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DJ BAKU

- サードアルバム『JapOneEra』を聞かせて頂いて、ファーストアルバム『SPINHEDDZ』の様な勢いを感じました。むしろそれ以上に勢いがあるというか、複雑な音楽が多いけれどストレートに表現されているような印象を持ちました。ご自身では、アルバム『JapOneEra』を振り返ってみていかがですか?

3枚目で落ち着いちゃう感じってけっこう多いじゃないですか。でも自分は、技術的にまだまだだし、もうちょっとちゃんと曲を作れないとなって思って、ここ2、3年なんですよねDTMで曲を作り出したんです。もちろんその前からも曲は作ってたんですけど、Naitive Instrumentsの人たちと会って、制作環境を変えて作ったのが大きいかなと思います。もともと自分の音も、今でいうEDMみたいにシンセがバキバキな音じゃないし、昔と今の音の間が出たのかなと思います。あと、スクラッチとかは、自分がやってきたものだから入れないともったいないって思ったし、もともとのヒップホップに戻った感覚がありますね。ヒップホップって言っても、もろヒップホップじゃないけど、素材を使うっていう意味でのヒップホップ。1曲に1つは、サンプリングした音が入ってるんで。ロックバンドやスカとか、ラテンミュージックとか。だからファーストに近いのかな。セカンドアルバムの『DHARMA DANCE』の時はトラックぽかったけど、今回はもうちょっと曲にしようって思って作りました。



  - BAKUさんにとっては、『DHARMA DANCE』をリリースしてからの5年は長かったのでしょうか?ギグも多くされてましたし、イベント「KAIKOO」の開催や、リリースなど活動は活発だったと思います。シーンの変動もここ5年でいろいろあったように思います。

いろいろあって長かったですね。リリースもしたし。レコードからデータに変わったのも大きいし。Dommuneもできた。音楽だけじゃなく震災もあったり。めちゃくちゃ変わりましたよね、この5年で。うちのレーベル〈Pop Group Recordings〉のイベント「邂逅」も1万人規模まで大きくなったし。

  - 5年間トラックを書き溜めていたのでしょうか?

そうですね。でもDTMを始めたのが2、3年前だったからあまり納得行くものが無かったんですよね。録れるだけ録ってはいたんですけど。旅人君やいとうせいこうさん、KYONOさんとやったのは特に大きいかな。KYONOさんとは、またやろうと思ってるんですよ。

  - !!!KYONO+DJBAKU!!!をさらに発展させる感じですか?

もう、バンドとか作っちゃおうかなって思ったりもしてます。!!!KYONO+DJBAKU!!!の最後の方は、ギターにBACK DROP BOMBのカコイ君、ドラムにくるりとかをやっているボボ君の4人でやってたんですけど、5曲しかないからライブのオファーが来ても断わることになってしまってたんで。バンドをやるんだったら、メンバーを探すところからですね。ちなみにTHE MAD CAPSULE MARKETSって聞いてました?

  - バンドの最後の方ですが聞いてましたよ。ちょうど「PLUS」とかくらいの時ですけど。

俺は、まったく聞いてなくて。KYONOさんと最近会って急に仲良くなった感じなんですよ。KYONOさんのボーカルって、他にないんですよね。あの手の歌い方でメロディーが歌えるって珍しくて。だからまた一緒に何かしたんですよね。
 
- 2曲目の「BUDDHA BOY FEAT CAROLINE」に関して伺わせてください。今作唯一の女性ボーカルですし、過去の作品の中でも女性のボーカルトラックを使用されてるのってあまりありませんが、このCAROLINEはどういったボーカリストでしたか?

彼女は、まだ会ったことないんですよ。ちょうどヨーロッパのドラムンベースに入っているようなボーカルを探してて、他に何人か候補はいたんですけど彼女が1番よかったんですよ。LITEってバンドでも1曲歌ってるんですけど、LITEと俺のエンジニアが一緒なんですよ。そういう縁もあって。
 
