「W HOTELS WORLDWIDE(Wホテル・ワールドワイド 以下 Wホテル)」と、世界中で人気のエナジードリンク「burn®(バーン)」が主催する、2011年に発足し2013年で3回目を迎えるアーティスト発掘プロジェクト。
選ばれたDJ/プロデューサーは、1週間の育成プログラム「DJブートキャンプ」へ参加し、業界屈指のメンターからアドバイスや、様々な切り口から業界に挑む貴重なトレーニングの機会が提供される。
そして、Wバンコクでのビックイベントへの出演を皮切りに1年間のグローバルツアーに参加し、世界中にあるWブランドのどこよりもダイナミックなホテルとエキゾチックなリトリートでプレイすることができる。今年は美しいビーチリゾートで知られるタイ・サムイ島にあるWリトリートコーサムイで「DJブートキャンプ」が行われた。




この国際的なプログラムに私たちが選ばれた事は大きな意味があると思う。

私たちは今スタート地点にいて、これからそれぞれにワールドツアーが始まり、沢山の人に自分たちのプレイを聴いてもらえる。世界中のメディアがこのプロジェクトが世間に広まる手伝いをしてくれて、実際にこれからショーも見てもらえるし、それは自分自身のキャリアにとって凄く大きな意味があると思う。誰も聴いてくれなければ自分の実力も解らないままだし、こういった機会があって嬉しいよ。

スキルはいろんなショーを見に行ったりネットで調べられるけれど、人との出会いはその場所に足を運ばなければできないものだから、このプロジェクトに参加できたことはすごく価値があると思う。今まで行ったことのない場所に行って友達ができて、今その友達や知り合いが自分の音楽を聴いてくれている。それってすごい事だと思う。

スタジオにいた時自由な時間があって、お互いの曲を聴いたりしてたわ。で気付いたのが私たちはそれぞれ得意な事が違うの。私はビートをミックスするのが苦手で、だけどそれが得意な人もいる、ベースラインや歌が得意な人もいる、だから現状に満足するんじゃなくて、より良い新しい物をいろんな人と一緒に作っていきたい。

常に同じ人たちと音楽を作り続けても進化はしない。常に新しい才能を探して一緒に新しい音を探して行くのは大切なことだと思うよ。

実は僕がDJをやり始めたのは日本が最初だったんだ。1年間日本の高松に住んでたんだけど、高松にデルタマーケットっていうバーがあって、そこのオーナーがアメリカに長く住んでいて大量のレコードを収集していたんだ。バーに入ったらターンテーブルとレコードが沢山あったから回してもいい?って聞いたら好きなようにしなよって言ってくれたんだ。だから毎週木曜日はそこでDJしてた。

大学を卒業して、高校でジャーナリズムと日本語を教えていたんだけど、DJを始めてから1回パーティーでまわすだけで教師としての給料を超える額稼げる事に気付いてしまって、迷ったけど今本気でDJをやらなかったら一生やらないな、と思ってDJとして本格的に活動する事に決めたんだよ。
それからはシカゴに引っ越して、バーを経営しつつDJとして活動してたんだ。最初は順調だったんだけど、プロデュースの仕事も始めた辺りからバーの経営にまで時間を費やせなくなってバーを売った。でもLAによくイベントを主宰してたバーがあって、そこのオーナーにすごく気に入られていたんだけど、毎週日曜日にやっているハイトってイベントで好きなようになんでもやっていいよって言ってくれたんだ。一晩3万円しかもらえないのに毎週シカゴから6万円かけてLAでDJしてたのは自分にとってすごく意味のある貴重な経験になると確信していたから。僕は何も新しくない、オールドスクールのヒップホップ、テクノをかけていただけなんだけど気付いたらどんどんイベントが有名になってセレブリティーまで遊びにくるようになったんだ。
僕の父はすごく真面目で頭の固い人で、前にも「なんでもともとあるレコードをかけるだけでお前が儲かるのか意味が分からない」って言われたよ。

