IBIZA DJ AWARD –World’s TOP DJ Reunion-

2010.11.02

9月28日にイビサのPACHAにて13回目のIBIZA DJ AWARDが開催された。ダンスミュージック界のグラミー賞的なこのイベント、実は、Ibiza Chillout LoungeのCD、Balearic Chillout Session のコンパイラーLenny IbizarreがFounderのため、プレス枠で、VIP向けレセプションからカメラを持って潜入してきた。

20時～22時まで開かれたレセプションの会場は、タラマンカビーチに程近いおしゃれなOcean Drive Hotel。ノーミネートされているDJと、メディア関係者・VIPゲスト達が招かれてのカクテルパーティ。エントランスでは、Red Bull Carで、Mixmaster Morrisがプレイ、ホテルの中に入ると、ヨーロッパ中から来ているメディアが各所でアーティスト達にインタビューをしている。Ibiza Sonica RadioはDJ　AWARDを完全密着しており、りっぱなブースを設けて次から次へとアーティストにインタビュー。辺りを見回すと、モデルらしき集団や、ドラッグクィーンなど　様々な美しいゲストたちであふれていた。

DJ AWARD授賞式は歩いて5分～10分くらいのPACHAにて開催。23時過ぎに会場に着くとSEXYなPACHAダンサー達がステージでポージングしている。PACHAのさくらんぼを頭に乗っけている「？」な、女の子もいてちょっと面白さもある。プレス関係者のほかにもちろん一般客も入場可能。そのままLuisVegaのイベント“Seduction”のクロージングパーティに流れ込めるし、DJ　AWARDでは、ワインとちょっとしたフィンガーフードが振舞われているので意外とお得なのでお勧めです。VIPエリアにはノーミネートされているDJたちが続々と入場してきて、ドリンクにフードを楽しみながら、それぞれ、再会を楽しんでいる。

深夜0時を過ぎると、Lenny IbizarreがDJするなか、MTVなどで人気のDes Paul 氏がプレゼンターとして登場していよいよDJ AWARD授賞式開始。ダウンテンポから始まり次々と受賞者を発表していく。中でも注目すべきだったのは、“Deadmau5”がインターナショナルDJ部門と、エレクトロハウス部門を、また“Swedish House Mafia“（Axwell, Sebastian Ingrosso, Steve Angello）が、ハウス部門とベストパーティ部門のそれぞれ2部門を受賞したこと。写真を見ても分かるとおりAXWELLうれしそう！（各部門の受賞者は最後に記載しております）そしてちょっとうれしいことに日本企業Pioneerがテクノロジーの部門で受賞！日本人のいわゆるお堅そうなお偉いさん方（おじ様方）まで、実はこの日このDJ AWARDにきていたようです。PioneerのWEBサイトでは当日の模様が動画でもUPされているので要チェックです。(http://www.djsounds.com/)

各受賞者達は、ステージから降りてくると、下で待ち構えているメディア陣に向かって　ちょっとしたアピールしてくれる。これがシャッターチャンス！すでに酔っ払っているのか、踊ってくれてしまう陽気な人から、はにかむだけの地味な人まで様々で、普段見られないDJのキャラクターが垣間見れた感じ。日本人では、2004年にKen IshiiさんがTechno部門で受賞！これからもっと日本人アーティストも進出していってほしいですよね！

DJ AWARDの途中ではデンマークの歌姫、Ida　Corrや、SuperMartxe（パリスヒルトンがプロモーションビデオに登場している、イビサでかなり過激なパーティ）等で活躍するヴォーカリスト　Nalayaのパフォーマンスが入って観客を盛り上げた。

あっという間の1時間だったが、その間に、今年のイビサの動向が濃縮されていた。Erick Morillo, Sven Vath, Tiësto, Paul Oakenfold, Luciano, Ricardo Villalobos Danny Tenaglia, Ferry Corsten, Carl Cox, Christian Varela他、過去の受賞者受賞者の顔ぶれを見ても、今年の受賞者のこれからの活躍と来日が楽しみ。

=House

Axwell

Sebastian Ingrosso

Steve Angello

=Techno

Marco V

= Trance

Armin Van Buuren

= International DJ

Deadmau5

=Electro House

Deadmau5