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CRYSTAL SHIP returns special

●ムードマン/MOODMAN
(GODFATHER, HOUSE OF LIQUID, SLOWMOTION)
DJ。日本生まれ。ムード音楽をこよなく愛する男。'80年代末にDJ活動を始め<なんと初期にはラウンジ・リバイバル以前のムード・ヴァイナルを本当にPLAYしていた>、'93年にレーベル[DUB RESTAURANT COMMUNICATION] を立ち上げる。その後、[M.O.O.D.] [donut] など、複数のレーベルを設立し、様々なアヴァンギャルド・ミュージックを発表。国内外で高い評価を受ける。また同時期には、AVEX TRAXからのエクスペリメンタルMIAMI BASSコンピ『Interigent Bass』、自らも楽曲を収録した『KILLED BY BASS』等の歴史的BASSコンピレーションを監修する。ロスアプソンとの共同リリース『LAS ROTURAS』ではレディメイドなラテンブレイクスを再構築し、世紀末のミュージックコンクレートを展開した。'90年代後半は、DJに専念。その横断的かつ分断的な音楽感で[低音不敗] [SLOWMOTION] 他、フリースタイルなシーンの黎明期に、DEEPな深夜のダンスミュージック実験室を企てる。そして99年には、宇川直宏、高橋透とのリビング・レジェンド・パーティー[GODFATHER] を始動し、その後現在に至るまで、東京の地下ダンスシンジケートを牽引し続けている。またレジデントをつとめる恵比寿"リキッドルーム"[HOUSE OF LIQUID] では、国内外の先鋭的なDJとの競演による無数のコラボレーションワークスで東京の夜を活性化させ、パーティーシーンの裾野を広げた。'02年末にはミックスCD『WEEKENDER』を発表、MIX-CDとしては異例のヒットを記録し、現在のMIX CDブームを先駆けた。その後、『TURBOSONIC Vol.1』『NOSTALGIA OF MAD』他、様々なコンピに楽曲を提供。『SHEENA & THE ROKKETS REMIX ALBUM / ELECTROKKETS』『フルカワミキ / Coffie & Singing girl』他、リミックスワークも多数。また『STRICTLY ROCKERS Chapter12 "MINIMAL MIX"』では、80'sダンスホールのミニマリズムを考察し、話題をよんだ。宇川直宏監督による『田名網敬一×相原信洋 / ANIMACTIONS!!』では40分にわたるサウンドトラックを製作し、トラックメイカーとしての実力をみせつけた。なんと2004年はDJを108本もこなし、その先鋭なるスキルに加え、常人離れしたフロア基礎体力を発揮。そのことから「日本で最も忙しいDJ」との異名をとる。2006年末からは、渋谷"Mixrooffice"での新たなレギュラー"SOLO"パーティー『MOODMANOW!!』を始動し、ダンスミュージックの新たなる実験を提案、未明のイーブンキック・プラネットを開拓した!!!!!! なお、現在連載中のMUSIC MAGAZINE『今夜もシングル』は、今年で連載10周年をむかえ、音楽ライターとしても、そのハードコア・ヴァイナル・フリークな手腕を発揮している。またシカゴハウス界のゴッドファーザーであるチップE監督のハウスミュージック誕生にせまるドキュメンタリー映画「THE UNUSUAL SUSPECTS」では、字幕監修を担当した。2007年はTOWA TEI監修の"MOTIVATION"シリーズからMix CD「MOTIVATION 6 Adult Oriented Click Nonstop-Mix by MOODMAN」をリリースし、クリック/ミニマルテクノをムードミュージックの解釈で編集。21世紀のエレベーターミュージックを提案、話題をさらった。