ある夜にDJしてたらブースに男がきて「いいね、何かけてるの?」って聞くんだ。少し話したら「今度電話してくれないか」って言うんだよ。後日電話したら10分間のミックスを作ってほしいって言うから送ったんだ。2ヶ月経って「君は才能があるからレディー・ガガの楽曲に強力してほしい、また連絡する」って電話がきた。
それからまた3ヶ月経った1月にレディー・ガガから電話がかかってきて「ハーイ、レディー・ガガよ。一緒に曲作らない?」って留守電に入ってたんだ。いたずら電話じゃないかと思ったよ。周りの友達にレディー・ガガと仕事するかもって話しても誰も信じてくれなかったしね。で、かけ直してみたら電話に出たんだよ!で「今作ってる曲聞きたい?」って言うから送ってもらったんだ。部屋でその曲を聞いた時に震えたよ。今まで待ち望んでたビッグチャンスがこんな形で叶うなんて思ってもみなかった。そしたら「ツアーを一緒に回りたい?」って聞くから、お願いしますって言ったんだ。急いで家に帰って荷造りしてバスに飛び乗って一年半ツアーに同行したよ。帰ってきてしばらくゆっくりしようかと思ってたら彼女から電話がきて「次の曲も一緒に作らない?」っていうんだ。嘘でしょ?って感じだったよ。
それからはいろんな人に出会って、いろんな人とコラボレートして、レディー・ガガとは今は兄弟みたいな仲なんだ。アーティストとしてお互いに尊敬してるし。まあ彼女は僕よりもいろんな面でずっと頭がキレるけどね。

この1週間でどのよな指導を行っていく予定ですか?

DJ White Shadow:
まず、僕たちは2人は全く違う場所で生まれ育ったからお互いの生い立ちとか色々な話をして、技術的な話とか具体的にどういう方向でやっていくかを話していたところだよ。

James Lavelle:
僕たちは昨日やっと合流できたところだから、あと数日はDJとかレコードとか、いろんな話をしようと思っているよ。彼らの方向性を固めてこれから始まる旅を後押しできるように努力するつもりだ。僕にはこのレコードが間違いないって断言できない、1人1人違う音楽で育って気に入っているレコードがあるし、大切なのは感覚と自身だよ。決めつける事はしないけど、彼らにどんな道を進めば良いか助言する事はできる。それが1番大切な事だと思う。

DJ White Shadow:
たしかに誰も人の言いなりにはなりたくないよね。この1週間一緒に過ごせるのはすごくいい機会だと思っていて、個人的な話も沢山できるだろうし、この1週間が過ぎても彼らと良い関係を築いて行きたいよ。

James Lavelle:
たった1時間じゃなく、1週間も一緒に過ごすことはいつもと違う会話、経験、人間関係が築けるいい経験になると思う。

エントリーで集まったトラックを聴いてどう感じましたか?審査のポイントはどんなところでしたか?

DJ White Shadow:
実際僕たちが人を選んだわけじゃないんだ。でも選び方としては才能発掘、というわけじゃないんだ。こんな素晴らしい楽曲今までの人生で聞いた事ないよ!っていって選ぶわけじゃなくて、君はすでに充分素晴らしいけど、ここが欠けているから手を加えてみようか?っていう、パズルみたいな考え方なんだよ。もちろんこのプロジェクトに選ばれた時点でみんな素晴らしいし、完成したトラックも全て最高だよ。

James Lavelle:
昨日のショーでDJ White Shadowのオーディエンスに対してすごく高圧的なプレーは素晴らしかった。自分に絶対的な自身があるからできるプレーだよ。ほかのDJたちもよかった。それぞれが独自のスタイルを持っていて、独自の道を行っているすばらしいパーティーだったよ。

DJ White Shadowさんが昔高松に住んでいたという話をされていましたが、なぜ高松にいたのかとても気になります。

DJ White Shadow:
この質問は僕が9年も日本語を勉強したのに日本語がしゃべれない事実が露呈するから答えたくないなあ。。。

1995か1996年に日本に行ったんだ。日本はとてもいい所だし大好きだよ。さっきも話したけど高松のバーのオーナーが全くの素人の僕にいろいろ教えてくれたんだ。大量のレコードを持っていて、好きなように練習さてくれたんだよ。人前でプレーする前にたくさん練習できて凄く自信がついた。10代の時にお小遣いで買える程度のターンテーブルは持っていたけど本格的なセットをいじるのはその時が初めてだった。オーナーは僕がどれだけ音楽が好きか見抜いて好きなようにパーティーをやらせてくれたんだ。

James Lavelle:
僕が初めて日本に行ったのは17歳の時で、すごく疎外感を感じたよ。高松、沖縄に行ったけどそれ以来1回も行っていない。イギリスからアメリカに行った事はあったけど、日本に行ったときは全く違う感覚だった、すごいカルチャーショックだったよ。実は僕のレーベルは日本に強い影響を受けているんだ。中西俊夫と仕事をしていたし、藤原ヒロシ、高木完の3人は日本にいた時一緒に過ごした人たちだよ。

