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Sapphire Slows

(サファイア・スロウズ)は「何でも家」と呼ぶのがふさわしいかもしれない。彼女はプロデュース、DJ、シンセサイザーやキーボードの演奏をこなし、不気味なドローン・ヴォーカルをそのトラック上に乗せ、曲の怪しいテクスチャーをより一層引き立てる。
2011年の東日本大震災が、彼女に残酷な気づきをもたらし、音楽の道に進む事を決心させた。東京のベッドルームで独自の音楽を発展させ、その名を知らしめてきた彼女は、アメリカ、カナダ、メキシコ、中国、それに母国でのツアーを行い、日本のBig Loveやロサンゼルスの100% Silkといったレーベルから作品をリリースしている。彼女の曲には、その名前が示す通り青くスローモーションな薄煙に沈み込むようなものもあれば、2014年にリリースしたアルバム『Allegoria』のように、もっと鋭くめまぐるしい、クラウトロックを思わせるようなものもある。レコード・ディギングを好み、音楽的ノスタルジアと自らの明晰夢を一蹴する姿勢が、Sapphire Slowsの音楽を未来に根付かせている。