EVENTS
>

STRUKTUR feat. PHEEK

Ryan Crosson、Tom Ellisなどをリリースしているカナディアン・レーベルARCHIPELからレーベル・ボス "PHEEK"がJAPAN TOURを行う。近年世界中で隆盛を極めるミニマルシーンでも頭ひとつ飛びぬけたクリエイターの一人である。また2つのレーベルArchipelとKalimariのオーナーでもあり、そのセンスは世界的に認知度が高い。彼のトラックはテクノを鋭く進化させたかたちでありながら、品格を失わず、それでいてダンスミュージックであることを忘れない、まさにオリジナルな産物である。そのライブセットを目撃することは、正にハウスミュージックにおける最先端の現場に居合わせることであるといえよう。現在PHEEKはライブツアーに多忙な日々を過ごし、そのライブはヨーロッパテクノシーンにおける耳の肥えたクラウドからも高い評価を得ている。TelegraphやM_nus、Contexterrior、Adjunct等、数々の人気レーベルより多数のリリースを行っていることも彼の実力の高さを示しいる。



[ Pheek (Archipel,Kalimali,m_nus,Telegraph) ]

PheekことJean - patrice remillard (以下JP)は、80年代後半acid houseに興味をいだき90年代初期にケベック州シェブルックにて自身のラジオ番組でDJのキャリアを開始する。1997年、モントリオールでコンピュータサイエンスを勉強していた時、JPは Mateo Murphyに会いそして音楽の好みが共通していることを見い出す。ライブパフォーマンス終了後、Gez Varley、Mateoと共に彼らのライブコンセプトを広めるプロジェクトを始める決意を固め楽曲の作成・発信・ミキシングを行う基盤を共に造り上げる。 この頃、Richie Hawtin/PlastikmanのLiveを体験し、JPの音楽に対する今後の展望が変わり、以降名義をPheekに変える。Pheekにとって次に重要なターニングポイントはEloi Brunelleとの出会いによって、ネットレーベルEpsilonlabと繋がりを持ったことである。PheekのEpsilonlabからの初めてのリリース2002年"Paysages Matriciels"。それはPheekにとって決定的な成功となり、ケベックの栄誉ある音楽賞ADISQ music awardsにノミネートされる程であった。 更にM_nusがPheekのデモに気付きRichie HawtinがMagdaと共に彼の曲をDJで使い始めた。 それにより、M_nusの"Minimise to Maximize"、パリTelegraphの"Too Cool For School Pt.1"といったコンピレーションにトラックが収録されPheekは一躍世界的に知名度を上げる。 Pheek自身が運営するレーベルArchipelにおいては、Ryan Crosson、Tom Ellisといった優れたアーティスト達を紹介すると同時に自身の12インチリリースも積極的に展開。2006年にはアルバム"En Legere Suspension"をリリース、2007年に来日し日本のパーティーフリーク達を唸らせるLiveを披露したことは記憶に新しい。



[ DJ SODEYAMA (NO:MORE REC) ]

多角的視点からのテクノ/ハウスミュージックを軸とし、彼ならではのテクニックとスタイルで独自の世界を創りあげるDJ/トラックメーカー。そのプレイスタイルは国内外のDJ/アーティス ト達にも高く評価されている。奇数月レギュラーパーティー 『IN:FLAME』を中心に多くのパーティーへゲスト出演をしている 他、韓国、台北、オーストリア、ドイツ、ギリシャ等でもツアーを敢行するなどワールドワイドに活動している。制作面では様々なコンピレー ションアルバムの参加やCM/PV等への楽曲提供をはじめ、メジャーからアンダーグラウンドまで幅広い作品のリミックスを手掛けるなどリミキサーとしても活躍している。2006年4月には新 レーベルu-ropaより渾身の1stアルバム"Metal Heart"をリリース。アブストラクト/ダウンビートからテクノ/ハウス等のダンスミュージックを完全網羅した内容で各方面から注目を集めた。その後、MARCO CAROLAのリリースで知られているZENITと契約し、サブレーベルANTE ZENIT から"ANTE 39"、"ANTE 40"、ZENITから"M.H E.P"を立て続けにリリースし世界中のDJ達にプレイされている。2007年4月にu-ropaから発売された"Metal Heart"のシングルカット"MH ep"に収録の"INNERSTAR"は自身の世界観を決定付ける作品となった。そして2007年7月にはKASUGA RECORDINGSよりセカンドアルバム"DUAL"をリリース。更に深化したサウンドデザインとクオリティーで一線を画する存在を示した。 現在は自身のレーベル NO:MORE REC(BEATPORTのみ)の運営、サードアルバムの製作や別名義LO:BLOCでの様々なアーティスト達のリミックスやアレンジを手掛けている。