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DRUM CODE NIGHT

●ADAM BEYER
現在のヨーロッパ・シーンにとって、非常に大きな存在感を放ち続ける北欧テクノ・シーン。その中にあって、このストックホルム出身の Adam Beyer が果たしてきた役割というのは、非常に大きなものがあると言えるだろう。まずドラムに親しむことからスタートした Adam のキャリアは、その後ターンテーブルとサンプラーに出逢ったことをきっかけにクラブ・ミュージックへと次第に傾倒。幾つかのマイナー・リリースを経て、 '95年、当時ストックホルムに居を構えていたレーベル Planet Rhythm から傑作の呼び声高いEP "Drumcode 01″をリリースする。 そしてその翌年にリリースしたアルバム"Decoded"がいきなり世界レベルでの高い評価を獲得することで、若き Beyer は一気にテクノ・シーンにおいて注目を集める存在へと成長していく。同'96年、若干19歳で自らのレーベル"Drumcode"を始動。同時に Primate Recordings や Planet Rhythm などから、怒涛の勢いで作品をリリースし始めたAdam は、その硬派で疾走感みなぎるミニマル・サウンドで、あっと言う間に北欧テクノ・シーンにおいて中心的な役割を担うようになる。'97年にはよりソフトなテクノ・サウンドを志向するニュー・レーベル Code Red を設立。このレーベルは'99年にクローズとなるが、その後も'02年にはより幅広いサウンド・スタイルに対応するために新レーベル"Truesoul" を設立、'05年には Drumcdde"でも"Truesoul"でも追いきれない中間的なミニマル・サウンドを追い求める"Mad Eye Recordings"を設立するなど、デビューから10年経っても、その音に対する飽くなき探究心は枯れるどころか、最近ますますパワーアップしてきているとも言われている。硬質でパーカッシブなミニマル・サウンドが最大の持ち味だが、特に最近はサウンドのレンジが非常に広くなっており、その守備範囲は相当に広いと言える。また、かつては短髪スタイルだったが、最近では完全なスキンヘッドに。巨体を揺らせながら、豪快にハード・ミニマルをスピンする姿は迫力一杯で、ここ日本にも数多くのファンが存在する。


●Ida Engberg
27歳のIdaは14歳の頃にヒップホップ/ソウルのDJを開始。最初は音楽は好きで、ただ遊び半分だったが、18歳の頃には友人のバーでレギュラーDJ を務めるようになった。そのミックススキルはたちま ち話題になり、Spy Barというクラブのメインフロアでのレジデントを任されるようになった。その頃はハウス、トライバル、エレクトロを中心にかけて、自分でも存分のエン ジョイしていたようだ。彼女は当時を振り返り、その頃から本格的にキャリアがスタートしたんだと思う、と述べている。2年半レジデントを務めたのち、羽根 を広げたくなり、様々な場所で数々のギグをこなしたが、中でもイビサでの経験はどこにも変えられない衝撃を与えた。そこでミニマルテクノに出会い、完全に 夢中になった。また、イビサでは同じヴィジョンを持った多くの人に出会うことができ大きな財産となったようだ。その後ストックホルムに戻り、ベストなアンダーグラウンドクラブCocktailにてレジデントを務めるようになった。Eric Prydz、Damian Lazarus、Mandy、 Anja Schneider、Jennifer Cardini、Roger Sanchez、Steve Angelloなどとの堂々の共演を果たす。ストックホルムには数多くのプロデューサーやDJがいて、互いをサポートしているため、DJとして生活しやす い場所だと彼女は言う。DJに夢中になったのちす
ぐ、制作活動にも突入。2007年にJohn DahlbackのレーベルPickadollからSebastien LegerのRemixも入った『Disco Volante』をリリース、世界中で大ヒットを飛ばし、 Ministry Of Sound, Defected in the House, Pacha Ibizaなどのコンピレーションにも収録された。ヨーロッパ各国でもスマッシュヒットを記録、特にオランダ、ドイツ、ベルギーでの人気はすさまじいもの であった。Get Physical, Pickadollからもう2曲リリースし、どれも好評であった。彼女のセットは現場主義であり、どこの国のどんなクラブでも必ずクラウドの要望に応える ことができる。近年ではスウェーデンの盟友Adam BeyerのDrumcodeパーティに参加しはじめたIda、常に新しい音楽を向き合っている彼女のセットは必見 だ。


●CARI LEKEBUSCH
Cari Lekebuschはストックホルムを拠点に、Adam Beyer, Joel Mull, Alexi Delano, Jesper Dahlbackなどとともに活動。DJ/プロデューサーとしてのキャリア以外にも90年代中頃、自身初のレーベルHybrid Sound Architectures(H-Prodとして知られる)を立ち上げ、Kaun Trax, Djupt, Audio Mekanixc, KGB, Trainspotters Nightmare, Audio Pollution, Grundtaktなどの作品を次々をリリース。その後20年近く、この競争社会の中においても、Cariの成功はすぐに消えてしまうようなものではなかった。世界中の名だたるテクノクラブから定期的に オファーをもらい、飛び回る生活を送るようになった。クラブだけでなくI Love Techno、Time Warp, May Day, Awakenings and
Nature Oneなどという著名フェスにも出演。その幅広い作品たちはスウェーデンの名門レーベル、Drumcode, Code Red,  Truesoul、その他のレーベルNovamute, Soma, Primevilなどからもリリースされた。