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Relay -Day 2- Chapter 1 ~解体新書 1st Anniversary~

■Time Table■
18:00 Romy Mats
19:20 PortaL
20:35 Lynne
21:35 YPY
22:15 Sapphier Slows

2018年1月末で、Saloon店長就任から4年半の節目を迎える加茂誉満が手掛ける最後のパーティー『Relay』。総勢40人超のアーティスト/DJ/オーガナイザー/ダンサーが、Saloonと愛すべき“加茂さん/加茂くん”との積年の想いを、1月26日と27日の2日間、合計3部構成に渡って繋いでゆく。
1月26日(金)は、テクノ/ハウスを巧みに操りパーマネントな感覚を刺激するミニマルグルーヴを生成するKabuto、Ryosuke、Taro、『Artemis』クルー、『Telomere』主催のKeigo Kodaと、抜群に一筋縄ではいかない七曲りのハウスグルーヴを巻き起こすCMT、Yoshinori Hayashi、You Forgot、『CYK』クルーが登場。腕利きから新鋭までが揃い、世代幅においても一見すると調和的な二重層から、各々のオリジナルによって増幅していく数多の道筋が交差するオールナイトパーティーとなる。
1月27日(土)の18時からスタートするデイパーティーは、Saloonでの始動から1周年を迎える『解体新書』がオーガナイズする。バンドのgoatやbonanzas、さらに大編成のVirginal Variationsを率いる日野浩志郎によるYPYがライヴセットで登場。DJには、2017年に海外ツアーを精力的に行ったSapphire Slowsを始め、電子音楽の狂乱の核を抽出する『Soundgram』を主催するPortaL、ベースとテクノの境界線に風穴を開けるLynne、主催/レジデントのRomy Matsが名を連ね、Saloonのレフトフィールドな側面を露にしていく。
クライマックスとなる1月27日(土)のオールナイトパーティーには、階上のUNITと双璧をなす独自の世界観を構築するのに一役も二役も買ってきた所縁のDJとオーガナイザーチームによるユニットが揃い踏み。Compuma、Ena、Gonno、Iori、Killer-Bong、Koba、Shhhhh、Wata Igarashiなどこの一夜のため集結する豪華DJ陣に加え、この日特別に披露される『rural』や『Katharsis』のDJユニット、さらに加茂店長のSaloonをよく知る人には馴染み深いシークレットゲストを併せて約20組が出演する。一朝一夕の境目がその概念と共に融け合い、無意味になっていくほど果てしなく続くであろうひと時は、誰かがSaloonへと足を踏み入れる度に引き継がれていくだろう。
2日間のタイトル、「Relay(リレー)」とは則ち、繋げること。「自分たちの仕事をクリエイティヴな仕事というよりも、リレーのように考えています」と言ったのは或る日本を代表する映画監督/アニメーターだったが、所謂“クラブ”という現場にこのような想いで立っている人は少なくない。代官山・鎗ヶ崎交差点側の地下3階にて平日週末問わず開かれているSaloonという空間を司ってきた加茂誉満は、その先頭集団を行き続けてきた一人。“パーティー”といういくつもの限られた時間を通じて、彼が様々なアーティスト/DJやオーガナイザー、そしてお客さんたちと交互に何かしらのバトンを受け渡し続けてきたことは、何時かの二日酔いや、何時か大声で叫んだ快感と共に刻まれている。
最後の週末に加茂誉満を目掛けて集う人々や物事こそ、最大限に今日現在のSaloonの魅力を引き出すと言っても過言ではないかもしれない。
Hiromi Matusbara (aka Romy Mats)
https://www.pioneerdj.com/ja-jp/landing/ddj-wego4-and-wedj/