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Thomas Brinkmann

MaxErnst, Kompakt

ヨーロッパにおいて大きな潮流となっているミニマル/クリック・ハウス・シーンにおいて、その隆盛に大きな貢献を果たしてきたケルン在住のアーティスト。マイク・インク、リッチー・ホーティン、ダニエル・ベルらと並び’90年代以降のテクノ・ミニマリズムにおいて、真にイノベイティヴな地平を切り開いた鬼才プロデューサーであり、また名門テクノ・レーベル Max Ernst の主宰者でもある。ブリンクマンは論理的でシュールな視点を持ち、ひとつひとつの音のズレから生じる揺らぎ(=グルーヴ)を最大限に引き出す魔術師として有名。リッチー・ホウティンによる伝説のプロジェクト[Concept] シリーズのアルバムでは、トーンアームを2本に改造して、 2つの曲を同時に鳴らすことができるターンテーブルを駆使したリミックスを披露。レコードの溝にナイフでキズを入れてシーケンスを構築し、その音をイコライジングした。その他、マイク・インクの「Studio One」にも参加。自身のレーベルMax Ernstからはルチアーノ、ヴラディスラヴ・ディレイ、ナタリー・トゥーシャなどをリリースする傍ら、自身の名義ではTraum Schallplatten、RasterNoton、Kompakt、Tresor、Virgin Record, NovaMute などのビッグ・レーベルからのリリースを重ねている。またブリンクマンは、ディスコ・サンプルを執拗に反復させる、ディスコテックの快楽を独自に解釈した [ソウル・センター]名義 でも活躍している。