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WC (6/14)

2008年6月14日土曜日!日本が世界に誇るSalmon率いる神出鬼没テクノレーベルWc Recordings主催のパーティー『WC』に、遂にベルリンより Lee Jones & Nick Hoppner による『My My』が初来日!

もはや説明不要の Ryo Murakami が登場。 落ち着いた安定感のあるセットを披露し、完全にフロアをロック!抜き差し、上下左右、完全予測不能な展開で時折、上品なエレガントさも醸し出すかと思いきや一寸先はダークネス。これぞディープミニマル!がっつり汗だく、踊り倒しました!ライブ後、「どうだった?よかった?」と軽いノリで感想を求める彼のギャップが快感(笑)勿論、私は「最高でした!全部リリースして下さい!」と即答。 謎のアーティスト、徳川家康登場。 全身を鎧で身を固めた謎のアーティスト徳川家康の愛国心たっぷりのパフォーマンスとその風貌とは裏腹に現在進行形サウンドで攻めるプレイに再び度肝を抜かれる。 いよいよゲストアーティスト『MyMy』が登場。 個人的に特別な思い入れがあるアーティストだけに、久しぶりに生唾が止まらない緊張感の中、ライブがスタート! ファーストアルバム「Song For The Gentle / Eleventh Hour」のメロディーを始め、これまでの作品パーツを散りばめつつ、早い展開でフロアに彼等らしさをアプローチ!宣言どおりに新曲を組み込む新鮮なライブセットがスゴい!ACID JAZZな質感を強調した音色でピークタイムを構築して行き、デジタルを駆使したJAZZ特有の掛け合い演奏スタイルが印象的で、後半は伸びやかな旋律が感動のハーモニーを奏で物語をしっかり締めくくってくれた。 クライマックス、会場が鳴り止まない拍手と歓喜に包まれる。 鳴り止まない拍手と歓喜は、全体を通して『MyMy』という一曲を聴かせてくれた彼等の音楽に対する姿勢や、作り込まれた完成度の高い楽曲に裏付けされた評価だろう。今後の活躍、そして来年予定されているというニュー・アルバム、再来日に更なる期待が高まった。