ARTISTS
>

Money Mark

Beastie Boysの第4のメンバーとして知られたMoney Mark。95年にMo'Waxから傑作デビューアルバム"Mark's Keyboard Repair"をリリース。「孤高の天才キーボーディスト」の登場に、世界中が騒然、瞬く間にメディアや音楽ファンの注目を一身に集める存在となる。続いて発表された"Push the Button"(98年)では、Markのボーカルをフィーチュアしたメロディアスな楽曲の数々と、ファーストアルバムをはるかに凌ぐプロデュースワークの巧妙さで、キーボーディストとしての認知を大きく塗り替え、一躍「オルタナティヴ界最高のサウンドプロデューサー/メロディーメイカー」として確固としたポジションを確立することになる。騒然とする周囲を嘲笑うかのように、続いてリリースしたのが"Change Is Coming"(2001年)で、そのタイトルが示すとおり、これまでとは趣を異にする全編インストで構成されたアルバムであった。"Change Is Coming"のリリース後、自宅スタジオで次なるステップへ向けて黙々とレコーディングを続けてきたMarkは、その間、映画やテレビのサウンドトラックへの楽曲を数多く手がけることになる。もはや、Money Markは、本国アメリカではトップクラスのサウンドプロデューサーとして知られる存在にまでなっているのだ。Johnny Depp&Penelope Cruz主演の「Blow」のサントラをマークが手がけたのは、大きな話題になった。また、Beckのツアーや、The Jon Spencer Blues Explosionのアルバムに参加。現在はRage against the MachineのZackのソロプロジェクトには、キーボーディストとして全面参加。自身の作品以外にも、大きな話題となるコラボレーションが続々と登場している。

Official Website
http://www.moneymark.com/