4月10日Moduleで開催されるKLASS-LANTERN LABEL『MONAZITE』RELEASE PARTY-のゲストとして来日を目前に控えたMOJUBA主宰Don Williamsにインタビューを決行した。

Interviewr:Naoki Shinohara Translator:Maya Odawara

─ まず現在あなたの活動に関して、ベルリンで自身のレーベルパーティ"Mojuba night"を開催しているようですね。他にレジデントで参加しているパーティなども教えて下さい。

"Mojuba night"ははじめは小さな工場跡地のようなところで開催していましたが、3回目からBerghain/PanoramaBarの主催となり場所をPanoramaBarに移しています。
レジデントはないですが、Berghain/PanoramaBarではMojubaNight以外でも比較的定期的に回しています。エッセン、またケルンでもPlatzhirsch、Tobias Beckerの主催、また関係するパーティーで定期的にDJを務めています。

─ ありがとうございます。ちなみに現在の音楽を取り巻く環境下で、普段から親交の深いアーティストなどを教えて下さい。

Sven WeisemannやNick Soleなど、レーベルのアーティストは古くからの友人です。
音楽を通して個人的な友好関係にあるのはPlatzhirschのレーベルオーナーでもあるTobias Beckerさん(BeckerさんがMojubaを気に入ってブッキングして下さったのがきっかけです)、随分古くからの友人でもあるRedshapeさん、Tresor時代から交流のあるShinedoeさん、またディストリビュートなどで毎回お世話になっているMarc Schneiderさんでしょうか。Berghain/PanoramaBarでレジデントを務めるProsumerさんやNormanNodgeさん以外にも、ベルリンはDJさんが多々住んでるので、自然と幅
広く交流が発展していく感じです。
それ以外は今後のリリースプランとも関係がある情報になってしまうので申し訳ありませんがあまり多くは公表できませんが、5月頃店頭に出されるであろう作品のアーティスト、Chez Damierさんは音楽だけでなく人間的にとても尊敬できる方で毎回お話しするのが楽しみです。とてもポジティブなパワーをもった暖かみに溢れた方です。

─ なるほど、ありがとうございます。次にどのレーベルも毎回味のあるアートワークで注目を集めていると思うのですが、それについてこだわりなどあったら教えてください。

a.r.t.lessとWanderingのアートワークは音楽と関連のあるテーマを取り扱い、イラストを描いてい頂いています。
Mojubaは視覚的な美しさを重視し、日本の伝統的なモチーフ(例えばstereocitiさんの場合は千鳥など)や、日常的に目にするものを単純化して使用しています。布切れは単にアイキャッチャー的な目的で、レコード店で目に留まって聴いてもらえるように付けたのがきっかけですが、今はスタンプ共々、レ−ベルのトレードマークになってしまいました。a.r.t.lessに合皮、Mojubaにヴィンテージの布を使用しているのは、テクノとハウスの音楽性の違いというものをかんがみてのことです。

─ それと、Mojubaアートワークのマスコットキャラクター「トテモ君」。気になっているファンも多いと思います。その実態について迫りたいのですが。

うーん、なんといったらいいんでしょう、キャラクター誕生の発端は僕の落書きだったんです。音楽が大好きで、音楽が伝える感情、喜びや悲しみや熱狂をそのまま素直に表してくれる、新聞の漫画にでてくるマスコットみたいに親しみやすくて簡単なキャラクターと考えていたらああなりました(笑)

─ なるほど(笑)そういえば、最近Mojubaから「stereociti」氏がリリースしていますが、そういった経緯を含めて、日本シーンへの印象や、日本人で気になるアーティストはいますか?

最近の日本のアーティストではstereocitiさんはもちろんですがRushHourや Dessousからりリースされているryo murakamiさんも気になります。Japanese Synchro Systemさんもとても音楽性が高く興味深いですね。ケンイシイさんのExtraのPVはドイツでも相当有名でしたし、昔は田中フミヤさん、トレマレコードのトラックも随分使わせて頂いたので日本のテクノは上質だと言った印象が強いです。ちなみにStereocitiさんは今回のDebugでEP新譜3位にランクインし、レヴューでもかなり良い評価を受けていますが御存知でしたでしょうか?

─ それは知らなかったです。ますます4/10(金)のmoduleでの競演が楽しみになりました! 次にあなたの音楽的なバックグラウンド、影響を受けたものを教えてください。

私も楽しみにしています!Transmat, Axis, Prescription, Peacefrogといったクラシックなテクノ&ハウスのレーベル、特にベルリンのBasic Channel, Maurizio, Chain Reactionのようなレーベルの影響は強いです。

─ ありがとうございます。次に、あなたの作曲環境を教えて下さい。

ハードウェアはRoland 909, 707, 727, RE-201, Ensoniq Esq1 & DP4+, MPC2000XL,Supernova2, Vermona DRM1 MK3。ソフトウェアはAbleton, FL Studio、あとは時折ソフトウェアシンセサイザー、 例えばOmnisphere。あとはヒミツです(笑)

─ なるほど(笑)ありがとうございます。これまで世界各国を回られていると思うのですが、特に印象的な国やクラブなどあったらお聞かせいただきたいです。

日本はクラブのサウンドシステムやオーディエンスを含め、やはり印象的な国の一つです。札幌のプレシャスホールでは一度でいいからプレイしてみたいですね。あと以前に公演を行った仙台はとにかく人がみんな暖かくて楽しいパーティーでした。

─ 今回はDJでの来日ですが、その際にあなたが重要だと感じることは?

いい音楽を通してできるコミュニケーション、人とのつながりはかけがえのないものです。今回は多くの人たちと知り合い、いい音楽を一緒に楽しみたいと思っています。

─ それは楽しみです。当日のDJ、期待しています! ちなみにMojubaはアナログユーザーライクなレーベルかと勝手に思っていますが、あなたのDJ環境について教えて下さい。

ドイツでは基本的にVinylを使用しています。基本的に毎回200枚近いVinylを持っての移動運になりますので、今回もそうなのですが、トラクターを実用性を考えたうえ海外でのDJで使用する為のものとして購入しました。Vinyl、トラクターは形式は似ていてもかなり性質の異なるハードなので比較は難しいですが、トラクターは今年から4台接続可能になったので、かなり幅がひろがりました。ちなみにトラクター使用時のデータは全てvinylから落とし込んだものを使用しています。

─ 最後に、日本でのギグを楽しみにしているファンへ一言お願いします。

いつもサポート、ありがとうございます。パーティでお会いできるのを楽しみにしています。May the Funk be with you!!

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Don Williams
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