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GONG

日本をベースに活動するDJ/音楽家の魅力を伝えるべくDJ Nobuが昨年始動させたパーティー”GONG”。

昨年夏から半年ぶり、そして2018年最初の開催となる今回は、UNITのフロアに主催のDJ Nobuに加え昨年ベルリン拠点のレーベルHoroと契約し、Sam KDCとのプロジェクトOurea名義でファーストシングルをリリース、またカッティングエッジなエレクトロニックミュージック・フェスティバルとして近年注目を集めるBerlin Atonalにソロで出演を果たすなど目覚ましい飛躍を見せたMaiko Okimotoによるユニット、Lemnaによるライブセット。そしてベースサウンドとテクノをハイブリッドしたセットで国内の様々なパーティーでプレイしDJ Nobuもそのミックスセンスに大きな信頼を寄せるLynneを迎える。

階上のUNICEには東京を拠点にオランダのSD RecordsやカナダのSilent Season、自身のレーベル、Mystica Tribeからリリースを重ねるTaka Nodaによるダブ・テクノ・プロジェクト、Mystica Tribeのライブセット。今はなきManiac Loveからキャリアをスタートさせ2015年にGoing Goodからリリースしたデビュー作『終端イーピー』で一躍その名を知らしめ、昨年には初の欧州ツアーを行ったYoshinori Hayashi。第一回目のGONGにも出演、エレクトロニックミュージック・コレクティヴ"IN HA"のメンバーとして自身のパーティーを開催しながらDJとしてforestlimitからCONTACT、BOILER ROOMと東京の最深部からオーバーグラウンドまでプレイの場を拡げ、昨年は中国でのDJも成功させたMari Sakurai。さらにUKガラージ、ジャングル、ミニマルテクノといった要素が混然一体となったカテゴリー不可能なサウンドを武器に、Peverelist、KowtomとともにLivity Soundの中心的存在としてテン年代のエレクトロニックミュージックに新たな地平を切り開きUKテクノを牽引、2015年には自身のレーベルImpasseもスタート、昨年より拠点をイギリスから東京へと移したAsusuが出演。またUNICEのフロアには90年代中期からサウンドクルーのセレクターとしてキャリアをスタートし、ジャマイカ滞在を経て近年は単身でのセレクターとしての活動と並行し、サウンドシステムを稼働し都内を中心に活動中のNICHI SOUND SYSTEMをスタック。
今回も多彩な音楽性と世代が交差する特別な夜となりそうだ。