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BERLIN AFTER 25

ベルリンの壁崩壊から今年で25年。ベルリンのクリエイティブカルチャーと都市の発展をテーマとしたカンファレンス、パーティーが開催される。そのアフターパーティーが同日3月1日(土)代官山"UNIT"で行われ、ラインナップには、べルリン芸術大学教授であり、作曲、サウンドデザイン、ソフトウエア開発、インスタレーション、映像音楽の分野で活躍するアーティストRobert Henke、エレクトロニックミュージックプロデューサーで今回が日本初公演となるBurnt Friedman、ベルリン出身のギタリスト/エコーギターのパイオニアのGuenter Schickertがクレジットされている。

●Robert Henke (Monolake)
作曲、サウンド・デザイン、ソフトウエア開発、インスタレーション、映像音楽の分野で活躍するアーティスト、ベルリン芸術大学教授。技術者としてのバックグラウンドを持つ彼は、常にアートとテクノロジーの融合を関心対象とし、ベルリンのテクノ・シーンに関わりながらMonolakeとして多くの音楽作品を発表。また、世界で最も愛されている音楽制作ソフトウエア、Ableton LIVEの開発者としても知られる。自身のAVインスタレーションを世界各地の美術館やフェスティバルで発表。教育者としても世界各地の大学などで教鞭をとる。今回、レーザーを使用した最新のパフォーマンス、「Lumiere」の日本初公演が実現する。

●Burnt Friedman
エレクトロニック・ミュージック・プロデューサー。ケルン・メディア芸術大学大学院在学時の1979年からソロ作品を発表し、1990年代からJakiLiebezeit(元CAN)、Mark Ernestus (Basic Channel)、Steve JansenとDavid Sylvian(元Japan)とのNine Horses、Atom?とのFlanger等のコラボレーションも開始。特にJaki Liebezeitとは長年共同制作を続けており、作品・パフォーマンス共に高い評価を受けている。2000年に自身のレーベルNonplaceを設立し、これまでに多数の作品をリリース。2009年からベルリン在住。ダブ、レゲエ、アフリカ音楽、中東・アジアの民族音楽などを取り入れた、ユニークなサウンド・プロダクションを探求している。用した最新のパフォーマンス、「Lumiere」の日本初公演が実現する。

●Guenter Schickert
ベルリン出身のギタリストで、60年代から地元のフリージャズ・シーンで活躍してきた、エコーギターのパイオニア。74年に初のソロ・アルバム『Samtvogelを発表。この作品は昨年Important Recordsから再発され、再評価が高まっている。73年からはGAMというトリオを結成し、同じ頃にKlaus Schulzeのアシスタントも務めながらライブで度々共演も果たした。80年代からは演劇のプロダクションにも携わる傍ら、バンドNoZen OrchestraとZiguri Ego Zooのメンバーとしても活動。レコーディング作品の数は少ないが、現在も精力的にソロ/コラボレーションのパーフォーマンスを行っている。

■AFTER 25オフィシャルページ
www.after25.de