- Shing02と作られた6曲目の「MIXXCHA」もおもしろい曲ですよね。

この曲は、ギリギリでできた曲でしたね。若いMCを入れるって案もあったけど、なからなか決まらなかったんです。それで今年の舞音楽祭に出たときにShingo君とたまたま会って。それでアルバムの話をしたら、すごいいいじゃん!って言ってくれて。あとですぐオファーしましたね。
先に題材はミクスチャーで行きましょうってことを話して作ったんですけど、Shingo君は、曲を聴いてオリエンタルなものにしたかったんだと思います。アジアと何かをデジタルでマッシュアップさせるようなことを言っていて。サビも日本語と英語の組み合わせだったりとか、女性の染色体のことだったり、それがどこに売ってるかわかんないけどミックス茶ってことも言ってましたよ。メロディーが中華っぽいんで、そういう影響が歌詞にも出てると思うけど、歌詞はさすがだなって思いますよね。

  - 今、飛ぶ鳥落とす勢いのmabanuaと作られた 10曲目の「JAPONEIRA」は、BAKUさんの今までの作風の中でも、ポップス的な要素は特に新しい部分かなと思いました。またmabanuaは、12曲中4曲に参加されたそうですが、彼と作品を作られていかがでしたか?

これは、ラブソングなんですよ。でも最初からそうだったわけではなく、作っていくうちに自然とそうなったというか、トラックに最初の仮歌を入れてもらったのを聞いた、ラブソングになりそうだなって思ったんで、そういうのにしようって言いましたね。
基本、俺はサンプリングなんですけど、トラックを渡して上から音を足してもらって、それを俺のほうで引いたり足したりして。それに対して、さらにmabanua君にオルガンとかMOOGとかROSE PIANOとかを足してもらいながら作ったんですけど、弾いてもらったのを丸々使うんじゃなくて、俺も切って違うフレーズにしちゃってるんですよね。だからmabanua君が弾いていないフレーズもあるんですよ。Shing02の頭の音とかそうですよ。


Mabanua君のドラムが1番好きなんですけど、鍵盤も弾けて、歌も歌えて、なんでもできてすごいですよね。1番やり取りが早いくて職人みたいですよ。俺も彼とだったらR&Bとかジャジーヒップホップのトラックで女性ボーカルの曲とか作れるかなって思いました。一応、〈NOIZD PHANK〉って名義でG.RINAと曲だしているんですよ。歌ものでめっちゃさわやかなやつを。それは、CDでリリースしていないので、CDに収録する時、mabanua君にお願いしてやってもらうのもありだなって思いますね。
  - ファーストアルバムから入れられている「SKIT」という曲は、どういった意味合いでいれてるのでしょうか?

「SKIT」は今後もどんどん増えていきますよ。例えば、やらないですけどアルバムをファーストからサードまでをくっつけると1つの画になるとか、ずっと続いているものが好きなんです。それを「SKIT」でやろうと思ってるんです。毎回テーマを設けながら。作品と作品が離れているものだと思いたくないんですよ。作ったものは全部一緒だよって。
 
- じゃあそういう思いが含まれいるのかもしれないですが、最初に出したミックステープも『Kaikoo With Scratch』で、BAKUさんがやられているイベントも「Kaikoo」だし。この「Kaikoo/邂逅」って言葉には、昔と今を繋ぐものの意味も含まれてるんですか?

そうですね。いっつももったいないって思ってるんでしょうね。変えちゃうともったいないって。でも実際には変わってるんですけどね、いや増えてるっていう感じかな?例えば、何か1つ昔から持っているものがあって、でもそれだけはずっと変わらないものの部分というか。不安定になるのが怖い部分があるんですよ。やろうと思えばやれちゃうから。今も、やりすぎだろうってくらいいろんな人と曲を作ってるし、自分の芯みたいなものは取っておきたい。自分の帰れる場所は、作っておきたいんですね。
 
- BAKUさんのトラックには、1曲の中で何回もリズムや雰囲気、ジャンルが変わったりと複雑なトラックが多く感じます。まるでイギリスみたいな音楽。ジャングル、ドラムン、グライム、ダブステ。決してコマーシャルなものではなく、おもしろいと思った音楽を自由に取り入れてアウトプットされているように思います。ご自身では、自分の音楽をどんな音楽だと思いますか?

