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THOMAS SCHUMACHER

ドイツ、ブレーメン出身のトーマスは90年代初頭からドイツやイギリスでウェアハウスにて行われたレイヴに魅せられDJ活動を開始。96年イギリスはマンチェスターを拠点としたレーベルBush Recordsから"Ficken"をリリース。

Trentmoller, Booka Shade, The Knife, Jimmy Sommerville, 友人でもあるMonika KruseなどのRemixを数多く手がけてきた。

トーマスのDJセットは自分でオリジナルにエディットした楽曲、そして過去のRemix作品が独自に織り交ぜられ、またJames Blakeの"Limit to Your Love"などの新しいトラックからFederico Molinariの"Limpia Madrid"、自身のブート音源やGet Physical Musicからリリースされた"Hey Lyn"や"Pleasure Seeker"などのヒット作が交錯する。

あまり知られていないかもしれないが、ツアーで日本を訪れたトーマスは日本に文字通り恋に落ち00年に8ヶ月ほど住んだことがある。01年に馴染みのヨーロッパへ戻るころにはダーディーテクノのクラシックとも言われる"Schall!がアンダーグラウンドの世界から爆発的なヒットを飛ばし、最初のTOP20入りヒットとなった。POPチャートで20位以内に入ることで人気音楽番組『Top of the Pops』に出演を余儀なくされたが丁重に断りをいれ、代わりにElvisのそっくりさんが出演したという逸話がある。

その数ヶ月後、再び"When I Rock"でトップ10チャート入りを果たしその実力を知らしめることとなった。

10年には『8 Years Get Physical』というレーベルコンピレーションアルバムのプロデュースも任され、今後リミキサー/プロデューサーとしてのますますの活躍が期待されている。