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Flying Lotus

Warp Records / Brainfeeder

L.A在住のビートメイカー/プロデューサー。本名、スティーヴン・エリソン。ジャズ界の巨人ジョン・コルトレーンを叔父に、アリス・コルトレーンを叔母に持つ。
カルロス・ニーニョがコンパイルしたオムニバス『The Sound Of L.A.』(2006年)に収録され、一躍注目の存在となる。2006年に米<プラグ・リサーチ>より、自身の生誕年をタイトルに掲げたデビューアルバム『1983』をリリース。スペイシーなシンセとファットなロービートが織り成すフュ-チャリスティックなコズミック・ソウルは、サーラーや J.ディラと並び評され多く高い評価を得る。プロデューサー/アーティストとしてネクストレベルへと向かうフライング・ロータスは2007年、< ワープ>と電撃契約。2008年には、2作目となる『Los Angeles』をリリースし、その評価をさらに高めていく。同年ザ・シネマティック・オーケストラとの共演で初来日を果たし、朝霧JAM'08にも出演。規格外のスケールで終始オーディエンスを煽っていく、躍動感溢れるパフォーマンスは前評判を遥かに上回る破壊力を備えていた。
2010年に満を持してリリースした3作目『Cosmogramma』は、トム・ヨークをゲストに迎えるなどリリース前から話題を呼び、音楽史を塗り替える記念碑的作品として各方面から絶賛を受け、新世代の寵児としての評価を確実なものとした。世界のビート・ミュージック・シーンの中心人物として、そして最も旬なアーティストとして、全てのジャンルの熱心な音楽ファンから常にその動向が注目を集めている。