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BT

ブライアン・トランソー(Brian Wayne Transeau、1971年10月4日 - )通称BTは、アメリカ合衆国メリーランド州ロックヴィル出身のエレクトロニカアーティスト。3才からピアノ演奏、およびクラシック音楽を学び、カリフォルニア州ロサンゼルスへ移る前に1年の間 【バークリー音楽院】に通った経歴を持つ。

現在までSTING、Britney Spears、Sarah McLachlan、Madonna、Peter Gabriel等のスーパースター達のプロデュースを手掛けてきた実力派コンポーザー・プロデューサーであり、また『Go』(1999年)、『アンダー・サスピション』(2000年)、『ドリヴン』(2001年)、『ワイルドスピード』(2001年)、『モンスター』(2003年)、『ステルス』(2005年)、『アンダークラスマン』(2005年)など多くの映画音楽の作曲に携わっている。その才能はPeter Gabrielに「BTの作る音楽は、魅惑的な旅のようだ。彼はプログラムの名手であるだけではなく、極めて才能溢れるミュージシャンだ。」と言わしめたほどだ。

1995年から今まで多くのフル・アルバムをリリースしてきたBTであるが、2006年にリリースされた「This Binary Universe」は、キーボード・マガジンに「100年後に21世紀初の大作として記憶に残るほどの作品」と評価されたほか、2010年に発売された2時間におよぶ2枚組アルバム 「These Hopeful Machines」は多くのプロデューサーや作曲家の手本となるような、技術・作曲の手腕を見せている。また言わずと知れたPaul van Dykとの共作であり名作 “Flaming June”、Tiestoの曲 “Love Comes Again”にはボーカルとして参加し大ヒット。2012年には新進気鋭のDJ・プロデューサー、ARTYとの共作“Must Be The Love”をリリースし話題を呼んだ。アンダーグラウンドに留まりがちな実験的手法を積極的に用いて、誰にでも聴き心地のよいサウンドへと仕上げる手腕は、驚嘆させられるばかりだ。

2012年5月にはArmin van Buurenのレーベル、[ARMADA]に参加。今年の8月には、ニューアルバム 「A SONG ACROSS WIRES」がリリース予定。

Synth Wizard(シンセサイザーの魔法使い)、エレクトロニック・ミュージックの天才と呼ばれるBTが満を持してageHaに登場する。どんなステージを見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。