2012-06-28 UP

Paul Murphy

歴史に残るカタログを多数持つバレアリック名門レーベル"Claremont 56"が5周年をむかえる。それを祝うべく主宰「Paul Murphy」の来日ツアーに先駆けインタビューを敢行した。元CANのHolger CzukayやLiquid LiquidのSal rincipatoといったリビングレジェンドたちとのバンドプロジェクトを展開する音楽家としての顔も持つPaul。プロダクションとレーベルワークどちらも超一流に両立させる天才に自身の遍歴を語ってもらった。

intaview : Sisi (SECO)

─ まずCL565周年おめでとうございます。

ありがとう!楽しくもあり、大変でもあったよ。

─ あなたのDJの経歴を教えてください。

もうDJを初めて20年、プロダクションを始めてから17年になるね。最初のリリースは、1995年Akwaabaの一員としてだった。 Stevie Kotey (Bear Funk) とTom LeeとのユニットでThe Idjut Boys Discfunction labelからのリリースだったよ。それから'Do it Tomorrow' and 'Too Shiny'っていうアルバムをその後リリースした。 そのユニットも2003年に解散して、その後は"Rong Music"からのソロアルバム「Claremont 56」の制作に取りかかったよ。それからアルバムと同じ名前のレーベルを立ち上げたってわけさ。ユニットとしては、Smith & Mudd、Mudd & Pollardだったり、 PaquaをBing ji Ling、Patrick Dawes and Alex Searleと立ち上げた。CanとSalvatore Principatoの'BISON'をBenjamin James Smith、Holger Czukayとやったり、Chico HamiltonとはKerry's Caravan'をAhmed Fakrounとは'Drago'を制作した。 世界のいろんなところでDJしたね。ロンドンのfabric、ストックホルムのSlow Blow、ポルトガルのLux、ロサンゼルスのSarcastic disco、ニューヨークの PS1 festival、日本ではLoopでプレイしたよ。

─ CANのHolger CzukayやLiquid LiquidのSal rincipato、ラテンジャズ界の大御所Chico Hamiltonなどといったレジェンドと多数のユニットを結成し、CL56から楽曲をリリースしていますが、彼らとともに制作することになった経緯を教えていただけますか?

みんな別々な形でであったんだよね。Salはニューヨークの友達を通じて会った。彼は、いつも自分の中でのヒーローだったから一緒に制作できたのはすばらしかった。Chico Hamilton and Holgerは、メールで自分からコンタクトしたよ。Ahmed Fakrounは彼から自分のレーベルのファンだって連絡が来たんだよね。

─ 彼らとはどのように楽曲を制作しているのですか?

Ahmed Fakroun and Chico Hamiltonとは、インターネットを通じてアイディアを交換していく過程で曲を完成させていった。Holgerとはthe CAN Innerspace studioで制作したよ。良い経験になったよ、ラッキーだったね。Ben and Ursaとの制作はうまくいっていてBisonのアルバムは、ほぼ完成したといっていいと思う。

─ 新しいEP"HOLGER CZUKAY & U-SHELA PREMIERE (MUDD REMIX)"には" Many Thanks to Idjut Boys for the many amazing nights at Phreek "とクレジットされていますがIdjut BoysがはじめたPhreekとはどようなパーティーだったのですか?

1994年にロンドンのKings CrossのThe CrossでIdjut Boysがパーティーを始めたんだ。 Ricky Morrison、Robert Owens、Joey Negro + Andrew Livingstone and Harveyをゲストでむかえて一晩中プレイさせるっていうスタイルだったよ。Harveyにいたっては、12時間のロングセットだったよ。お客さん、音楽はすばらしかったね。自分の中でもベストなパーティーとして、ずっと僕の心の中にありつづけるよ。

─ あなたの最初のユニットであるAkwaabaについて教えてください。またAkwaabaの活動はあなたに何をもたらしましたか?

僕とStevieとTomは、長い間知っている友達なんだ。ずっと一緒に音楽を作りたいと思っていたよ。Idjut Boysに出会ってそれが可能だと分かったんだ、みんな彼らのファンだったし、僕たちみたいに、普通の人間だったからね。それで、機材をかって始めたってわけさ。Idjut Boysは、僕らが作った最初の12インチにサインしてくれてたんだ。それがアルバムを制作する大きなモチベーションにもなったよ。プロダクションを始めるきっかけとしてはとてもよかったよ。いろいろなことを学んだ大事な時期だったよ。

─ 東京のギグで競演するJUN KITAMURA主宰"Outergaze"からもリリースがありますが、彼との関係を教えていただけますか?

Rong MusicのBen CookがJunを紹介してくれたんだ、そこからずっと友達だよ。最初の日本でのギグになったLoopでのパーティーにもブッキングもしてくれたしね。だからある意味借りがあるね。それと彼はいいレコード屋も持ってるよね。

─ あなたの活動履歴からプロデューサー、レーベルオーナーとしての一面がフォーカスされますが、DJとしての活動を教えてください。

1991年ころからクラブで定期的にプレイするようになった。レジデントとしていろいろなクラブでプレイしたよ。1995年にロンドンに引っ越してからは、ロンドンのfabricとかビッグクラブでもプレイしたよ。世界中でDJできる機会を与えられてすごくラッキーだったとも思っているよ。日本に戻ってくることができるのも本当にエキサイティングだよ!

─ レーベル5周年を記念しリリースされるIdjut Boys compile 5 Years of Claremont 56について教えてください。

Idjut Boysは、レーベルの初期からのアーティストだから、彼らにトラックを選んでほしかったんだ。CD2枚分のトラックを選んでくれたよ。3枚目には5つのeffects unitsと彼らのスタジオでライブミックスをやってくれた。もうほんとに最高だね。発売中で1500枚の限定品さ。

─ Torn Sail/Birdsのリミックスを担当した日本のアーティストCOS/MESとの関係を教えてください。

僕はCOS/MESのファンだし、ESPのリリース聞いた時から、ずっと賞賛に値するアーティストだと思っているよ。自分のレベルでもリリースをしてほしかったから、リミックスをお願いしたんだ。すごいリミックスが仕上がってきたよ!

─ 今回の来日ツアーにかけての意気込みを聞かせてください。

もう1度来日することができて本当にハッピーだよ。大好きな国の1つだし、食べ物から、人々、建築、クラブそして自然に至るまで日本はすばらしいよ。また呼んでくれてありがとう!!

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