新しいものをに生み出す姿勢とかヨーロッパって絶対にチェックしてて。かけている曲とかUKの曲が多いですし、多少憧れはありますね。でも、自分の音楽はアメリカだと思ってます。聞くのは、アメリカの音楽が好きなんなんです。単純に明るい。ヒップホップもそうだし、自分たちの世代ってアメリカに影響されてるんですよね。ただ、いろんな人に会って、ヨーロッパの音楽を教えてもらったりすると、深さが違うって思って取り入れ出したんです。アメリカはエンターテイメントはすごいけど、ヨーロッパの方が手法とか発想とかがすごい。芸術ですよね。そこはすごいリスペクトをしてます。でも俺は、芸術とか堅いもので終わりたくなくて、自分の音楽は普通に楽しんでもらいたいっていうのもあって。そういう考えが混ざってるんでしょうね。パンクバンドのThe Clashとかは好きですよ。

  - ルーツはアメリカだったんですね。

ヒップホップしか聴いてなかったからそうですね。ヨーロッパのヒップホップってダサイって思ってたから、20歳くらいまで聴いてないですね。Goth-Tradと出会って聴き始めたから。

  - では、今ヨーロッパのアーティストで一目置いているアーティストっていますか?

最近だと誰かな。。。ドラムンベース系だとFred Vとかかな。Fred Vはメロディーがすごいいいんですよ。 あと、Monster Catってレーベルから出されてる楽曲は、ぼぼ好きですね。Bengaとかもずっと好きだし。でもわりと派手な方が好きですね。Bengaとかもカッコイイけど、自分がかけるんだったら派手な方を使いたくなる。アメリカだったらSkrillexも好きだし。 Pretty Lightsってアーティストがいるんですけど、彼は俺とやっていることが似てるんですよね。サンプリングとダブステップ系のシンセが多い。ちょうど、最近いいなって思ったバンドがいて。The Asteroids Galaxy Tourってバンドなんですけど知ってます?
- いや知らなかったです。

ポップスですね。スウェーデンのバンドだったかな。ちょっとサイケっぽいんですけど。これは、ほんとに、オッ!て思いましたね。
- BAKUさんが、オッ!て思う音楽ってどういうポイントなんですか?

最近だと、ぱっと聴いた感じがいいやつですね。いいっていうのは、James Blakeみたいな感じもいいし、The Asteroids Galaxy Tourみたいなポップな感じもいい。明るい暗い関係なくて。暗くても美学がきちんとあってクオリティーが高いものはいいと思うし、逆に、ただ単に派手な音楽ではなくて、技術があったり考え込まれている部分があること。ほんと、難しく考えて聴いてないですからね。昔は、余計なことばっかり考えてたんですけどね(笑)。ここがこうで、ここの展開がこうで、これに参加しているやつがなんとかでって。今はまったくないですね。パッと聴いていいかどうかだけ。その判断が、ポップスだろうがアニソンだろうがダブステップだろうが。

  - 昔は難しく考えて聴いてたけど、今は感覚的に聴いているとのことですが、その思考になったきっかけってなんだったんですか?

曲をどんどん作っていくうちに、意外とこの曲って簡単に作れるんだなって思ったからかもしれないですね。あとアンダーグラウンドだったらなんでもいいってもんでもないし。
海外の人ってビートとベースだけでいいグルーヴを作れるのがうまいと思うんです。なんとなくヒップホップってこういうもんでしょ?ってやっているのと、ビートとベースがどういう絡みをしてて気持ちよくなっているかがもともと分かっているとでは、全然違うと思うんですよね。真似じゃない人は、日本人でも、はっ!て思うし。 そういう人は、単純に気持ち良さとかおもしろい聴かせ方をしてやってるなってすぐ感じます。また、キャリア積んでいる人は、少ない言葉数でも分かりますし、味があってすごくいいと思うんです。友達とかだったら般若は、言葉詰め込まないけどイイって思いますね。あんまり聴いたりはしないけどKREVAさんも8小節ぐらいで、あっ!と思いますもん。これ相当考えてきてるなって。そいうのが、曲を作っていくうちに分かるようになったというか、思うようになったんです。 

  - では、ご自身の場合、曲作りで大切にしていることは?

