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Timmy Regisford

SHELTER

The Shelterは、The Loft、The Gallery、Paradise GarageやZanzibarといった伝説的クラブと同様、DJとクラウドがある種の特殊な絆で結ばれた独特の雰囲気、ヴァイブが存在する希有なクラブである。1970年代前半から続くNYクラブ史に於いて21年もの間存続し続けているという事実が、いかにこのクラブがスペシャルなものであるかということを如実に物語っている。Shelterの核となった人物、それはDJであり主宰者であるティミー・レジスフォードだ。彼は1980年代中頃より音楽制作を開始し、ボイド・ジャービスと共に数々のガラージ・クラシックスの名曲を生み出す。やがてNYのラジオ・ステーション"WBLS"「MASTERMIX SHOW」でDJとしての人気を確立。他にも、[MCA]、[MOTOWN]といったメジャーレーべルの敏腕A&Rとして数々のアーティストを成功へと導く重要な役割を果たしているのである。1991年のオープン以来、N.Y.ディープ・ハウス・シーンを常にリードし続け、シーンがよりハードな音楽性へと傾倒しても尚、一貫してソウルフルでディープな音楽にこだわり、普遍的なシェルター・サウンドを確立したのである。 NYという世界の流行を左右するような大都市で、度重なる危機に面しても尚存続し続け、圧倒的な支持を得つづけ21周年を迎えたことは驚異的といって良い。2000年以降は、クエンティン・ハリスやDFA、アダム・リオスといった若手アーティストの作品を[RISTRICTED ACCESS]、[UN-RISTRICTED ACCESS]、[UNDERGROUND ACCESS]等のレーベルから多数リリースし、そのほとんどの楽曲が大ヒットしているのだ。また、ティミー自身も数々のリミックス作品を手がけ、精力的に活動していることも嬉しい限りだ。2006年は初のフル・オリジナル・アルバム『AFRICA IS CALLING』、その後2ndアルバム『PLACES AND SPACES IN TIME』、3rdアルバム『SUN OVER WATER』、4thアルバム『AT THE CLUB』[NEW WORLD RECORDS]をリリース。他にもペヴェン・エヴェレットのオリジナル・アルバムのミックスを全て手がけたり、[HEARTBEAT]レーベルの大人気ミックス・シリーズの最新作をリリース。昨年末にはあのアフロ・ビートの巨人、フェラ・クティのオリジナル音源をリミックスしたアルバム『FELA IN THE HOUSE OF SHELTER』をリリースする等、今もって全く衰えを見せないその姿勢は驚嘆に値する。そして今年は初の全曲カヴァーアルバム『COVERS』を発表。 SADE、フィル・コリンズ、STING等の名曲の数々をソウルフルなヴォーカリストを迎えて制作し、最新のダンス・サウンドに仕上げている。