Cesare vs Disorder

2011-12-26 UP

Cesare VS Disorder

12月28日(水) に「STOCK5 SHOWCASEIR」にて初来日をはたすCESARE VS DISORDER。その活動はトラック制作だけではなく、レーベルオーナーや映像制作など多種に及んでいる。今回は、初来日ということで彼のバックグラウンド、活動状況などを中心に話を聞いた。

─ まずはじめにあなたの音楽のキャリアを教えてください。

そうだね、はじめにギターをやっていて、それからピアノを始めたんだ。R&Bのパーカッションやベースもやっていた時期もあったしね。
17歳の時にDJを始めたんだけど、その時はヒップホップ、トリップホップ、ドラムンベース、ダブに夢中だったよ。ミランのSAEでサウンドエンジニアの勉強をして、それからロンドンのFINE ARTS & DESIGNへ留学したんだ。その留学が本当の意味でのキャリアのスタートだと思っているかな。ロンドンへ行ってすぐにハウスやテクノ、ミニマルに興味を持ったけど、徐々にロンドンのいろんな種類の音楽にも影響されたよ。僕は、ほんとにいろんな音楽に触れてきたんだ。エレクトロニックミュージック、ロック、ジャズ、ラテン。今も昔のポップスクラシックなんかも忘れたくないね。

─ なるほど。だからあなたのリリースされる曲には、いろんなジャンルのエッセンスが入っているように思えるのですね。そんなあなたにとってもっとも影響を与えたアーティストを教えてください。

多すぎるよ(笑)。僕は常にいろんなアーティストに感化されているんだ。例えば、RadioheadやBoards of Canada。レーベルでいえば"Warp Records"や"Perlon"だね。Sebastian Bach、Ricardo Villalobosはすごく好きだし。Michael Jackson、Miles Davis、Massive Attack、Goldieからも影響を受けたね。ただ、もっともも影響を受けたとしたら一緒に制作をしたことのある身近なアーティストからかもしれないかな。Tolga Fidan、Sierra Sam、Inxec、Jeremy Caulfield、Jin Choi、Walker Barnard、Konrad Black、みんなとても特別でユニークだったよ。

─ どのようにしていつも制作しているんですか?

手順は、いたってシンプルだと思う。僕は、いろんな機材でジャムをするんだ。楽器だけでなく、ハードウェアも使ったりするんだよ。セッションをそのままレコーディングすることもあるしね。はじめは、ループだったり単体の発想だったものがいろんなシチュエーションで進化していくんだ。それはスタジオ以外でも、道ばたや旅行中の特別なシチュエーションのときにも起きるよ。そういう中でトラックを洗練させて作っていくよ。

─ 日本のDJたちは特にヨーロッパのシーンを注目しているのですが、どのような印象を持っていますか?

国によって違うと思うよ。ただ大都市のクラバーたちはクラブに関してよくわかっているね。まわりで何が起きているかわかっているし。アーティストが何をもとめているのかさえわかっている気がするよ。とてもピースでクラブをうまく楽しんでいる人が多い印象かな。いろんな人がいるから一概には言えないかな。生活習慣や文化によって変わるからね。

─ 東京では、あなたのレコードの多くが売り切れになり、あなたのリリースを待っているファンが多いです。今後のリリースの予定は?

2012年も積極的に活動していくつもり。まず1月に"Dump Unit"からJeremy Caulfieldとの共作を出す予定。もちろん"STOCK5"からもInnxec、Mikael StavostrandとのEPを何枚か出すね。あと"Vakant"からも出す予定だよ。Sierra Samと新たなプロジェクトはじめる予定だけどこれはあまり言えないんだよ。

─ また新しいことをはじめるんですね。あなたはいろいろなクレジット(Queen Atom、Sire Cactusなど)でさまざまな活動をされていますね。

だってたくさんあるほうがおもしろいじゃない? それらは、僕のさまざまな個性に関係した意味をもっているんだ。僕がいろんな方向性でここ何年も進化させてきたものが反映されていると思ってほしいよ。

─ 12月28日のSTOCK5 SHOWCASE @ AIRをさまざまな人が楽しみにしています。そこではどのようなプレイをする予定ですか?

とりあえず状況を観察してその場の雰囲気をのみ込んでみるよ。それで感じたものを出したいね。今までもセットを組んだこともないし。僕は、その瞬間で興奮したものとか、自分が気になる方向性をセットに反映しているんだ。間違いなくハウスやテクノ、ミニマルなんかの音楽が一体になるよ。それらの全てがいいグルーブになってなめらかな流れになるとだろうね。

─ 最後に今後の予定を教えてください。

多くのことが進行中かな。僕のレコードレーベル"Mean"や"Serialism"もそうだね。特に僕の映像制作を中心に行っているプロジェクトFalse Mannersからビックリするようなビデオが届けられそうだよ。いろいろ楽しみにしててね。

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