EVENTS
>

WWW 1st Anniversary「PROGRESSIVE FOrM showcase 2011」

エレクトロニック・ミュージックを中心に良質な作品を送り続けつつ今年設立10周年を迎え、6月の恵比寿LIQUIDROOMでの10周年公演では1,000名を越す動員を記録したPROGRESSIVE FOrMが、渋谷の人気ライブハウス<WWW>の1周年とタッグ、レーベル・ショーケースの開催が決定!渋谷慶一郎とのユニットATAK Dance Hallでも話題の奇才サウンド・アーティストevalaは、Bajune Tobetaとのコラボレーション・アルバム「white sonorant」のスペシャル・ソロセットを披露。パリと東京を拠点にしつつ世界をフィールドにエレクトロニクス・ミュージックの最先端を疾走する音楽家・半野喜弘はRADIQ名義で初のWWW登場。ベルリンを拠点に活動するMimiCofこと平野みどりは、待ちに待った待望の来日で最新アルバム「RundSkipper」をプレイ。最近では、中村弘二/フルカワミキ/田渕ひさ子との新バンドLAMAや、ミト(クラムボン)との2 ANIMEny DJ'Sを始め、大きな注目を浴びている牛尾憲輔によるagraphはスペシャルゲストで参戦。2ndアルバム「The Nothings of The North」をはじめ近年非常に高い評価を得ているAmetsubはDJで参加。WWWの強力なシステムFUNKTION-ONE+立体映像環境を元に、希代のプレイヤー達によるまたとないワンナイトが実現!


【プロフィール】


evala http://evala.org
サウンド・アーティスト。port主宰、ATAK所属。先鋭的な電子音楽作品を発表し、国内外でのパフォーマンスを行う一方、様々なメディアや実空間へのサウンド・デザイン、先端テクノロジーを用いたインタラクティヴ・プログラムなど、音を主軸にその活動は多岐にわたる。昨年リリースした自身の最新アルバム『acoustic bend』(port/2010)は、フィールド・レコーディングをかつてない手法で位相変換した立体的で高密度なサウンドにより「10年代最初の音楽的進化を成し遂げた革新的アルバム」と評され、大きな話題を呼んだ。最近では、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)の無響室にて24.4chの立体音響インスタレーション『for maria anechoic room version』を渋谷慶一郎(ATAK)とともに発表。また、川口隆夫(Dumb Type)やGRINDER-MANの新作パフォーマンス公演において360度をめぐるマルチchで音楽を手がけるなど、旺盛な活動を展開。その卓越した聴力と技術精度、鮮烈な音楽性は、世界的にも比類なきレベルに到達していると、現在最も注目を集める電子音楽家のひとりである。2011年8月12日、bajune tobeta + evalaにてアルバム「white sonorant」をPROGRESSIVE FOrMよりリリースする。


RADIQ aka Yoshihiro HANNO http://www.yoshihirohanno.com
世界をフィールドに、エレクトロニクスミュージックの最先端を疾走する音楽家、半野喜弘によるプロジェクト。2004年、PROGRESSIVE FOrMよりの1st アルバム「GRAFFITI & RUDE BOY 67'」はヨーロッパを中心に大きな反響をもって迎えられた。Dub/Hip Hop/Jazz/Minimal等の要素が交差する斬新なアイデアに溢れたサウンドは、多くのアーティストからも絶賛された。また、南仏エクサンプロバンスで行われたWarp records主宰のフェスティヴァルに唯一の日本人として参加する等、精力的なライブ活動を展開。2005年10月「Tomorrow's Quest」が仏のLogistic recordsよりリリースされる。前作から引き続き、アフリカ出身のフレンチ・ラッパー, 女性シンガー、ドイツの伝説的ミニマル・レーベルBasic Channelからのリリースで知られる、ドニミカ出身の鬼才ダブ/レゲエ・シンガーが参加。2007年11月、田中フミヤとのユニットDARTRIIX名義でアルバムをリリース。2009年6月、壮大なブラックミュージックヒストリーに自らの解釈で挑んだRADIQとしては4年ぶりとなるアルバム「People」を自身が主宰するCirqueよりリリース。2010年には”Mo’ Roots. ep” (Philpot)、”A Man on The Corner. Ep” (op.disc)、先頃、"Escape from The Bullet. Ep" がop.discよりリリース。


