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Jamie Jones

Crosstown Rebels / Hot Natured

ホームレーベル<Crosstown Rebels>のブライテストホープであり、ユニークでバラエティに富んだサウンドで世界中のファンを魅了し、月並みのプロデューサーたちを尻目に瞬く間にスターダムにのし上がったジェイミー・ジョーンズ。まさに今のハウス/テクノ界における"輝ける星"である。

故郷ウェールズを離れ、進学先に選んだロンドンでクラブカルチャーに出会い、すっかりその魅力に心を奪われた彼は、学生を続ける傍らイーストロンドンでパーティーを開き、FabricでレギュラーDJとして活動を続け、徐々にその頭角を表していくことになる。また、毎年夏の大半を過ごしていたイビサでの経験が、DJ/プロデューサーとしてのジェイミー・ジョーンズを形成していったと言えるだろう。Space Terrace、Manumission's Music Box Room、DC10(彼がイビサで初めてレジデントを獲得したクラブ)などでDJとしての腕を磨き、ソウルフルかつバウンシーでグルーヴ感に溢れたサウンドを確立していく。そんなイビサでの夏のある日、彼は長い時間をかけて制作した'Amazon'を初披露した。そのプレイが<Freakn' Chic>のレーベルオーナーであるDan Ghenaciaの耳に留まり、すぐさまレコードディールを獲得。そしてその'Amazon'はレーベル設立以来の大ヒットを記録する。それは彼にとって、デトロイトテクノの大御所Carl Craigやカナダ出身のプロデューサーMathew Jonsonなど、シーンの最前線で活躍するDJの仲間入りを果たした瞬間となったのだ。そして今ジェイミーは、イビサのパーティー・ミュージックシーンに欠かせない存在にまでなっている。

'Amazon'の発表以降、彼の特徴とも言えるグラグラのベースライン、クリスピーなスネア、まるで催眠術にでもかかったようなシンセサウンド全開で、Crosstown Rebels、Cocoon、Poker Flat、Get Physicalといった著名レーベルから傑作を次々と発表。また、自身のエディットレーベル<Hot Natured>からもヒット作をリリース。中でも、2008年にリリースされたKasakazi、Simon Bakerとの共作'Get Digital'は大絶賛を浴び、続く2009年に発表したデビューアルバム『Don't You Remember The Future』からの1stシングル'Summertime'は、マイアミ「Winter Music Conference」で大きな話題を呼び、同年の「DJ Mag」"Best Producer"、"Best Dance Single"の2冠を獲得!アルバムから3曲同時に「beatport」のトップチャートにランクインするという偉業も達成する。

2011年その評価は更に加速し、プロデューサーとして数々のクリエイションを生み出し、DJとしてワールドワイドに活躍。ネット上のダンスミュージックバイブル「Resident Advisor」"Top DJs of 2011" では堂々1位にランクイン!いま世界で最も注目されているプロデューサー/DJのひとり。