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ROCKING STEADY SPECIAL "CARNIVAL FEVER"

■KENICHIRO “BAMBOO” TAKEDA
バンブーの愛称で親しまれる竹田氏は、ジャマイカ、トリニダート、マルチニーク、コロンビアなどの、カリブ中南米フレンチクレオール文化圏を起源とする、カリプソ、メント、ビギン、ソン、クンビア、カリンボーといったビンテージ音楽、更にそこから北アメリカ大陸に至る地域のR&B、ブガルー、サルサ等の幅広いジャンルのワールド音楽に精通した人物。DJとしても45回転はもちろん78回転まで網羅する驚くべきコレクションから繰り出される選曲は圧巻。著作にカリプソ・メントの専門書「Calypso of Trinidad & Mento of Jamaica」があり、「カリプソリズム」や「JET LAG “RHUMBOOGIE BLUES”」等の様々なコンピレーションアルバムの監修・選曲、SKA CUBANOの2ndアルバムの日本版へ全曲解説提供や、氏によりライナー邦訳されたブルーコクソン時代の最高のロックステディを14曲コンパイルしたエレガントで上品なコクソンの音源集「Sugar & Spice 14 Studio1 Rock Steady Sure Shots」をリリース。そして惜しくも解散した「SAN FERNANDO MENT PATROL」といったバンド活動も行ったりと、その膨大な知識と探究心、行動力はまさに音楽博士である。人を惹き付ける人間味溢れるキャラクターが常に周りをハッピーにさせる、音楽と自然と食とダンスをこよなく愛する氏が2年振りに名古屋カラクタ・ディスコへ登場です。

■Sal (Chant Down Babylon)
名古屋のクラブシーン創成期よりセレクター活動を続けるシーンの重要人物の一人。スカから70sレゲエといったヴィンテージ・レゲエを中心に、カリビアン、アフリカン、ブルース、ジャズ等の様々なジャンルと独自のセンスで融合するアーシーでトロピカルなプレイ・スタイルを持つ。その確かなキャリアに裏打ちされたセレクションは、鮮烈なメロディーと魅惑的なリズムで聴くものをとらえて放さない。ジャマイカン・ヴィンテージ・パーティー「CHANT DOWN BABYLON」は、今年で30周年を迎える名古屋の老舗クラブ・ブッダで奇数月第4土曜日に開催中。