コラム第29回目


clubberiaをご覧の皆様いかがおすごしでしょうか?
この『Machine-de-MUSIC』思い起こせば、2010年の春からスタートして7年目に突入。
あらためて第一回目を読んでみると、相当ふざけた文章で笑っちゃいますが、それはそれで独自のグルーヴがあって面白いかもww
また、ああいう感じに戻してみようかなぁ~

さて今回は先日六本木ヒルズ内にある YouTube Space Tokyo で行われた、Native Instruments主催「NATIVE SESSIONS - SONIC HOOKS」にお邪魔してきたので、その様子をお届けします。



Native Instrumentsは、音楽制作とDJプレイのためのプロフェッショナルなハードウェアとソフトウェアを開発、製作している会社で、このコラムでも2013年 Native Instruments JAPANの事務所ができた際に、ご挨拶に行った時のことを書いてたり、ワタクシ CD HATAもDJをする時はTRAKTORを使っているんですが、Quietstormさんの回にそのことを書いていたり、DE DE MOUSEさんの回には、DE DE MOUSEさんの好きなソフトシンセとして Native Instrumentsの名前があがっていたりと、何かとゆかりを感じています。

今回の「NATIVE SESSIONS - SONIC HOOKS」は、Native Instruments社から発売されている、究極のコントロールでビートとトラックを創造するグルーヴ・プロダクション・システム”MASCHINE”を使うとこういうことができるよ!ということを、Mitsu the Beatsさん、SEKITOVAさん、YUSUKE NAKAMURA (BLU-SWING)さんをゲストに招き紹介するという企画、まさにこのコラムのタイトル『Machine-de-MUSIC』にもマッチし、とりあげないわけにはいかないでしょう!

さてさて、さっそく突入していきましょう!



入っていくとテクノ外交官TobyさんのDJで、ウェルカムな雰囲気です。
Tobyさんとは何度かDJを御一緒させてもらっているパーティーのお仲間、心地よいビートでいい感じ!!


“MASCHINE STUDIO”が置いてあり実際に触れるスペースもあります。


“MASCHINE STUDIO”とはこんな感じです。



そして、トークセッションスタート!
各アーティストがどんな感じで”MASCHINE”を使っているのかなど語っています。
やっぱり皆さん直感的に使える所が気に入ってるみたいですね。



このイベントのサブタイトルが「SONIC HOOKS」だったんですが、それにちなんで「HOOK」つまり、その曲で一番印象的なパート、いわゆるサビにあたる部分をどういうふうに作っていくかという話は興味深かったですね。

トークセッションの後、Mitsu the Beatsさんが”MASCHINE”を使ったトラックメイクの方法を紹介するコーナーへ、そして、YUSUKE NAKAMURA (BLU-SWING)さんとSEKITOVAさんによる”MASCHINE”を使ったライブセットを披露するコーナーへと続いていきました。

Mitsu the Beatsさんはマニュアルを全く読まないタイプとのこと。
”MASCHINE”はパっと触ってすぐわかるし、触りながら機能を発見していくのが楽しいと言っていました。
結局、自分の使いたいように使えて自分の表現を具現化できてればいいわけであって、ある意味効率的なやり方だと思います。
ただ、自分なりのやり方だとすごい手間がかかる行程でやっていたことが、ボタン一つでできることに後々気づいて、なんだったんだろうと思うこともあると笑いながら話していました。



Mitsu the Beatsさんの所属するGAGLEと、ワタクシCD HATAの所属するDachamboは、フェスで御一緒になったりすることもあるのですが、久しぶりに会ったのでレクチャーが終わったあと楽屋でいろいろ話をしました。
”MASCHINE”の良さの一つとして、パソコン上で音を取り扱う以上、パソコンに取り込んだ音がすべてになる。”MASCHINE”自体に音を取り込むわけではなく、パソコンに取り込んだ音をコントロールしているので、自分がこういう音でやりたいと思って取り込んだ音がそのまま素直に外に出る所が気に入っているといった話をしたり。
タイミングをずらしたり、エディットして自分のグルーヴを作るのは、どのDAWを使ってもできるけど、パッドを使ってフィジカルにグルーヴを作る時、特にウワモノをパッドを使って作りたい時は”MASCHINE”が重宝するといった話をしました。




そして次にライブセットを披露した、YUSUKE NAKAMURA (BLU-SWING)さんにもお話を聞きました。
YUSUKE NAKAMURA (BLU-SWING)さんは、忌野清志郎、Earth, Wind & Fire、倖田來未、GACKT、東京女子流の作品にリミキサー、アレンジャーとして参加していたり、海外のレーベルからもリリースしている作曲家、音楽プロデューサー。

今回のライブセットは2種類の方法でやったそうです。
両方とも仕込み無しでゼロからその場で構築するんですが、一つはその場でMIDIキーボードも使いながらループフレーズを作曲していく感覚で積み重ねていく方法、もう一つは、ドラムやウワモノなど音色をあらかじめパッドに割り当てておき、その場でそのパッドを叩いて演奏するという方法。
どちらのプレイも音楽的な素養の高さが際立ったプレイで圧巻!




最初からこういう曲を作ろうというイメージが固まっている場合は、LogicやAbleton Liveを使うけれども、思うがままに即興で作る場合は”MASCHINE”を使い、そこで起きるハプニングに期待してみたりもするとのことでした。
迷ってしまった時ほど理論的に考えてしまいがちなんだけど、その考える隙を与えない迷わせない男らしい機材というナイスコメントも!!!




そしてラストはSEKITOVAさん



「今日のプレイはLaurent Garnierのフィーリングを感じさせる!」(Tobyさん談)

この日は森高千里さんとの楽曲を声だけ使うなど自分の曲を細かくパーツごとにわけてからその場で自由に組み合わせていくプレイをしていたそうなんですが、普段の曲作りはGarageBandを使っているとのこと。




実況パワフルプロ野球の応援歌を作るモードや、ガラケーのころの着メロ作りに続き、初めてのDAWとしてGarageBandから入り、今に至る。
”MASCHINE”も最初の頃は、その機能をフルに使うというよりはMIDIコントローラーとしてやラフなスケッチ程度に使っていたが、今回このプロジェクトに向けて仕込みをしている時に本格的に触りはじめ、音を止めずに作業ができるというのは大きなメリットを感じているそうです。
作りこんで生まれてくるグルーヴもあると思うんですが、即興に近い形で出てきたグルーヴを閉じ込めることができるのは大きいですね。
考え詰めて出てきたものとパっと出てきたもののグルーヴの差ってあると思うんですよ。
今アルバムを作っていて、それが完成してたらライブセットを増やしていきたいですね。
といった話をしました。



終止なごやかな雰囲気で、YouTube Space Tokyoは眺めも良く、特製カップケーキも美味しかった!



こういった音楽機材のレクチャーイベントがどんどん増えていったらいいな!
また次回も期待です!

 CD HATA




archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
http://twitter.com/DJHATA_Dachambo
tumblr
http://hatadachambo.tumblr.com/
mixcloud
http://www.mixcloud.com/CDHATA/
YouTube
http://www.youtube.com/playlist?list=PLMm1DgIPaBk-QX9Lq-k-TfyV_RhrCQHDc
beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



INFOMATION
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