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BEN WATT

EVERY THING BUT THE GIRL/Buzzin' Fly

1982年にTracey Thornと共に結成した"Everything But The Girl"が活動休止までの15年間、世界中の音楽シーンに残した功績は計り知れない。プラチナ/ゴールドディスクを含む9枚のアルバムを産み出し、世界中の音楽チャートで1位を記録したシングル"missing"は90年代を代表する一曲と言えるだろう。"Howie B"の勧めで、DJを始めたのが32歳の頃。ジャズ、ドラムンベース、ディープハウスなどを生まれもっての音楽センスで吸収し、すぐに、当時ロンドンでトップクラスの人気を誇るJames Lavelle主催のSwerve、Fabio主催のSwerve、Howie BのパーティーでDJをするまでに成長。

1998年、ディープハウスに魅了されたBEN WATTは自身のパーティー"Lazy Dog"をスタートすると同時に、数々のアーティストのリミックスを手掛けるようになり(Sade、Sunshine Anderson、Zero7、Maxwelなど)いわゆるメインストリームからダンスミュージックの世界へと自身の活動をシフトチェンジしていくことになる。

2003年、ディープハウス、テックハウスのシーンで、現在まで根強い人気を誇るレーベル"Buzzin' Fly"を設立。都会的で浮遊感のある音楽からスタイリッシュなアートワークに至るまで、独自の世界観を持つこのレーベルで、BEN WATTは自身の作品をリリースしながら、新しいミュージシャンの発掘に力を注ぎ、"JUSTIN MARTIN"、"Mlle Caro & Franck Garcia"、"Rodamaal"などをデビューさせてきた。"Buzzin' Fly"は、2004年にHouse Music Awardsにて、"Best Breaking Label"、2007年& 2008年連続でDJ Magazineが選ぶ"Best OfBritish Awards"に選出され、レーベル所属アーティスト"JUSTIN MARTIN"のミックスCD "Chaos Restored 2"が"Best Mix Album"に選ばれるなど、レーベルの人気も今や不動のものになっている。

2007年、BEN WATTは新たにインディー・バンドサウンドにフォーカスを当てた新しいレーベル"STRANGE FEELING"を始動。デンマークの人気バンド"Figurines"を英国デビューさせ話題となったほか、"Tigercity"、"TheUnbending Trees"など良質なバンドを抱えている。

現在は、DJとして世界中を飛び回りながら("Good Vibrations"、"Homelands"、"Coachella"、"Lovebox Weekender"、"Sonar"などのフェスにも出演) 自身のペースで良質な音楽のリリースを重ね、生涯のパートナーであるTracey Thornと3人の子供と共にロンドンで暮らしている。

http://www.myspace.com/benwatt
http://www.buzzinfly.com
http://www.strangefeelingrecords.com
http://www.ebtg.com