Wリトリート コーサムイのラウンジを抜けたところに広がる水盤の上に設営されたステージ、それを囲むように併設されているWOOBARとW LOUNGEを解放して開催された「DJ LAB 2013」第1弾イベント。 ブートキャンプに参加したLAB DJsと、Wホテルのグローバル・ミュージック・ディレクターを務めるMichaelangelo L’Acqua、そしてメンターのAndy Caldwellらがプレイを披露してくれた。 中でも、光っていたのがMichaelangelo L’Acqua。TPOに応じた選曲でグルーヴをキープし、そこに居る誰もが自然とパーティーを楽しめるような空間を演出していた。ジャンル的にはDEEP HOUSEを中心にしていたように思える。 パーティー中盤には約10分間も打ち上げ花火が上がったりと、音楽以外にもリゾート地ならではの素晴らしい演出が見られた。

場所を首都バンコクにあるWバンコクに移して開催された「DJ LAB 2013」第2弾イベントは、ヘッドライナーに、DJ界のパイオニアとも言えるPAUL OAKENFOLDを迎え、メンターも務めたDJ White Shadow、Andy Caldwellが脇を固めた超豪華ラインナップで開催された。当日はフロアの端から端まで人で埋め尽くされ終始盛り上がりを見せていた。広さはWOMBのメインフロアを一回り大きくしたほど。2時間ほどプレイを披露してくれたDJ White Shadowは、Seratoのコントロール・ヴァイナルを使ったアグレッシブなプレイが印象的で様々なジャンルの曲を素早い展開で繋いでいくスタイルは圧巻の一言であった。この日トリを務めたのはPAUL OAKENFOLD。最新のダンス・チューンに時より往年の名曲をちりばめた安定感のあるプレイでフロアを最高潮に持っていった。1階にあるWOOBARでも、2013年のLAB DJsがプレイを披露するなど、この日はWバンコクがクラブと化し、熱帯のバンコクの週末をさらに暑くした。

DJ LABを主催するWホテルは世界中のエネルギッシュな都市やエキゾチックな街に、16のWレジデンスをはじめ44のホテルやリトリートを展開している、先進的でモダンなデザイン主導型のライフスタイルブランド。 ファッション、音楽、エンターテインメントへの情熱から、様々な音楽イベントやファッションイベントも主催し、デザイン面では、時代の先端を行くデザインが融合したユニークかつクールな空間が印象的なハイセンスなホテルだ。 コンテンポラリーなレストランのコンセプトや、魅惑的なエンターテインメント体験、スタイリッシュなショップのコンセプト、個性的なスパ、そしてインスピレーションをかきたてるレジデンスなどを通じて、ブランドの感性を活かしたホリスティックなライフスタイルを提案している。 14年以上の実績を誇るWホテルは、2017年末までには60軒以上に増える予定。すでに発表した開業予定地は、ミラノ、上海、北京、ボゴタ、アブダビ、ムンバイ、ドバイ、ジャカルタ、パナマ、マスカッ、蘇州、長沙、ニューデリー、クアラルンプール、サンタフェ、メキシコ。Wリトリートはヴェルビエール、ゴア、メキシコのリビエラマヤにも近く誕生する。

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現代の天国とも言えるWリトリート コーサムイは、タイランド湾の日の出と日没のパノラマビューを堪能できる浜沿いの絶好の立地に位置する。壮麗なデザインと美しいオーシャンビューを誇るWオリジナルのWラウンジ(Wブランドで従来のホテルロビーを定義し直したもの)が、リトリートに到着するゲストを迎えてくれる。Wラウンジのキーエレメントは、ハスの花の形にインスパイアされた水とリラクゼーションのエリア。

出来立てのごちそう、グルメピザ、インスピレーションに富んだビュッフェなどを提供する「キッチンテーブル」。
新しいモダンなスタイルでアジア料理が提供される和食レストラン「ナム」。

