EVENTS
バナーバナー

上海の夜♭3

「ニューチャプター」「今ジャズ」という言葉が踊り、昨今注目の集まっている現代ジャズシーン。
この流れを受け、日本のジャズ周辺から新進アーティストを召喚するライヴパーティがどういう訳かジャズシティではない(と思われている)下北沢で立ち上がった。

1920年代に藤田嗣治がパリでオーガナイズしたといわれる舞踏会「上海の夜」。
これに関する情報はネット上に全く存在しない。
それを逆手にとり100年後の今、ジャズ目線から21世紀のダンスパーティとして妄想/捏造する。
これにより、インターネット至上主義に対するカウンター、細分化の果てに輪郭を失ったジャズを再考を狙う。

第一回目、二回目が立見御礼のフルハウスを記録。早くも第三回目の開催が9/5に前回と同じ下北沢サーカスで開催が決定。

「上海の夜♭3」。
今回の出演は主宰の小池のプロジェクトである、ジャズサイドからのプログレヒップホップバンドdff。和製ビョークとの呼び声も高いエレクトロ女子ermhoi。パーカッション池宮ユンタとdCprGのサックスでお馴染み高井汐人によるChicanesia Hinglish。そしてニューチャプター対応型若手バンドのecke。
ジャズ宇宙の重力圏内にありながら交わらない筈だった4点が結ばれる。

さらにアートワークは中山晃子、題字は徳山史典。

ニューオーリンズ/スウィング/ビバップ/モード/ファンク/クラブ/ヒップホップ/DJ/ダンス/昭和歌謡と曖昧になっている現行の「ジャズ」という言葉が抱えるバベルの呪い。

ジャンルの壁が融解した今こそ、ゆとり世代の手でこれを集めて日本のニューチャプターを検討していくのだ。
https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/software/wedj/dj-app/overview/