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MOTORPOOL

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DSKEがDinkyをゲストに迎え始動させる新パーティー

東京のゲイパーティーシーンで絶大な支持を集め、ベルリンのPanorama BarやHomopatikにも度々出演、海外での評価も目覚ましいDJ、DSKEが満を持して始動させるパーティーMOTORPOOL。初回のゲストに彼が選んだのは、ベルリンを拠点に活動するチリ人女性アーティストDinkyだ。サンティアゴで育ち、90年代後半をニューヨークで過ごしながら彼の地のアンダーグラウンド・ミュージック・シーンに触れ音楽制作を開始。また2003年にベルリンに移住してからはCocoon、Visionquest、Vakant、Crosstown Rebelsといったレーベルから多数の楽曲をリリースしながらPanorama Barのレジデントも務めている。南米、北米、ヨーロッパと移り住みながら様々な影響と経験を蓄積してきた彼女と、DSKEのサウンドの出会いをお聴き逃しなく!


Dinky a.k.a. Alejandra Iglesias

彼女はまさにチリのエレクトロニックミュージックの、セカンドジェネレーションのリーダーと言えるだろう。チリの首都サンティアゴにて音楽一家のもとに生まれ、幼い頃からピアノやバレエ、音楽やアートに触れて育つ。
90年代中期、MARTH GRAHAMのコンテンポラリーダンススクールに入るためにNYへ移り住んだ彼女は当時のNYのアンダーグラウンドエレクトロニックダンスミュージックシーンに出会い、瞬く間に音楽のキャリアがスタートする。
20歳代前半から既に音楽のプロデュースも始めると、SONIC GROOVE、TRAUM、CARPARKなどのレーベルからアンビエント、ミニマルハウス、テクノ、さらにニューディスコやエレクトリックポップなども取り込んだ楽曲のレコードリリースを続出する。
その後、彼女のイマジネーションはベルリンへの移住を決意させる。それはTRESOREやE-WERKなどのテクノの絶大なる時代を作ったクラブが全盛になる9年も前の2003年のことだった。2005年にはSVEN VATH/COCOONからリリースされた「ACID IN MY FRIDGE」が大ヒットを記録する。このヒットも後押しとなり、彼女はベルリン及びヨーロッパのクラブシーンにおいて重要なDJに上り詰め、DC10、FABRIC、AMNESIA、COCOON CLUBなどで常にプレイする存在となる。そしてホームタウンのベルリンでは2004年からPANORAMA BARでのレジデンツを続けている事も彼女の誇りである。
今までに5枚のアルバム、3枚のミックスCD、そして数えきれないほどのシングルカットをリリース。Visionquestからリリースされた最新のアルバム「Dimension D」では彼女自身のヴォーカル、ギター、ドラム、ピアノも扱うマルチな才能を見せている。
スタジオアルバムAnemikはResident Advisorが選ぶ2010年の年間アルバムトップ20に選ばれ、2012年にはチリのポップスターJorge Gonzalezではバックヴォーカルで参加している。ジャズ、ディスコ、ブルース等の大きな影響をうけた音楽は楽曲製作のみならずDJのスタイルにも常に取り入れ、そして今も進化し続けている。