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GOA GIL

Avatar Music

トランスミュージックにインドの精神世界をもたらした先駆GOA GIL。
1951年、アメリカ・サンフランシスコ生まれ。青春時代にLSDを経験し、宇宙の神秘に導かれインドでサドゥーとなり、ヒマラヤ山脈での本格的な修行を経験。
インドの僧侶より公式に”Shri Mahant”の名を与えられた世界で唯一のトランスグル。それまで野外パーティーの主流だったニュービート、ニューウェーな空間のパーティーを追求する過程で、ゴアトランスが誕生した。彼のパーティーは闇から光へと向かうイニシエーションであり、そのプロセスは古代シャーマンの儀式をモチーフにしている。GOA GILは自身のDJセットを「Redefining the Ancient Tribal Ritual for the 21 Century (21世紀の為の古代部族的儀式の再定義)」として位置づけており、ここ数年の野外パーティーでは24時間セットを基本にプレイしている。ゴアトランスのオリジナルスタイルであるDATテープを使ったロングセットは激しくも優しい。2015年夏にはサイケデリックシーンにおいて最大規模のO.Z.O.R.Aフェスティバルのプレパーティーで、24時間セットを敢行した。
この夜、64歳にして新たな地平へ挑み続けるGOA GILと共に、私たちはサイケデリックの本質にまた一歩近づくことになるだろう。

「ひたすらビートを追いかけるんだ。すると夜が明ける頃にはこの広がっているはずさ…」 Goa Gil