2009-09-18 UP

Gilles Peterson

今年でキューバ革命50周年を記念して、10月24日に「Gilles Peterson Presents Havana Cultura – New Cuba Sound」をリリースするジャイルス・ピーターソン。 今作は彼が、受賞歴を持つキューバン・ジャズ・ピアニストのロベルト・フォンセカとタッグを組み、新進気鋭のアーティストたちを発掘。12ヶ月に渡る制作作業で、世界的に賞賛されたキューバの音楽シーンの今を映し出した最も素晴らしいコレクションを完成させた。 また発売日前日23日にはLIQUIDROOMで開催される「J-WAVE Gilles Peterson's WORLDWIDE SHOWCASE 2009 AFRO-CUBAN FLAVA 」での来日が決定。

─ J-WAVE(81.3FM)の番組「WORLDWIDE」の放送も今年5年目突入して、10/23には今回3回目を迎える番組イベント「WORLDWIDE SHOWCASE 2009」が開催されますが、先ず意気込みは?

毎回すごく楽しみにしてるよ。J-WAVEとの仕事は僕にとって本当に素晴らしいものなんだ。最初東京で最も成功しているFMラジオ局が、僕に平日の夕方に放送枠をくれる話をしてきた時、彼らはクレイジーなんじゃないかって思った。たぶん3ヶ月で終わるだろうって思っていたよ。でも今でもこうして続いてる!みんなに気に入ってもらえてるってことだと思うし、より幅広いオーディエンスに向けて素晴らしい音楽を紹介できることは、僕にとって最高のことだからね。多くの素晴らしい人々がJ-WAVEをサポートしている。そしてそのJ-WAVEが音楽の大きなサポートになっているんだ。だから今年もリキッドルームに戻ってこれてすごく嬉しいよ。

<J-WAVEが送る2つのWORLDWIDE>
WORLDWIDE15 月〜木曜日 16:05-16:20
WORLDWIDE120 毎週金曜深夜4:00am-土曜早朝6:00am
WORLDWIDE : http://www.j-wave.co.jp/original/j-wavelounge/thu/
WORLDWIDE SHOWCASE 2009 : http://www.j-wave.co.jp/topics/0906_ww.htm

─ テーマは「アフロ・キューバン」ですが、何故今年は、このテーマにしたのですか?

実は僕が決めたわけじゃないんだ。これはまったくの偶然なんだよ。番組のプロデューサーのマリが、キューバ革命の50周年を祝いたいって思ってて、でもその時彼女は僕がキューバでアルバムを作ったことを知らなかったんだ。あと今年は、日本とキューバの国交樹立80周年でしょ!?完璧に筋が通るよね(笑)だから、このテーマはアクシデントから生まれたんだよ。それに僕はSALSA SWINGOZAの大ファンで、彼らの作品はいろいろ持っているし、新作も気に入ってる。彼らのライヴが実現してよかったよ。あとcro-manonのライヴも楽しみだね。彼らは僕も何回も足を運んでるJazzy Sportのアーティストで、本当に素晴らしいバンドだからね。そしてもちろんquasimode。みんな少しキューバン/ラテンの香り漂うパフォーマンスになると思う。間違いなく素晴らしいものになるだろうね。

─ そして、ニューアルバム『Gilles Peterson Presents Havana Cultura - New Cuba Sound』がリリースされますが、なぜハバナの音楽を?

昔からキューバには素晴らしい音楽文化が存在していて、それを一番感じられるのがハバナなんだ。パセオ・デル・プラード大通りを散歩している時、タクシーに乗っている時、開けっ放し窓の横を通り過ぎる時でも、必ず音楽が聞こえてくる。音楽こそが、ハバナの街全体から湧き出るエネルギーとヴァイブの元なんだよ。それに音楽は僕の身体の一部だし、音楽的才能を持つ街の音を探しにどうしてもハバナに行きたかった。それにモヒートは僕のお気に入りだしね(笑)。

─ 「Havana Cultura(ハバナ・カルチュラ)」という名前は?

『ハバナ・カルチュラ』とは “ハバナ・クラブ(100年以上の歴史を持つキューバ産ラムの銘柄現在はフランスの企業とキューバ当局が共同経営)”が管理/運営している音楽プロジェクトなんだ。ハバナだけではなく世界中のキューバ人アーティストの作品をストックしていて、このアルバムの制作当初からコラボレーションをしているんだ。ハバナの文化はその音楽文化と様々な共通点があり、ハバナの有望な才能とキューバ文化の雰囲気を取り入れずにはこのアルバムは作れなかっただろうね。それに僕はリスナーにこのアルバムを通して旅に行ったような気持ちになれるように街でフィールド・レコーディングした様々な音を曲に入れたんだ。アルバムを聴くことによって街の空気感を感じられると思うし、アルバム名もそれを示せたらと思い付けた名前なんだ。

─ イベントには前回同様たくさんのDJが名前を連ねていますが、どんな展開になりそうですか?

DJのバトルは、日本のクラブ・カルチャーを祝福するものだと僕は思うんだ。彼らの影響はもはや日本だけにとどまらず、世界中で人気がある。だから彼らが受けているリスペクトを、オーディエンスに還元したいんだよ。(DJは)点と点をつないでく感じさ。DJ MITSU THE BEATSがいて、ラファエル・セバーグがいて、Sunaga t Experienceがいて、MUROがいてそしてDJKENTAROまで…。異なる要素がクラブ・カルチャーやDJカルチャーを育んだんだよ。それを祝福したいんだ。彼らがプレイするものならすべて素晴らしいはずさ。

─ 当日は、プレゼンターとして出演をご紹介しますが、当日は、DJもするんですよね?

もちろんそうなると思うよ!今みんなと話してるところなんだ。楽しみにしててね!

─ VJがU.F.O.の矢部直さんですね。

そうそう!僕は彼の大ファンなんだよ。今の人はU.F.O.がどれだけシーンに影響を与えてきたかを忘れてきてると思う。THIEVERY CORPORATIONからKOOP、といったバンドの成功は、すべてU.F.O.の成功から生まれているもので、彼らのおかげといっても過言ではない。U.F.Oの素晴らしさは、そのスピリットと創造性のコンビネーションにあると思う。矢部さんのようなヴィジュアル・アートに特化した素晴らしいアーティストがVJを引き受けてくて、本当に嬉しく思っているよ。

■ Artists

Gilles Peterson
  • Release
  • Interview

More >

pagetop