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DJ SODEYAMA

中学校の時かな。小学校の時も聞いてたけど音楽として聞いてなかったかな。中1の時が最初かな。邦楽だとTM NETWORKで洋楽だとMadonnaとかMichaelJacksonとかBlack Boxとか。当時から生バンドっていうよりは打ち込みサウンドに惹かれていたね。 1番最初に買ったのはTM NETWORK。Madonnaとかも買ってたんだけどアルバム名は覚えてないかな。 流行ってない、流行ってない。中1の夏休みに姉がロンドンのサマースクールに行くことになったんだけど、半ば無理やり自分も行かされることになったのがきっかけ。向こうでの生活は、平日の午前中は学校に行くのね。んで午後は行事が毎日決まっていて、月曜日は授業の後にプールとか、火曜日はロンドンの市街に行って自由行動とか。水曜日が学校の教会がディスコになってたんだよ。そこでMadonnaとかがかかっててチークタイムがあったり。そんなディスコが夕方から3時間くらいあったんだよ。そこで、聞いた音楽を日本に帰ってきて買いあさってたよ。 高1の時からクラブに遊びに行ってて、高2の時に知り合ったRoctraxからリリースしているM.S.KがきっかけでDexpistolsのMaarとかと遊ぶようになって。2人が1年早くDJ始めてて、それで自分もDJするようになったよ。 いや、教えてもらってないよ。自分で勝手に練習してた。 BAKUが当時、付き合っていた女の子が俺の友達だったの。その娘から電話かかってきて「彼氏がDJ始めたんだけど、一緒に遊んであげてよ」って言われたんだよ。それで、うちに遊びに来て。BAKUはスクラッチをひたすら練習している子だったんだよ。でも、ピッチを合わせたりミックスができなかったから、それを教えただけね。だからスクラッチとかは教えてないよ。 してたよ、してたよ。ちょこっとできたよ。今はできないけど当時はやってた。ヒップホップも買ってたし、R&Bとかも買ってたし。学パーとかでDJやらされてたりしたから。 きっかけはハウスだけどね。当時、学パーとかでDJやる時にハウスじゃうけないじゃん(笑)。 Snoop Dogg、LL Cool J、EPMD。R&BとかだとMary Jane Bligeとか、Around The Wayの"Really Into You"が当時のリアルタイム。 週4くらいかな。水、木、金、土とか。クラブ行ってから学校行ってっていう、けっこうどうしようもない生活してたね(笑)。そのうちGOLDに週3くらいで行ってたね。 Space Lab YellowがGOLDのちょっと後にできて。当時あと、原宿にグラスって小さいお店が今のBEAMSの上にあったんだけど、そこで初めてパーティーやったのを覚えてるかな。あと、今のShibuya NESTがNUBAってクラブだったんだけど、そこでもやったかな。あとGOLDもクローズ前に何回かやったし。DJ初めてすぐパーティーをしてたんだよ。 レーベルが日本に少なかったり、レーベルがあってもパーティーとリンクしてなかったり、パーティーやっていてもアウトプットするものが無かったりとかが多かったから。外タレ呼ぶにも理由がほしかったし、何のために呼んでるのか、それをどう活かすかって考えたときに、やっぱりレーベルがないと駄目なんだよね。もちろんオーガナイザーとして、日本に良い音楽を紹介するってのも大事なことなんだけど、僕はDJやアーティストとしてやっていきたいから、交流を持つ武器だったり意味が必要だったんだ。ただ人を集めるために外タレを呼んだりするのが嫌だったし、いつまでもコミュニティーを広げることとか友達増やすことに必死になってるのが1番嫌だった。僕は音楽をやりたいからね。 それこそ20年近くパーティーやって、いいDJできるようにがんばって、友達の輪も広げれるだけ広げても、生めなかったことが多すぎた。2004年くらいから、やっぱりリリースをして知らない人たちに音楽を届けないといけないんだって思い始めて制作することに真剣に向き合うようになって、それからアルバムもリリースしたりしたよ。でもなかなか思うようにはいかなくてね。。それは、自分の努力不足か才能不足もあるんだけど、まだ何かが足りないなって。あと何をやっていないかを考えた時に、レーベルやっていないなって思って。若い時にクラブもやったしね(笑)。ここ最近まで、音楽を作ることを「やらなきゃいけない」って思ってやってたんだ。そうじゃないと環境を変えることができなかったから。でも今は「やりたい、作りたい」って思ってやってるよ。 レーベル始めて最初のレコードを渡したんだよ。レーベルをやっているっていう概念を気に入ってくれたのかもね。 意外と無い。意外と読み通り。全然予想していた成果が無かったりとかは無いかな。逆にいうと、想像いていた以上のものも無いかな。