アジア初のタイマズカルトリートメントが堪能できるWリトリート コーサムイのオリジナルスパ「アウェイスパ」。
最新のフィットネス設備がそろったジム「スウェット」。

マリンスポーツも楽しめるプライベートビーチと、ビーチに併設されているバー「シップバー」。

ゲストルームは、木製で統一されたモダンでハイセンスな空間。のびのびくつろげる「ジャングルオアシス」、庭園に囲まれた「トロピカルオアシス」、輝く海と明るい空が一望できる「オーシャンビューエスケープ」、ビーチからすぐのプライベートな隠れ家「オーシャンフロントヘイヴン」などがあり、全てのヴィラにプライベートプール、デイベッド、屋外シャワーが設備されている。

夜の帳が下りたら、リトリートは息を吹き返し、エネルギーに満ちあふれた社交の場へと変貌。

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Wバンコクは、31階建てのモダンなガラスタワーと、以前はロシア大使館が入居していた築100年ほどのヨーロッパ風の建物から成り、2012年12月にプレオープンし2013年春にオープンしたばかりの新しいホテル。
場所は、サトーン通りとナラティワート通りの交差点(高級街エンバシーロウ)に位置し、バンコクの高架鉄道システム、BTSへのアクセスも良好で移動するにも便利な立地にある。
ホテルタワーの土台部分は、歴史的な建物や昼夜で変化する鮮やかなイルミネーションの背景となるように演出設計されている。ホテルの内装には、タイの寺院や宮殿でよく見られるカラフルできらめくガラスタイルを模したデザインが採用され、神秘的な雰囲気を醸し出したタイ風のアートが館内にちりばめられている。

Wバンコクは、10室の「マーベラススイート」、4室の「デュープレックススイート」、1室の「WOWスイート」、そしてWブランドオリジナルの「エクストリームWOWスイート」を含む403室のゲストルームとスイートがある。ゲストルームは、フロアごとにゴールド、ブルー、またはマゼンタの宝石調アクセサリーでデザイン。高コントラストな環境光と照明、色付きガラスパネル、その他アクセサリーを配することで、神秘的な光を演出している。

Wホテルをはじめ、セントレジス、ウェスティン、シェラトンなどを展開する、スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドが所有するブランド「ラグジュアリー コレクション」は、伝統ある宮殿、静かな別荘、時間を超えた魅力とモダンさを兼ね備えたコレクションライン。
その「ラグジュアリー コレクション」の新しいリトリート「ヴァナベッレ ラグジュアリー コレクション リゾート コーサムイ」が2013年1月にサムイ島に誕生した。
タイ国内の「ラグジュアリー コレクション」は、バンコクのシェラトン グランデ スクンビット、プーケットのナカアイランドに次いで、3つ目のプロパティになる。サムイ空港から車で15分の穏やかな入り江に位置し、緑豊かな環境とタイランド湾が一望できる究極の癒し空間である。

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緑に囲まれたエントランス。ジュエリーなどが展示された開放的なロビーラウンジからは、素晴らしいサンセットが楽しめ、夜になるとライトアップされた幻想的な空間に。

レストランの「キレー」では朝食とディナーに各国料理とタイ料理を提供。
ビーチサイドのレストラン「パナリ」ではランチとディナーにイタリア料理が楽しめる。もちろんルームサービスも利用可能。

日中はメインプールやフィットネス、プライベートビーチでマリンスポーツを楽しんだ後に、深くリラックスできるマッサージトリートメントが魅力的な「ヴァナスパ」で癒されたい。

ゲストルームは、「トロピカルプールヴィラ」、「グランドプールスイート」、「オーシャンビュープールスイート」などがあり、室内とテラスを仕切る大きなガラス扉が印象的で、外に広がる景色が室内からも一望できる開放的な造りになっている。
全室に専用プールが設備されており、プールサイドのテラスから眺めるどこまでも青い海と空はゲストだけの物。

リトリート内にある図書館では読書も楽しめる。ヴィラや各施設を結ぶ道には、いたるところに彫刻や芸術作品が。
そしてリトリートは夕暮れとともに幻想的でロマンチック雰囲気に一変する。

DJ LAB 2013のアンプ内蔵小型USBスピーカーを読者へプレゼント!
WバンコクとDJ LABのロゴが入った缶のようなユニークなデザインで、小型ながらしっかりとした重低音の迫力のあるサウンドを再現。充電式なので、プラグをつなげば、いつでもどこでもミュージックスタート!

賞品:「DJ LAB 2013」USBポータブルスピーカー
応募期間:2013年11月6日(水)〜11月12日(火)
当選数:1名様
応募方法:clubberia facebookページよりご応募ください。

■提供
W Hotels Worldwide
http://www.starwoodhotels.com/whotels/

burn®
https://burn.com/