TRUS'ME

2009-10-23 UP

TRUS' ME

「TRUS'ME」……。それはマンチェスターからデトロイトへの、最大限のリスペクトを込めた回答といってもいいだろう。持ち前のブラックネスと、心地よい音色づかいを武器に、世界中のビッグネームDJを魅了した超新星。待望の初来日、そしてセカンドアルバム「In the Red」のリリースに合わせて、インタビューを敢行した。 ■「red book」オフィシャルウェブサイト http://www.red-book.net

─ 人々はあなたのことを「マンチェスターが出したデトロイトへの回答」と表現しますが、それについてどう思われますか?

僕や、Linkwood、Fudge Fingas、そしてDiscrete Unitとか、マンチェスターのやつらは、僕のレーベル「Prime Numbers」のアーティストとして、着実に新しいサウンドの礎を築いているね。それぞれデトロイトのサウンドに影響されてきたことは確かだけど、デトロイトシーンに憧れて、音を作っているわけではないんだ。実際はもっとシンプルで、僕たちが考える「Good Music」を探求しているだけ。それぞれのアーティストは「個性」を持っているから、「Prime Numbers」はできるだけ大きな入口で待ちかまえているよ。判断の基準は、僕がワクワクするかどうかかな。ね、シンプルでしょ。

─ Theo Parrish、Moodymann、Carl Craig、Gilles Peterson、JAZZANOVA、Danny Krivit、KARIZMAなど、ジャンルを越えてさまざまなアーティストにあなたの音楽はサポートされていますが、彼らに支持される理由は何だと思いますか?

僕の作品にはデトロイト、ジャズ、ハウス、ディスコなど、いろいろなシーンの音がスパイスとして散りばめられている。僕は欲ばりな性格だから、1つのことに執着して音を作ることができないんだ。Theo PariishやGilles Peterson、KARIZMAやCarl Craig、変わったところではLCD Sound Systemなどが、僕の音楽を「いい」といってくれているのはとてもうれしい。だってそれは、僕の音楽が「直線」ではなく、「波紋」のように広がっているという証明だからね。制作だけでなく、DJとしても僕は雑食で、ボサノバのトラックをJuan Atkinsのトラックに重ねたりすることに、何の抵抗もない。だからオープンなマインドを持って、僕のパーティーに遊びに来てもらいたいね。

─ あなたのセカンドアルバム「In The Red」は、あなたがネクストフェイズに進んだような印象を受けました。今作のコンセプトについて教えてください。

今回のアルバムは、居心地のいい空間から飛び出して、自分にチャレンジすることが大きなコンセプトだった。Amp FidddlerやPaul Randolphなどのヴォーカルを取り入れたことにも、そんな理由があったからなんだ。みんな前作「Working Nights」のファンだったらしくて、レコーディングもとてもいい感じで進んだ。満足のいく楽曲ばかりだよ。

─ そしていよいよ10月末から初来日ツアーとなるわけですが、その見所を教えてもらえますか?

僕は「DJも観客もうならせるDJだ」ってよくいわれるんだ。フィルターを取り払って自由に遊ぶようにDJをするから「フロアに流れる音楽=TRUS’ME」だし、それは僕の魂なんだ。絶対に楽しいから、ヒールの付いた靴なんて置いて、スニーカーで遊びに来てもらいたいね。イスに座る時間も、タバコを吸う時間も、デートの時間もない。ただ純粋に、踊れる音楽愛に溢れたパーティーを約束するよ。

─ 今回の来日ツアーで楽しみにしていることは何ですか?

日の出、女の子、食事、笑顔、あとはウォシュレット(笑)。

─ 今後の予定を教えてください。

10月24日にアルバム「In The Red」がリリースされて、あとはJazzy SportからEPが出るんだ。2010年の春にはリミックス作品を集めたアルバムがリリースされる予定だね。

─ 日本のファンにメッセージをお願いします。

過去は過去のままに……現在と未来を愛そう。

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