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Hirokazu Taguchi

OTONO主宰/DJ。
1996年、DJ活動開始。名古屋を代表する国内最高峰クラスのクラブ「MAGO」をホームグラウンドとしレジデントでプレイする傍ら、その他クラブパーティへのゲスト出演、日本各地へのDJ行脚を精力的に敢行。テクノ黎明期から活動を続け、今尚、現役で名古屋テクノシーン最前線を牽引する稀有な存在。これまでに、石野卓球, Ken Ishii, Chris Liebing, Ben Klock, Surgeon, Westbam, Adam Beyer, Cari Lekebusch, Tommy Four Seven, Milton Bradley, RYUKYUDISKO, DJ TASAKA, SUNSEAKER等、国内外の数々のビッグネームと共演。ハード過ぎずディープ過ぎないその独特なプレイスタイルは、名古屋テクノシーンに於いて、暫くの間孤高であるかのように思われたが、2005年、自身の中で極めて重要な分水嶺となる中部地区最古最長のマンスリーテクノパーティ『OTONOKO』との邂逅により、瞬く間にパーティの屋台骨として確固たる不動の地位を確立する。2013年、『OTONOKO』の心臓部を基にメンバーと共立した『OTONO』では、Exclusive & Exhaustiveと銘打ち、それまで以上に、より高濃度な「テクノ」にフォーカスを当て、執拗なまでに一辺倒で一切の妥協を許さないそのテクノ偏愛と元来より賜った類稀な先見の明により、無駄なものを徹底的に排除し、「ただひたすらにテクノで踊り続ける究極の空間」を構築すべく、MAGOにて同名のパーティを主催。次世代シーンの代表格であるEduardo De La Calle, Hironori Takahashiと立て続けに招聘し大成功を収め、僅か半年という間に『OTONO』の名を名古屋テクノシーンに知らしめる。頑なに完全ヴァイナルオンリーに拘り、洗練されたスキルを駆使した緻密なMIXプログラミングを全身全霊で体現する屈強かつ鞏固なプレイは、正しく名実共に完全なるテクノマシンとの呼び名も高く、広範囲かつ極一部の熱狂的なフォロワーから歓喜喝采を得ている。今日の名古屋アンダーグラウンドテクノシーンを語る上で欠かす事の出来ない最重要人物である。