ドイツ、ハンブルグから洗練されたエレクトリックミュージックを発信するDial、smallvilleレーベルを運営し、自身もアーティストとして活躍するLawrenceことPeter Kerstenに、音楽活動、経験についてインタビューをしました。今後のリリースや、シーンの中心地であるベルリンpanorama barについての話しなど、一線で活動するアーティストならではのリアルな言葉をお楽しみください。

─ 自己紹介をお願いします。

本名はPeter Kersten。Lawrence、Stenという名義でミュージシャンとして活動していて、
Styrax, Ghostly International, Smallville, Cocoon, Mule Electronics, Kompakt and Uzuriといった
レーベルからリリースしている。
好きな曜日は月曜日で、というのは週末はgigがあるから月曜日がオフの日なんだ。プールに行ったり、友達と飲みに行ったり、こうやってインタビューも受けられるしね。

─ 地元、ハンブルグはどんなところですか?

ハンブルグはエルベ川という大きな川がある緑が多くて美しい街だよ。
ここには、僕のレーベルやmuleのアートワークを手がけているStefan MarxやDj KozeやIsolee、僕と一緒に
Smallvilleというレコードショップを運営しているJulius Steinhoff等、多くのアーティストが住んでいるんだ。

─ 音楽活動を始めたきっかけは何ですか?

90年代の終わり頃から自分の曲を作る様になって、始めた頃はリリースしようなんて思っていなかったんだけど、Carsten Jostと出会って2000年にDialというレーベルを始めて、リリースするようになったんだ。

─ ニューアルバムについて少し説明していただけますか?コンセプト等はありましたか?

MuleのToshiyaがアンビエントアルバムを作らない?て提案してくれて、そのアイディアがとても気に入ったんだ。でも作っている間にアンビエントだけでは無く、自分の中にある色んなスタイルやインスピレーションを集約するために、あえて一つのコンセプトを持つ様なことは止めたんだ。

─ 既に数回、日本に来日されていますが、どのようなイメージをお持ちですか?

日本は今までに訪れた国の中でも最も素晴らしい国だと思うよ。文化、音楽、アート、建築、
もちろんフードもね。とにかく大好きなんだ。

─ 世界中のクラブでプレイされていますが、日本のクラブやミュージシャンについてはいかがでしょうか?

例えば、ヨーロッパでもプロフェッショナルなビッグクラブからフェスティバル、小さなアンダーグランドな
ヴェニューがあるように、日本も同じ感じかな。どの国でもそのパーティー次第だね。
日本のミュージシャンならKuniyuki(Koss)は素晴らしいね。実はニューアルバムのマスタリングは彼にお願いしたんだ。

─ あなたが運営されているレーベル"dial"のレーベルナイトがベルリンのパノラマバーで行われていますが、 どのような感じですか?

Panorama Barは常に素晴らしくてエキサイティングな場所だよ。僕らのレギュラーパーティー"Dial Allnighter"には、Keith Worthy, Thomas Meinecke, Patrice Scott, Mike Huckabyといったインターナショナルなゲストも参加してくれているだ。
そして、Panorama Barで行われたMuleのアニバーサリーパーティーは忘れられないくらい素晴らしかったよ。翌日はフランスのフェスティバルでギグだったのに、ものすごい二日酔いで大変だったよ(笑)

─ あなたが運営されているレーベルdial、smallvilleはどのような感じですか?また新しく始めたレーベル LAIDはどのようなきっかけで始められたのですか?

Dialは色んな音楽に対してオープンなレーベルで、SmallvilleはStefan MarxとJulius Steinhoffと一緒に運営しているんだけど、よりハウスミュージックに特化したレーベルを始めたいと思って、Laidを始めたんだ。Rick Wade、Fred P、John Roberts等をリリースしているよ

─ ご自身のレーベル以外で、好きなレーベルはありますか?

コンスタントに素晴らしい作品をリリースしているのは、Workshop、Sound Signature、Perlon、Uzuriとかかな。もちろんMuleもね。

─ また、好きなアーティストや影響を受けたアーティストを教えて下さい。

ハウスミュージックだと、Theo ParrishとRick Wadeで、それ以外だとArthur Russell, Linda Perhacs, Gavin Bryars, Moondog, Wechsel Garland等かな。

─ 音楽以外で何か趣味や好きなことはありますか?

僕はペインティングやとてもコンセプチュアルなコンテンポラリーアートにかなりのめり込んでいて、
展覧会には良く行くね。
後、イスラエルのTel Avivという所がとても好きで良く行くんだ。素晴らしいところだよ。

─ 今後の活動予定を教えて下さい。

少し先の将来に向けては何もプランが無くて、実はこれが今の悩みなんだ。

─ 日本のファンにメッセージを頂けますか。

来年の2月にDj KozeとStefan Marxと一緒にMuleのパーティーに行く予定だから、楽しみにしていて!

■ Artists

Lawrence aka Sten
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