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DOMINO

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再び活気づくヨーロピアン・ミニマルシーンのニューカマーが初来日

dj masda、DEN & Nehanがレジデントを務めるパーティ“DOMINO”に、現在再び活況を呈しているヨーロピアン・ミニマルシーンのニューカマーが登場する。これが初来日となるリスボン出身のCleymooreは、音楽とヴィジュアルを統合したアート・プラットフォームである独創的レーベルPluie/Noirのディレクションを手がけることで、大いに注目されているアーティストだ。同レーベルからは、田中フミヤや半野喜弘の作品などをリリース。東京の感度の高いオーディエンスは、彼の来日を待ちわびていたことだろう。果たしてこの夜、どんなプレイを見せつけてくれるのか?欧州テクノの最前線が、ここにある。


<Cleymoore>
本名Bruno Santos。ポルトガル・リスボン出身のDJ/プロデューサー。2011年にPheekが運営するArchipelよりエクスペリメンタルでアブストラクトなムードをたっぷりと吸い込んだミニアルバム「Poèmes Électroniques」をリリースしたのち、オーディオとヴィジュアルを統合したクリエイティブなアート・プラットフォームとして自身のセルフ・レーベルPluie/Noirを2012年にポルトにて立ち上げる。Pluie/NoirにおいてはCleymoore自身がレーベルのディレクションとアートワーク全般を担当し、ヴァイナル・オンリーのレーベルとして展開するPluie/Noir RecordingsではPetre Inspirescu、Vlad Caia、田中フミヤらの楽曲を非常に美しいアートワークと共にパッケージしてリリースしている。一方、サブ・レーベルのPluie/Noir Experimental Mediaからは「Thought On Sight And Sound」と題したカセットテープ・コンピレーションをシリーズで発表しており、こちらもS.A.M.やKashawar、Ztrl、半野喜弘などのアーティストが作品を提供した興味深い内容を展開している。ドイツやルーマニアはもちろん、オランダやフランス、UKなどヨーロッパ各地のミニマル・シーンで近年再びクリエイティブで活発な動きが見られる中、Pluie/NoirとCleymooreはひとつの重要なハブとなる役割を果たしているレーベル/アーティストだと言える。Cleymoore自身はPluie/Noir立ち上げ後しばらくはレーベル運営とDJに集中していたものの、2015年初頭には同じくポルトガルのシーンから生まれた新鋭レーベルXquisiteより自身による久々の新作となる12インチ「Seikou」を発表。シンプルながら端正なミニマリズムを映し出したオリジナルに加え、Thomas Melchiorが彼らしいヒプノティックなグルーヴを注ぎ込んだリミックスを収録したこの作品はヨーロッパ各地のDJに広く歓迎された。