ずっと聴けるループをまず1つ作りますね。何か1つ印象的なビートとか、印象的なベースとか、サンプリングとか。例えばそれがメロディーだったら、これに合うBPMは?ビートは?ベースラインは?って考えてます。それをやるようになってから、聴き方、さっきの質問じゃないけど聴き方が変わったんでしょうね。ほんとにいい音楽って、すぐ分かる。みんなもそうだと思うですよ。売れる音楽ってなんとなく分かったりするじゃないですか。好きじゃないけど日本で売れている気持ちも分かる。アイドルの歌とか別に好きじゃないけど、こういう部分が気持ちいいんだろうなとかって。

  - 私は曲を作った経験がほとんどないので、制作の視点からレビューができないのですが、制作側の景色が分かると、また違う音楽の見え方ってあるんですね。

そうですね。でも俺は苦しみましたね、自分の考えてたことと違ってたから。エンジニアの人に「まだ音楽を作ることの本当の楽しさを知らないから」ってけっこう言われましたよ。「たぶん、なんとなく分かってると思うけど、たぶんそうだよね?」って。でもこのアルバムの前後くらいで、ようやく分かったんですよ。気持ちいいって思うところが今までは違ったんだなって。
 
- 作り始めて何年くらいで、そのポイントが分かったんですか?

俺は遅いと思いますよ。10年くらいかかったから。もっと早くDTMやっておけばよかったですよね。
- DTMも、一般的になったのもここ5年くらいかなと思います。

バンドとかやってたりすると、DTMのパズルや数学的な感じがやりにくかったですよね。俺も仕事だからやれてる感がありますもん。社長にも言われたんですけど、なんでそんなに曲作らないんだって。楽しいはずだろうって。でも仕事だから楽しくないんだって(笑)。ほんとに楽しい時って、誰に何言われなくても勝手にやってんですよ。でも締め切りもあるし、無理やり奮い立たせてやってる時もあるから、毎回が楽しいわけじゃないよ。でも天職だと思ってるからやるけどね。
でも、仕事としてやると客観的に見れるようになって良かったですね。今は、この曲はこういう人が聴くのかなとか考えてるし。前は、自分のやりたいことだけをやっていた感じもあったから、以前に比べて良くなったと思います。人のことを考えてやるってことは、DJぽいって言うか。
 
- 〈Pop Group〉は、どういう経緯でできたんですか?

Popは邂逅のDVDを作って出す時に裕紀君(現社長)が作ったんですよ。個人だとタワレコとかにも置いてもらえないし。運よく目黒の5Dっていう会社がサポートしてくれたんです。もともと俺も自分で〈DIS-DEFENSE DISC〉っていうレーベルをやっていたし。俺も自分だけでお金払ってやるっていうのとはまた違う、みんなでやる良さがあると思ったんで、一緒にできてよかったですね。
〈Pop Group〉って裕紀君なんですよ。裕紀君の頭の中!裕紀君がいなかったら、あのでかい「邂逅」はないし。社長もアーティストっぽいところあるから大変ですね(笑)。
 
- DJを始めたきっかけは?

きっかけは、中学生の頃に見たJuiceって映画ですね。DJが主人公の映画で、それを見てDJって目立てるなって思ったからですね。
 
- バンド経験は?

憧れてましたけど、バンドは組めなかったですね。ギターとかやってみたけど良く分かんなくて。 レッチリとかは憧れて聴いてましたけど。ギターはギターしかできないけど、DJだったら曲を扱えるわけだから、全部のパートを扱ってるようなものじゃないですか。だからこれはいいなと。

  - 当時はどのようなプレイスタイルだったのですか?

始めた当初は、Jump Aroundとか超流行ってたな~。この前死んでしまったけどKris Krossとかかけてましたよ。最初はパーティーDJでしたね。いろんな学校の文化祭とか行ったりとかして。メインストリームなヒップホップかけてましたね。
 
- 以前、DJ SODEYAMAさんのインタビューを録った時に、BAKUさんに4つ打ちのミックスを教えたという下りを聞きました。

言ってました(笑)? DJの先輩ってSODEYAMA君が初めてですね。ミックスってどうやってやるんですか?って聞きましたね。当時付き合ってた彼女に紹介してもらって、面識ないのに待ち合わせして、SODEYAMA君がDJしているのを2~3時間ひたすら聴いてましたね。最初のDJの先輩って、SODEYAMA君とかDEXのMAAR君とかで、ヒップホップじゃないんですよ。それでGOLDとか遊びに行ってて。でもよく分からず行ってましたね、これがハウスってやつかって。とりあえず、ビートとベースしか聴こえないけど、何がおもしろくてみんな朝まで踊ってるんだって思ってましたね(笑)。ヒップホップの先輩ってあんまりいなかったんですよ。もともと嫌だったのかもしれないですね。俺はヒップホップです!ヒップホップだけ!みたいな感じに思われたくない。ジャンルなんてどうでもいいじゃんって、当初から思ってたのかも。

  -じゃあ、昔のプレイスタイルも今とあまり変わらない感じですか?