MimiCof http://midorihirano.com
京都府出身、1979年生まれ。現在ドイツ/ベルリン在住の音楽家。大学をクラシックピアノ専攻で卒業した後に、ピアノを始めとするアコースティック楽器に加え、電子音やフィールドレコーディング、サンプリング、ボーカルなどを自在に操りながら多彩な音楽を作り出し、これまでにmidori hiranoとしてはMIDIクリエイティブ/nobleから2枚のアルバムを発表。その他、国内外のレーベルコンピレーションや、アーティストとのコラボレーションにも数多く参加。2008年にリリースされたセカンドアルバム「klo:yuri」は世界的に知られる老舗のニュース雑誌「TIME誌」で取り上げられ、またイギリスの国営放送BBCのラジオ番組でも収録曲およびロンドンで行ったライブについて紹介されるなど、海外のメディアにおいても大きく認知される事となる。また自身の作品制作以外にも、国内外の映画のサウンドトラックを担当するなど映画音楽の分野にも活動の場を広げ、2008年2月にはベルリン国際映画祭主催の若手映画製作者向けプログラム「Berlinale Talent Campus」に作曲家部門では当年唯一の日本人として招聘される。2008年以降はベルリンを拠点にヨーロッパ各地でライブパフォーマンスを数多く行っており、2011年2月にはベルリンの大型フェスティバルClub Transmedialeに、Bernd Friedmann & Jaki Liebezeitのライブ映像を担当しているJeffers Eganと共にオーディオ/ビジュアルセットでの出演を果たし、signal, Deadbeat&Lillevän(ex-Rechenzentrum), Monolake, Tikiman with Scionらとステージを共にする。現在は生楽器を主体にした楽曲を制作するmidori hiranoとしての活動と平行し、コンピュータによるプロセッシング等を多用するなどエレクトロニックミュージック的なアプローチを中心とした新しいソロプロジェクトMimiCofとしてその表現の幅を広げており、2011年6月にはMimiCofとしては初のフルアルバム「RundSkipper」をPROGRESSIVE FOrMよりリリースする。


Ametsub http://www.drizzlecat.org
東京を拠点に活動する音楽家。現在までに2枚のフルアルバムをPROGRESSIVE FOrMより発表。2009年にリリースし、昨今のシーンでは未だに異例のセールスを記録中、大きな話題を呼んでいる最新作"The Nothings of The North"は、坂本龍一の「2009年のベストディスク」に選出され、ドイツの老舗レーベルMille Plateauxから見事にライセンス・リリースが決定した。ClammbonやTujiko Noriko等のリミックスを手掛け、Vladislav DelayやFennesz、AOKI takamasa、竹村延和、Jel(Anticon.)等との共演を重ね、Ovalやraster-noton来日時のDJも務める。d.v.dやworld's end girlfriendなどで活躍するドラマーJimanicaとのコラボレーションも始まり、Jimanica×Ametsub としてのミニアルバムが2007年にリリース。初ライブではPARA、clammbon、toeと共演。また、sonarsound Tokyo、Sense Of Wonder、渚音楽祭、Summer Sonic 09などの大型フェスティバルにも出演を果たし、2009年夏にはアイスランドでのライブも敢行。新たに始まった音楽フェスティバル、De La Fantasiaでは、高橋幸宏や小山田圭吾(Cornelius)、Ryoji Ikeda、Carsten Nicolaiらと共演。そのライブは大きな反響を呼び、大型カウントダウンイベントへ、Mixmaster Morris やDJ Krushらと共に出演という成果を収める。2011年春にはスペインのLEV Festivalに出演が決定し、Apparat、Harmonic313、Photek、Johann Johannson、Jon Hopkinsらと共演。 暗く美しい唯一無二の世界観と、壮大な情景を描写する様な音楽性はアンダーグラウンドなファンから絶大な支持を仰ぎ、エレクトロニック・ミュージックの根底から決してブレる事のない姿勢は、大きな注目を集めている。


agraph http://www.agraph.jp
1983年生まれ 東京都出身2003年からテクニカルエンジニア、プロダクションアシスタントとして電気グルーヴ、石野卓球をはじめ、様々なアーティストの制作、ライブをサポート。ソロアーティストとして、2007年に石野卓球のレーベル“PLATIK”よりリリースしたコンピレーションアルバム『GATHERING TRAXX VOL.1』にkensuke ushio名義で参加。2008 年12月3日、ソロユニット“agraph”としてデビューアルバム『a day,phases』をリリース。日が暮れまた明けてゆく様をアルバム一枚を模した、静謐でインテリジェントなエレクトリックミュージックは、石野卓球 をして「デビュー作にしてマスターピース」と言わしめたほど、クオリティの高いチルアウトミュージックとして各方面に評価を得る。2010年11月3日、前作で高く評価された静謐な響きそのままに、より深く緻密に進化したセカンドアルバム『equal』をリリース。2011年は、agraphの活動と並行して、ナカコー(iLL/ex.supercar)、フルカワミキ(ex.supercar)、田渕ひさ子 (bloodthirsty butchers/toddle)との新バンド、LAMAのメンバーとしての活動もスタート。8/3には1stシングル「Spell」リリースする。