寺久保エレナ・クァルテット

地元北海道でアマチュアとして活動していた高校時代からそのプレイアビリティの高さが口コミで広がり、高校３年生にしてキングレコードよりデビュー。2010年には日本最大のジャズ・イヴェント“東京JAZZ 2010”に出演し、ロン・カーター(b)、オマー・ハキム(ds)、ウィル・ブルーウェア(p)というジャズ・ジャイアンツを向こうに一歩も引かないプレイで会場を湧かせるなど、寺久保エレナはデビュー当時からすでに大器の風格さえ漂わせていた。その後も国内外で公演を重ね、翌11年には日本人初のプレジデンシャルスカラーシップ生としてバークリー音楽大学に入学。2013年秋にはケニー・バロン(p)、ジミー・コブ(ds)らトップ・ アーティストを迎えた3rdアルバム『ブルキナ』をリリースし、ジャズの本道を踏襲しながら現代性を取り入れた先鋭的なプレイで世界中から注目を集めている。そんな彼女が、最新のクァルテットでジャパン・ツアーを敢行。世界で活躍する才媛の現在進行形を、この機会にぜひ体感してほしい。

http://www.motionblue.co.jp/artists/terakubo_erena/