国内外で高い認知度を誇るForce of Natureのブレイン「KZA」。 Force of Natureとしての前アルバム「III」から約3年半を経て、ついにリリースされる初のソロアルバム「DIG AND EDIT」。 前作がリリースされてから現在までの活動や、今後の目標、また、アーティスト/DJとして活動するにあたっての現在の状況などを語ってもらった。

─ Force of Nature(以下F.O.N.)としての前アルバム「III」リリースから約3年半という期間を経て、初のソロアルバムリリースに至ったわけですが、 Force of Natureとしてではなく、ソロとしてリリースすることになったのはどういう経緯があったのでしょうか?また、それまでの間どのような活動をしていたのですか?

3枚目のアルバムのリリースツアー終了後、ソロでの活動が増え、その中で今回のソロアルバムの構想ができ上がりました。アルバム製作期間前はDJ中心の活動をしていました。

─ F.O.N.としての前作「III」は、Mule Musiqからワールドワイドでリリースされ、シングルにおいてはRadio Slave、Prins Thomas、Still Goingなどのトップアーティストのリミックスを収録して世界中でヒットし、ニューディスコシーンでの確固たるポジションを築いたように思われます。それらのリリース後、KZAさんを取り巻く環境などに変化はありましたか?

海外での認知度が高くなったように感じます。確実に以前より活動の幅が広がりやりやすくなっていますが、まだ劇的な変化にまでは至ってないです。

─ 今回のソロアルバム「DIG AND EDIT」についてお伺いしたいのですが、KZAさんがこれまでプッシュしてきたコズミックサウンドを中心に、アップリフティングなディスコハウスなどが収録されていますが、コンセプトや制作過程などについて教えていただけますか?また、サウンドエンジニアとしてKuniyuki Takahashiが全面的に参加していますが、ここでのエピソードなどあれば教えてください。

コンセプトはタイトルにした「DIG AND EDIT」です。けっこうな数とジャンルのレコードを聴き、直感でいいと思った部分を編集していました。ヨーロッパのシンセディスコやジャーマンエレクトロニクスもの、それとそのときによく聴いていた音を作品に反映させています。プリプロはほぼ自宅で行い、アディショナルのシンセやミックスをクニさんにお願いしました。クニさんにはソフトの使い方、パソコン周りのことなどをいろいろ教えていただきました。パソコンのやり過ぎで親指の皮が剥けて痛かったです。

─ アルバム中のお気に入りの曲とその理由をお願いします。

「CAPRICORN」です。昔から温めていたネタで、今回やっと形にすることができたからです。

─ ここ最近のDJ活動について教えてください。

全国各地の、大箱~小箱、屋内~野外などいろいろなパーティーでDJさせてもらってます。ジャンルとしてはディスコ、ハウス、テクノなどの4つ打ち系から、バレアリック、コズミックな感じもやってます。たまにヒップホップのパーティーに呼ばれてDJするのですが、そのときはオールドスクールな感じでやってます。

─ 昨今、日本のクラブシーンは、商業ベースのものとそうでないものの差が顕著に表れていて、クリエイティブな活動を続けるアーティストには厳しい状況かと思われるのですが、KZAさんは現状のシーンをどのように感じていますか?

自分のやっていることが商業ベースになるように日々努力しています。

─ KZAさんといえば、ヴァイナルコレクターとしても有名ですが、今でもレコードを買い続けていますか?

収入のほとんどをレコードに注ぎ込んでます。

─ 全盛期には渋谷の宇田川町だけで80軒以上のレコードショップがありましたが、多くのショップがクローズした今、どのように購入されていますか?おすすめのショップはありますか?

店舗、ネット共に活用しています。最近行った中では、新潟のCAVE RECORDSというお店がよかったです。

─ デジタルダウンロードについてはどう思われますか?Beatportなどで購入することはありますか?

便利なのでチョイチョイ利用してしまいます。テクノやテックハウスといったジャンルの音源はデータで買ってます。

─ 最近のお気に入りのリリースやアーティストは?

RUNAWAY 「A CAPRICE DRIVE」
STILL GOING 「SPAGHETTI CIRCUS」

─ パートナーのDJ KENTさんもソロアルバムを制作しているそうですが、F.O.N.としての活動の予定はありますか?

暫くはDJユニットとして活動していきます。制作についてはお互いのリリースが落ち着いてからになると思います。

─ それでは最後に、今後の活動予定や目標を教えていただけますか。

リエディットもののレーベルを始める予定です。それと同時に制作面を強化し、オリジナルの音源もリリースしていきます。

■ Artists

KZA
  • Interview

More >

pagetop