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Artificial Intelligence

2007年の初め頃からこのアルバムの制作に取りかかってきたんだけど、いろんなスタイルのDrum & BassやJungleを自分達らしいサウンドで表現することを目標として曲作りをしてきたよ。DJ KrustをはじめD Bridge, Marky, Lynxと、様々なプロデューサーと一緒に曲作りをしたし、今もDJ Dieとの制作途中の曲があるんだ。あとはRoy Davis JuniorやDRS, Ben Westbeech, Steoといったボーカリストを起用した楽曲も収録予定だ。もちろんA.I.らしいトラックもいくつか収められるけどね! Krustとはお互いの曲のファンでずっと一緒に曲作りしたいなと言ってたんだ。Krustは自分がどんな音を作りたいか、いろんなサウンドをどうやって誰も聞いた事のないようなテリトリーにまで昇華させるかということをちゃんと知ってる。だからアルバム製作中にKrustが参加したがってるっていうのを聞いたときは、一緒に制作をするのに最高の人物だと思ったよ!もちろん仲もいいしね。もともとはBryan Geeを通して連絡とり始めたのがきっかけだったんだよね。 Integral recodsはとても良い状況にあると思うよ。これからリリース予定の物もみんなをサプライズさせるようないいラインナップが揃ってるしね。僕らの周りには才能がある奴らが沢山いて、だったらレーベルを作って作品を世に送り出そう!って決めたんだ。僕らが求める基準に達してる楽曲であれば、誰が作ろうがどんなスタイルであろうが、リリースしていきたいと思ってるよ。
僕らはSoulful, Liquidといったカテゴリーに括られがちだけど、僕らの楽曲をよく知ってる人達はそれだけじゃないってわかってくれていると思う。このアルバムを通してフルストーリーを伝えていこう、って決めたんだ。ジャンルによってキレイにカテゴライズされるような、そういう音作りはしていきたくないんだ。
A.I.はA.I.として位置づけられる、そんな風になりたいと思っているよ。 僕らのDJプレイや楽曲でストーリーを語っていきたいし、聞いてくれている人達をそこではないどこかへ連れていくよう、旅にでも連れて行くような感じかな?(笑) それはいつも心がけているよ。これからも様々なジャンルの音楽を作っていきたいと思っているし、みんなも僕らの今後を楽しみにしていてほしいと思っている。