2016/12/13

東欧ミニマルシーンで今最も注目を集めるTimur Bashaが初来日。独占インタビュー公開

Text: Satomi Namba
 ストイックなテクノ/ミニマルサウンド好きが注目する東ヨーロッパシーン。そのシーンを代表するウクライナ・キエフにあるヴェニューCloserの創設者の1人でありレジデントを務めるTimur Bashaが初来日。12月23日(金)札幌Precious Hall、12月24日(土)表参道VENTの2都市で公演を行う。
 
 日本ではあまり知られていないが、Closerは東ヨーロッパのアンダーグラウンドシーン、特にミニマルシーンを代表するヴェニューだ。Vera、Yone-Ko、DJ Masda、Binh、Jane Fitz、Zip、Rhadooら新進気鋭のアーティストたちがこぞって出演する。そんなCloserの創始者の1人でありレジデントのTimur Bashaは、パーティーのタイトル決めやポスター制作からブッキングやPRと、Closerの運営全般に携わっている。Closer唯一の定休日である月曜日にはスタジオで自身の音楽制作を行うという多忙な日々を送っている。彼もまだ日本での知名度は低いが、クラベリアで今年6月に配信したポッドキャストには世界中からアクセスが集中するほど人気のアーティストだ。
今回クラベリアでは来日公演を目前に控えるTimur Bashaにインタビューを行った。
 

■Timur Basha


ーーウクライナのエレクトロニックミュージックシーンは近年どのように変化していますか?
 特に去年、ウクライナの音楽シーンは大きく変わりました。若いDJ、才能あるミュージシャン、そしてRhythm Buroのような新しいレーベルがかなり増えたんです。3年前はShakolin、Vova Klk、Bambu、Timurの4人しかいなかったCloserのレジデントも、今は12人ほどいます。新しいレジデントにはブッキングマネージャーであり才能あるDJ Karine、Wicked BassレーベルのオーナーNoizar、Progressive FutureのオーナーK. Lobanovたちが含まれています。

ーーあなたが一番大切にしているCloserのコンセプトは何ですか?
 新しいアーティスト、ジャンル、コンセプト、全てに対しオープンな姿勢でいることです。僕たちは常に新しいことに挑戦したり、いろいろな体験をすることを楽しんでいます。もちろんプロとしてしっかり仕事はしますが、真面目になりすぎないようにしています。Closerは僕たちにとっても遊び場であり、人生に刺激的なアイディアを提供する場所ですから。 僕たちは常にブッキングをして、新しいアーティストや常連客と接していて、それが何より楽しいです。パーティーのオーガナイズにおいての最重要事項はシンプルで、僕たち自身が踊れるかどうか、ですね。

 
ーー今年4月にクラベリアであなたのポッドキャストを公開しました。その時のインタビューで、Closer Pizzeriaというレーベルを始動させるという話がありましたが、その後どうなりましたか?

 Closerのレジデントや友達は最高なトラックをたくさんプロデュースしています。既存のジャンルには当てはまらないような、テクノ、エレクトロ、ダブミニマルが融合したような音で、Closerの各フロアーでプレイしてもらうと最高にしっくりくるんですよね。それで僕たちが世界に発信するべき音楽はこれだって気付いたんです。レーベルの目的は至ってシンプルで、そういった僕らのソウルメイトたち(Closerのレジデントや友達)がプロデュースした音楽をリリースすること。ジャンルのリミットはないけれど、体が動く音楽。レーベル始動のアイディアは明確でしっかりとしたものでしたが、正直に話すとまだ僕の頭の中で止まっています。レーベル始動の意志はまだ強くありますが、僕は身の回りの整理やスケジューリングが下手なんです。:) 

 
ーーDJする時に心がけていることは何ですか?

 僕はギグの度に新しいアイディアをセットに反映させています。新しいことを経験することを大切にしているので、これはすごく良いセットだった、というパフォーマンスをしても、次のギグでまた同じセットを披露することはありません。そんなの退屈ですから。新しい場所、特に新しい国でギグを行う時は、その会場の雰囲気、クラウド、サウンドシステムを理解して、そこに馴染むセットをプレイするよう挑戦します。僕がDJする数時間は、そこが僕の家であり、そこにいる人は僕の親友。心からそう思えたら、親友たちに最高の音楽をシェアするため、素晴らしい時間を共有するためのセットが完成していくんです。

ーー日本でのプランは決まっていますか?
 日本はレコードをディグるのに最高の場所だと聞いたので、レコ屋は数件回る予定ですね。あとプロモーターが北海道の温泉に招待してくれたので、とても楽しみにしています。今のところ他にプランはありませんが、僕にとって一番大切なのは日本という国を肌で感じるため、インスピレーションをもらうために日本の人たちと距離を縮めることです。街中、パーティー、あらゆるところでいろいろな人とコミュニケーションをとれたらと思っています。そして何より日本のみなさんに会って一緒に踊ることを楽しみにしています!

 
- Event Information -


タイトル:FLOPPY
開催日:12月23日(金)
会場:Precious Hall Sapporo(
北海道札幌市中央区南2条西3丁目13-2
時間:23時
料金:当日 3,500円 WF 3,000円 ADV 2,500円
出演者:Timur Basha(Closer,Kiev), OCCA(ARCHIV), Yuzo Iwata aka FABIO(FLOPPY)
■イベントページ
http://www.clubberia.com/ja/events/262046-FLOPPY/

タイトル:Timur Basha ft. CB SERIES
開催日:12月24日(土)
会場:VENT(東京都港区南青山3-18-19 フェスタ表参道ビルB1F)
時間:23時
料金:当日 3,500円 FB discount 3,000円
出演者:【=ROOM1=】Timur Basha (Closer from Ukraine), DJ PI-GE (VIS REV SET / TRESVIBES SOUNDSYSTEM), Yuzo Iwata aka. Fabio (Floppy from Berlin), Satoshi Otsuki(VIS REV SET / TRESVIBES SOUNDSYSTEM) [VISUAL] REALROCKDESIGN
【=ROOM2=】 yanma, Yutaka Ebina, Murata, Yoshihisa Yuasa
■イベントページ
http://www.clubberia.com/ja/events/261620-Timur-Basha-ft-CB-SERIES/

■ Artists

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