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上海、北京クラブ事情レポート vol.3

クラベリアレポーターのササッキーです。 3 月、 4 月と所用で中国の上海と北京に行ってきましたので、向こうのクラブ事情をレポートします! 北京の各クラブの概要はこんな感じ!

La Fabrique

入場料:100元
ビール:60元
音楽:ファンキーハウス
キャパ概算:1000

去年できただけあって、まだ新しい感じ満点のオシャレ店。日本では中型店のLaFabriqueだが、上海ではGuandhiやRojamを除くとかなり の大型店に属する。構造的には日本店に似ているが、もっとオシャレに作りこまれている。週末の夜中以外はレストランとして営業しており、普段でも外人DJ がプレイしている。また、300インチ以上あるというスクリーンには凝ったVJ映像が流れる。音楽的にはハウス中心で、日本やヨーロッパからもDJを招聘 している。週末のクラブタイムの入場料100元は上海でも高め。また、食事も庶民価格からするとどれも高いが、かなりウマい。特にトリュフのチーズサンド ウィッチは絶品!

Park 97

入場料:なし
ビール:60元
音楽:ハウス、テクノ、ポップス
キャパ概算:700

復興公園という公園の中、噴水の前、という日本ではありえないロケーションに建ってる一軒家のクラブ。雰囲気的には日比谷公園の中にある松本楼みたいな感 じ。ってわかるかなあ。。中身は「GasPanic」をもう少しセレブ&オシャレにしたような感じの外人バー/クラブ。いつも外人男と中国娘がべったりし ている。というか、よく見てると別々に来て一緒に帰るパターンが多い模様。いつでも激混みで退屈しない。内部はUpstairs、KAZBAR、 BACI、TOKIO JOE、California Clubという5つのエリアに分かれており、それぞれ違った雰囲気が楽しめる。音はエリアごとに違うけど、割といい感じ。

dkd

入場料:100元
ビール:50元
音楽:ハウス、テクノ
キャパ概算:600

2月末にできたばかりのクラブ。外人が経営するだけあって、音も照明も悪くないし、普通にクラブとしてイケてる。毎月、海外からDave SeamanやBeroshimaといったアーティストを招聘しており、音的にはかなり気を使っている様子。実際、地元のクラブ関係者の間でもいま一番流 行ってる店として認識されている。内装は特に凝ったことはしていないが、中二階のラウンジから下が見下ろせるのはいい感じ。フロアはそれほど広くないので 混んでいるが、きちんと踊ってる人が多いので、それほど痛くない。客層は外人が半分くらいで、地元の人も比較的遊びのわかってる人が多い印象。それでも、 VIPソファにはやっぱりサイコロマンやジャージマンがいるけれど。。。

【↓写真キャプション】
左:La Fabrique
中:Park 97
右:dkd

Dragon Club

入場料:50元
ビール:50元
音楽:ハウス
キャパ概算:350

最初に大きな鉄の扉をくぐると、真っ暗な砂利道の100mほど先に、うっすらと別な扉が見える。その扉をくぐると、そのまた先に絵に描いたような「お屋 敷」が現れるが、それがこのDragon Club。旧フランス人邸宅をクラブに改装したという、日本では味わえない環境だけに個人的にはイチオシ。イギリスと香港と日本のクラブ好きが3人で運営 してるとあって、内装もなんか昔の阿片窟っぽい感じもあって、バツグンに雰囲気がいい。地下のある二階層の構造になっていて、上がソファのあるラウンジ 風、下がカウンターのあるバー風の作りになっている。音はセンスのいいハウス中心で客はもうほとんど外人。たまにいる地元の人は割とぶっ飛んだ感じのパー ティーピープルが多い。なぜか他のクラブが終わってしまう午前3時過ぎから、ワラワラと人が集まってくるので、他のクラブを回ってからいくのもいいかも。

Home&Bar

入場料:?元
ビール:?元
音楽:ハウス
キャパ概算:?

上海唯一のゲイ専門クラブ。日本で主流のマッチョ系よりもかわいい系が多かったとは、上海で同行したその道の専門家の意見だが、僕はその道のプロではないので、内部偵察できず。。。あまり、ガン踊りする人もいなくて、おとなしめだとか。あくまでも伝聞で、すみません。。

【↓写真キャプション】
左:Dragon Club
右:Home&Bar

その他

地元ピープルに人気のトランス、ハウス、テクノの「Guandhi」(官邸)や小室哲也プロデュースで有名な大箱「Rojam」などがあるが、音的にかなり北京に近く暴れる若者がいるということで、偵察できず。次回行ったときにはしっかり見てきます!