラスべガス、フランクフルト、東京のエアコン、タービンの作動音、Joshua Tree国立公園での岩の上を歩く音、グランドキャニオンから吹く風の音、友人からの留守番電話、古いマッキントッシュのタイピング音、そしてスイスのトンネルの中の音など、その種類は多岐に及ぶ。

そこには芸術家としての音楽家というイメージがふさわしいMonolakeらしい、前衛的なサウンドスケープが表現されている。

「Silence」トラックリスト
01. Watching Clouds
02. Infinite Snow
03. Null Pointed
04. Far Red
05. Avalanche
06. Void
07. Internal Clock
08. Shutdown
09. Reconnect
10. Observatory

■Monolake
http://www.monolake.de