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祝 還暦 こだま 和文・Dub Trumpeter

祝 還暦 こだま 和文・Dub Trumpeter
30年以上にわたるエコーの連なりをこの国の音楽シーンに響き渡らせ続けてきた男、こだま和文。還暦を迎える、現在もそれは継続した響きの連なりを持っている。ミュート・ビート、世界初のライヴ・ダブ・バンドとして東京の音をひとつ、1980年代に前進させた。これを発端にして、そして”レゲエ”や”ダブ”という言葉を外しても、彼がいなければ、果たしてこの国のアンダーグラウンドからポップ・ミュージックにいたるまで、それらがいまと同じ形になっていったかというのを考えるばかりである。ソロ・アーティストとしても数々の名作を残し、1990年代以降から現在にいたるまでの中心的プロジェクト”DUB STATION”での、ある種、ヒップホップやベルリンのリズム&サウンドやミニマル・ダブへの回答のような、そのスタイルは唯一無二の存在感を放っている。そして、フィッシュマンズのファーストなど、プロデュース作においても、やはりその動きはこの国の音楽シーンに消せない刻印をくっきりと残している。
 先ごろ、ミュート・ビート以前の、これまで謎の多かった、その若き半生を綴った近著『いつの日かダブトランペッターと呼ばれるようになった』が刊行されたばかりだが、こだま和文が還暦を迎えた。
 サウンドセッションのパートナーは、これまた20年以上に渡り日本中のアンダーグラウンドから革命の狼煙を上げ続ける絶滅危惧種の野生の日本人。真の新の進の震の深の神の心のミュージックラバー達がしんしんと集結し今年20周年アニバーサリーを迎える 日本随一のロングラン・パーティー「ZETTAI-MU」 の長にして、近年盛り上がりを見せるベースミュージック最高峰 「Outlook Fes Japan」のレギュラーサウンド "KURANAKA 1945"。還暦祝、20周年と、メモリアルイヤーの御礼御祝行脚!!