19歳くらいの時に200本だけ出した最初のテープがあって、それを今聞いてもあんまり変わらないですね。Company Flowってドロドロのヒップホップとか入ってるかと思えば、最後にめっちゃちゃらい曲も入ってるんですよ。そのテープは、意味が分からんって、けっこうボロカス言われたんですけど(笑)。確かにターゲットは変わってないです。いろいろやりたかったんです。

  - じゃあいわゆる、オーソドックスなスタイルではなかったんですね。

俺的には外れてないです。ただ、聞いている人によってはだいぶ変わると思います。俺の出してる物だったり、聞いている時期によって、俺の印象がだいぶ変わると思うんです。『Kaikoo With Scratch』ってテープ出したころの曲とか、今は一切かけないし。まして真逆なんで。だからそれを聴いていた人からすると、今は、わけ分からないって思われてるかもしれませんね。でも自分的には、構築の仕方は全然変わってないですよ。

  - リリースツアーが全国30カ所で行われる予定ですが、これだけ多くの土地をツアーで回るのって、普通の生活をしている人には、まず味わえないことですよね。ツアーの醍醐味は何ですか?

価値観が日本だけでもまったく違うんですよね。行かないと分からないことってたくさんあって。その土地のノリもそうだし、やり方とか。美味いものもそうだし。毎回新鮮ですよね。
ツアーでいろんな場所を回って、いろんな人と接すると寛容になると思います。大阪に行くまで大阪のことが怖かったんですけど、実際行ってみると真逆で(笑)。東京って、ほんと何でもあるから、地方に出る必要がないかもしれないけど、それはすごいもったいないことをしてると思います。いろんなところに遊びに行ってほしい。
俺の場合は、待ってくれてる人や迎えてくれる人がいるのは、本当に恵まれているなと思います。俺、ツアーに行く時は1人で移動しているんですけど、よくマネージャーと一緒にって勘違いされてるんです。それは、呼んでくれるイベンターの予算の都合もあるけど、できることならみんなで行きたい、10人くらいで。やばいお店が在ったとか、ここのお店にポスター貼らしてもらったとか、みんなで共有したいんですよ。
 - リリース/ツアーと今年はBAKUさんにとって大忙しな1年になると思いますが、2013年残り半年どのような時間にしたいですか?

けっこうやることあるんですよね。今、ラップのコンピの準備をしているんですよ。あと、どうなるか分からないけど、年末に向けてDJとラップ新しい大会を開こうと思ってたり。またKYONOさんとバンドするかもしれないし。とりあえず、今はコンピに収録する曲を作らなきゃ。

 

 
アルバム収録曲の 『FROM FAR EAST 』+『SKANKRUSH feat. N'夙川BOYS 』のオフィシャルミュージックビデオ
  - Release Information -

タイトル:JapOneEra
アーティスト:DJ BAKU
発売日:6月26日
レーベル:POPGROUP Recordings
フォーマット:CD
価格:¥2800-


●トラックリスト
01・FROM FAR EAST
02・BUDDHA BOY feat.Caroline
03・P.G.G.
04・SKANKRUSH feat.N’夙川BOYS
05・SKIT ∴ 4 SHOUT OUTS
06・MIXTURE feat. shing02
07・CRIMSON WALK
08・STILL STREET
09・SKIT ∴ 5 MASHIRO
10・JAPONEIRA feat. mabanua (Ovall)
11・MANGALA SAMBA
12・GALAZERA

■オフィシャルサイト
http://djbaku.pop-group.net/

■DJ BAKU "JapOneEra" Special Website
『東京と音楽とイワンのばか』- 10 YEARS HISTORY 2003-2013 -
http://djbakujaponeera.pop-group.net/