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CrossGate - 3YEAR ANNIVERSARY & FINAL PARTY

Loud Oneを中心にeleven、WOMB、UNIT、WAREHOUSE702などの主要クラブで、Len Faki、Argenis Britoなど気鋭の海外DJを勢力的に招き移動型パーティーとしてオルタナティヴなサウンドを届けてきたCrossGate。3周年を迎えると同時にその歴史に終止符を打つ。最終夜を飾るゲストDJは90年代後期より活躍を続け、近年はRekids、Cadenzaなどからリリースを重ね第二黄金期を迎えているサウンド・プロデューサーAlexkid。そして国内からもレジデントDJに加え、過去、共にパーティーを創り上げたDJやライヴペインターが集結し大団円を迎える。CrossGateの軌跡を辿る記念すべき最後の一夜となるだろう。




[Alexkid (F-Communications/Cadenza/Rekids/from Berlin)]

ベルリンの名門クラブWatergateのレジデントを長年に渡り、務め続けているDJとして、またマルチな才能をもったサウンド・プロデューサーとしてシーンの最前線で活躍を続けるAlexkid。90年代初頭にパリのレイヴ・カルチャーに刺激を受け制作活動をスタート。Laurent Garnierに渡した1本のデモ・テープをきっかけに1997年、F-Communicationsからリリースしたシングル「The Playground」でデビューを果たす。当時から圧倒的な存在感でシーンに君臨していたLaurent Garnierの後押しもありオーディエンスから好意的に受け入れられたAlexkidは、2003年までに数枚のEPと2枚のアルバム『Bienvenida』と『Mint』を同レーベルより発表。当時は革新的だった生演奏とエレクトロニック・サウンドの融合によって自身の評価を確立する事になる。特に『Mint』に収録されていた楽曲「Don't Hide It」はJosh Winkのリミックスを収録したシングルがリリースされAndrew Weatherallが手掛けたFabricのミックスCDに収録されるなど、世界的なヒット作となる。その後しばらくの充電期間を経てデビューより10年目となる2007年に3枚目のアルバム『Caracol』をリリース。生演奏を排除し打ち込みを中心に制作された作品群はAlexkidのイメージを覆す完全フロア志向でシーンに衝撃をもって受け入れられる事になる。そのサウンド・メイキングに魅了されるアーティストも多くGeorge MichaelからDamian Lazarusまでメジャー、インディー問わず幅広い作品のリミックスを手掛けている。またDJとしての才にも突出したものがあり、この頃よりベルリンの名門クラブWatergateのレジデントを務め、今なお耳の肥えたオーディエンスを躍らせ続けている。近年ではGet Physicalの看板アーティストM.A.N.D.Yとのコラボレーション作品や、LucianoのCadenza、RadioslaveのRekidsなどの最重要レーベルから次々と良質な楽曲をリリースしクラブ・ヒットを量産している。第二黄金期ともいえる活躍の最中、遂に待望の初来日を果たす。